ダニエル・クランプ会長たちの自然を無視した考えとは？映画『グレムリン2 新・種・誕・生』

映画『グレムリン2 新・種・誕・生』では、ダニエル・クランプ会長たちが自然を無視した考えを実行に移すので、詳しく紹介します。

アメリカ合衆国のSF映画『グレムリン2 新・種・誕・生』は、日本では1990年8月3日に公開されました。

中国の骨董屋がつぶれてしまい、クランプによって再開発が一気に進めらていき、ギズモは逃げ出そうとしますが、そこに怪しげな男に捕まってしまいます。

怪しげな男は、ギズモを遺伝子研究所へ連行しますが、そこにやってきた研究者は、体を切り刻んで生体実験を行おうと企んでしまうのです。

同じビルの違うオフィスで、ビリーが働いていたら、配達員が、聞き覚えのある口笛を吹いていたので「それ、どこで？」と聞くと「このビルの遺伝子研究所だよ」と教えられます。

早速、行ってみると、そこにギズモが閉じ込められていたので、すぐに連れ出していきます。

ところが、社長から、自分の仕事ぶりをオーナーに褒められると、女上司のマーラから『やるじゃない、ビリー』と思われて、しつこく食事を迫られてしまい、断れなくなってしまいました。

ビリーは、仕方なく、恋人のケイトに「ギズモをかくまってもらえないか？」と頼み込むので「本気なの？また大変な事になってしまう」と心配されます。

その不安は的中してしまい、ギズモは水をかぶってしまい、凶悪なグレムリンが次々に誕生していました。

ケイトは、そうとも知らず、凶暴なほうのグレムリンをギズモだと勘違いしてしまい、家に運んで、かくまってしまいます。凶暴なグレムリンはいたずらばかりして、ケイトは困り果ててしまいます。

そこにビリーが帰ってきて「…コイツは、ギズモじゃない」と思い、すぐにバッグにしまって、ギズモの救出に向かって行きました。

ところが、凶暴な怪獣たちによって、ビルは無茶苦茶になってしまって、収拾がつかない状況に陥っていたのです！

グレムリンには、絶対的な弱点があり、それが太陽光でした。

太陽光を浴びたら、弱ってしまい、人間に反抗する事が難しくなっていきます。そこで、ビリーはダニエル・クランプ会長に「グレムリンに太陽光を浴びせてやっつけるんです」と提案します。

しかし、グレムリンたちも日没時間は分かっているので、太陽が沈むまではビルの中で閉じこもって、夜中に外へ出て暴れ出す危険性がありました。

ダニエル・クランプ会長やビリーたちは、ビルの時計を3時間まで進ませておいて、まだ日没になっていないうちに、グレムリンを早めに外へ出させて退治しようと考えつきます。

さらに、太陽の光が見えないように、ビルの外からカバーをかけて、完全に外からの光をシャットアウトして、グレムリンを退治しようと企みます。

それは、自然の法則を無視した方法であり、グレムリンを騙す天才的な作戦と言えます。

www.akira-movies-drama.com映画『グレムリン2 新・種・誕・生』の前作では、なぜギズモが、人間社会と関わるようになったのか？それが丁寧に描かれています。

事の発端は、ビリーの父親が、可愛いギズモをクリスマスプレゼントとして、息子に渡してあげたいと思った事が原因でした。

しかし、ギズモを飼うのに、守らなければいけない約束を次々に破ってしまい、とんでもない事になってしまいます。

もしも、グレムリンについて詳しく知りたい方は、前作と今作の両方を見ておく事をオススメします。

引用：https://www.amazon.co.jp/

グレムリン2 新・種・誕・生を見た感想について、詳しく解説します。

可愛いギズモが登場するので、子供から女性まで、気にいる作品でしょう。ただし、かなりグロテスクなグレムリンが登場するので、そういったものが苦手な方は要注意ですね。

ビリーが、懸命になって、グレムリンの凶暴さを訴えますが、周りから全く信頼されてなくて、かなり残念な所でした。

しかし、凶暴なグレムリンが登場したら、次第に信頼されていくので、そこだけが救いという感じがしますね。

ビリーが、恋人から浮気を疑われて「覚悟しといて」と言われるのは、なかなか面白かったですね。

しかも、ビリーが、女上司からキツく言われていたのに、オーナーに認められたら、手のひらを返したかのように、食事にしつこく誘う所も、今作の大きな見所ですね。