映画『グレムリン』では、3つの約束があったので、その内容と破ってはいけない理由を解説します。
映画『グレムリン』のキャスト
アメリカ合衆国の映画『グレムリン』は、日本では1984年12月8日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- ビリー(演:ザック・ギャリガン)ギズモを愛する青年
- ケイト(演:フィービー・ケイツ)ビリーの同僚
- ランダル・ペルツァー(演:ホイト・アクストン)ビリーの父親
- リン・ペルツァー(演:フランシス・リー・マッケイン)ビリーの母親
- バーニー(演:マッシュルーム)ビリーの愛犬
- ルビー・ディーグル(演:ポリー・ホリデイ)ディーグル不動産のオーナー
- マレー・フッターマン(演:ディック・ミラー)グレムリンを毛嫌いする男性
- ロイ・ハンソン(演:グリン・ターマン)モグワイを実験する理科の教師
- ジェラルド・ホプキンス(演:ジャッジ・ラインホルド)ビリーの同僚
- ピート・ファウンテン(演:コリー・フェルドマン)ビリーと親しい少年
- フランク・ライリー(演:スコット・ブレイディ)保安官
- ブレント・フライ(演:ジョナサン・バンクス)保安官補
- コーベン(演:エドワード・アンドリュース)ビリーの上司
- ハリス(演:ベリンダ・バラスキ)貧乏暮しをする夫人
- モロー(演:ジョン・C・ベッカー)キングトン・フェールズの医者
- バートレット神父(演:ウィリアム・シャラート)教会の神父
- アンダーソン(演:ハリー・ケリー・ジュニア)カウボーイをかぶった住民
- デイブ・マイヤーズ(演:ジョー・ブルックス)サンタの仮装をする住民
映画『グレムリン』のストーリー
ランダル・ペルツァーは、ある骨董屋に入ると、可愛らしいモグワイを見て「これをくれないか?家族にクリスマスプレゼントしたいんだ」と頼み込みますが、店主は「これは売り物じゃないんだ」と断られます。
仕方なく、店を出ていくと、店主の孫が「あの、本当はお金に困っているんです、だから、内緒でモグワイを売ります……ただ、3つの事は絶対に守って下さい」
「3つ?」「そうです、1つ目は水に濡らさないこと。 2つ目は光を当てないこと。 そして3つ目は、真夜中の12時過ぎには絶対に食べ物を与えない事です」
ランダル・ペルツァーは、息子にモグワイをプレゼントすると、ビリーは「パパ、ありがとう、凄く可愛いね。よし、ギズモと名付けよう」
ところが、家に遊びに来ていたピートが誤って、水をこぼしてしまい、ギズモにかかってしまったのです。そうすると、ギズモの背中から、次々に毛玉が『ポンッ!ポン!』と飛び出してきて、毛玉からギズモそっくりのモグワイが誕生していきました。
ビリーは「これは凄い」と思って、理科の先生に見せると「これは興味深い、1匹貸してくれないか、研究してみたい」「ええ、いいですよ」
家に帰ると、ビリーは、モグワイたちが夜遅くになっても、ウルサイので、0時前だった事もあり、お菓子をあげてしまいました。ところが、時計が壊れていて、すでに0時を過ぎていたのです。
真夜中の12時(0時)を過ぎてから、お菓子を食べてしまったモグワイたちは、凶暴な怪獣に変身してしまい、多くの住民たちを襲撃してしまい、人々はパニックに陥ってしまいます。
ビリーは、保安官たちに事情を説明しても「それはすごいな」と笑われて、とりあってもらえません。はたして、この町はどうなってしまうのでしょうか?
『3つの約束の内容と破ってはいけない理由』
骨董屋の店主の孫は、ビリーの父親に、3つの約束をさせます。その内容は、以下の通りでした。
- 水に濡らさない事
- 光を当てない事
- 真夜中の12時過ぎに食べ物を与えない事
1つ目は、グレムリンを水で濡らしてしまうと、次々に分身が出きてしまい、その分身はギズモとは違って、意地悪な生き物だからでした。
2つ目は、グレムリンは光が苦手なので、出来るだけ光を当てない事が重要だからです。
3つ目は、真夜中の12時過ぎに食べ物を与えてしまったら、性格の悪いモグワイが、凶暴な怪獣に変身してしまうからです。水に濡れる前は、イタズラ程度でしたが、怪獣になったら、本気で人間を殺害しようとしました。
このような理由から、3つの約束を守る必要があったのに、ビリーは愚かにも全ての約束を破ってしまい、町はパニックに陥ってしまいます。
映画『グレムリン』のまとめ
グレムリンを見た感想について、詳しく解説します。
映画『グレムリン』のオススメ層
昔の映画ですが、今、見ても面白く感じるので、傑作というのはいつまでも色褪せないものかもしれません。
さらに、可愛らしいギズモが登場するので、クリスマスの時期に家族そろって見てみるのも、悪くはないでしょう。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『グレムリン』の残念な所
ビリーは、忠告されていたにも関わらず、その全てを破ってしまい『なんだかなぁ』と思ってしまう作品でしたね。
しかも、分裂してしまったモグワイが、ギズモをイジメてしまうので、少しギズモが可哀想でした。
映画『グレムリン』の見所
ラストシーンでは、骨董屋の店主がギズモを引き取りに来てしまいますが『君の家にもグレムリンが潜んでいるかもしれない』というセリフが登場して、なかなかイキのある演出だったなぁと思いました。
それにしてもギズモは、凄く愛くるしい感じがしますね。あれを見たら飼いたいと想う気持ちは分かりますが、やはり、それは人間のエゴなのかもしれません。