映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』では、竜尉隊長が、なぜエビラの弱点に気づけたのか?その理由について解説します。
- 映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のキャスト
- 映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のストーリー
- 『竜尉隊長がエビラの弱点に気づけた理由』
- 『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』と他の映画を比較
- 映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のまとめ
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のキャスト
日本の恐竜映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』は、1966年に公開されました。
監督&脚本
監督&
登場人物&俳優
- 吉村(演:宝田明)ヨットで休んでいた男性
- ダヨ(演:水野久美)インファント島の娘で脱走を試みる
- 竜尉隊長(演:平田昭彦)赤イ竹の警備隊長で、横暴な性格
- 良太(演:渡辺徹)イタコの言葉を信じて、兄を探す人物
- 彌太(演:伊吹徹)良太の兄
- 市野(演:当銀長太郎)山岳部にいた事があっても、ゴジラに怯える男性
- カネ(演:中北千枝子)彌太と良太の母親
- 小美人(演:ペア・バンビ)モスラに寄り添う女性
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のストーリー
良太たちは、ヨットを見て、思わず興味がわいてしまい、船内に入っていくと、そこに吉村が横になっていて「何だ?お前ら」と声をかけてきたので、驚いてしまいます。
「いや、ちょっとヨットを見て、興味がわいてしまって」「興味がわいたら、無断で侵入して良いって法は無いぞ?まぁ、いい。明日になったら、出ていけ。今日は泊めてやる」
翌朝になると、良太が勝手に帆をあげて航行していたので、吉村は「何をしている!早く帆を下げろ」と迫りますが「嫌だ!俺はいなくなった兄ちゃんを探すんだ」と聞く耳を持ちません。
ところが、吉村たちは、ある島にたどり着いてしまい、そこでは多くのヤシの実がありましたが、武器らしき物が落ちていたのです。
「ここは無人島じゃないな」と感づいてしまいますが、ここでは竜尉隊長が、エビラという怪獣を悪用して、島民たちをこきつかって重労働させていたのです。
もしも、島から逃げようとしたら、エビラの餌食になってしまいますが、そのエビラは黄色い汁が苦手であり、竜尉隊長は島民たちに黄色い果実から汁を作り出して、怪獣をコントロールしていました。
その頃、良太だけは、モスラのいる島へ逃れる事ができて、兄と再会をして、島の人たちを助けられないか、直談判を試みていました。
吉村たちは、山の奥底にゴジラが眠っている事に気付いて「よし、島民たちを救うために、ゴジラを起こして、あいつらをやっつけよう」と動き出します。
何とか、ゴジラを叩き起こす事に成功して、思惑どおり、島民たちを苦しめる軍隊と戦い始めます。
その間に、モスラが島に向かって、重労働させられていた島民たちを救出しようとしますが、上手くいくのでしょうか?
『竜尉隊長がエビラの弱点に気づけた理由』
竜尉隊長は、エビラが、黄色い汁が苦手である事に気付いて、それを悪用して、エビラをコントロールして、島から逃げ出そうとする物を始末する監視役にさせてしまいます。
ここで、疑問なのは、なぜ竜尉隊長は、エビラの弱点に気づけたかという事です。
島には、科学技術に詳しい研究者たちも多く働いていたので、竜尉隊長はエビラという怪獣を何とか監視下に置けないかと考えて、今まで色々な物を試してみて、何が苦手なのか探りあてたのではないでしょうか?
そして、黄色い汁が苦手である事に気付いてしまい、エビラは、良いようにコントロールされてしまった訳ですね。
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』と他の映画を比較
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘では、多くの怪獣が入り乱れてしまうので、モスラの活躍が少し霞(かす)んで見えてしまいました。
それに引き換え、映画『モスラ対ゴジラ』では、モスラが存分に活躍をして、ゴジラと激しい対決をしていくので、モスラの活躍を多く見たい方には、モスラ対ゴジラのほうが、オススメですね。
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のまとめ
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のオススメ層
ゴジラ・エビラ・モスラたちが登場するので、多くの怪獣を見たい方には、オススメの映画ですね。
さらに、良太が何とか兄を助けようとするので、兄弟で一緒に見てみるのも悪くはありません。
- 怪獣好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 兄弟同士:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』の残念な所
吉村は、強盗をしてしまい、ヨットで寝ていたとは言え、良太のワガママに付き合わされてしまい、少し不憫に見えてしまいました。
これもやはり、因果応報というものかもしれませんが、良太は全く悪びれない感じがしてしまい、そこは残念な所でした。
映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』の見所
エビラは、黄色い汁が苦手だったので、その黄色い汁を偽物とすり替えて、軍隊を騙そうとするのは、なかなか頭の良い所だなと感心させられましたね。
怪獣が入り乱れてしまうので、モスラの魅力は薄れてしまったのは残念な所ですが、その代わり、多くの怪獣が見られるので、そこは今作の大きな見所です。