おるい役の篠原ゆき子が佐藤浩市を騙した深い理由!映画『仕掛人・藤枝梅安2』

映画『仕掛人・藤枝梅安2』では、おるい(演:篠原ゆき子)が、夫(演:佐藤浩市)を騙したのは、助かりたいだけではなかったので、詳しく紹介します。

映画『仕掛人・藤枝梅安2』のキャスト

日本の時代劇の映画『仕掛人・藤枝梅安2』は、2023年4月7日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『仕掛人・藤枝梅安2』のストーリー

藤枝梅安は、母親が娘を連れて、家を出て行ってしまい、貧しい生活を送るようになってしまいましたが、鍼師(はりし)の津山悦堂に声をかけられて、弟子入りする事になります。

やがて、恩師の津山悦堂は亡くなってしまい、鍼師として働くようになりますが、お客である、おるい(演:篠原ゆき子)に誘われてしまうのです。

おるいは、井上半十郎の妻だったにも関わらず、不義密通を行ってしまい、二人は深い関係に落ちていきます。

しかし、夫にバレてしまったら、おるいは「私は不義密通をしたのではなく、あの男にてごめ(暴行)されてしまったんです」と嘘をついてしまうのです。

藤枝梅安は、怒り狂った井上半十郎から叩きのめされてしまい『俺は、先生の名前を汚してしまった』と恥じてしまい、旅立とうとします。

しかし、おるいがやってきて「本当に申し訳ない。嘘をつかなければ、私が成敗されていた。どこかへ行こうとしても、あの人は絶対に許さない。私と一緒に死んでおくれ」と、せがまれてしまいます。

藤枝梅安は、その姿に、かつて母親のあさましい姿と重ね合わせてしまい、恩師から教えてもらった、鍼師の仕事を悪用してしまい、針を使って、おるいの命を奪ってしまったのです!

篠原ゆき子佐藤浩市を騙したのは深い理由がある?』

www.instagram.com井上半十郎(演:佐藤浩市)が、妻を襲ったと聞いても、藤枝梅安の命まで奪おうとはしませんでした。

その理由は、妻が嘘を付いている事を薄々、気づいていたからです。そのため、おるい(演:篠原ゆき子)は、成敗されない事を見越して、嘘をついた可能性が高いです。

そうなってくると、なぜ、こんな嘘をついたのかと言えば、自分が夫から嫌われて、距離を置かれた状態で、藤枝梅安と一緒になりたかったからではないでしょうか?

二人で、遠くへ逃げようと考えて、それができなければ、二人で死のうと考えて、わざと藤枝梅安に危機に陥らせて、断られる余地を無くしたかったと考えられます。

映画『仕掛人・藤枝梅安2』のまとめ

引用:https://baian-movie.com/

おるい(演:篠原ゆき子)は、とんでもない悪女という感じがして、女性を見た目(容姿)で判断するのは、いかに危険な事か?肌で感じる映画でした。

この映画は、女性が暴行されてしまうシーンもあって、目を覆いたくなる所がありますが、人間関係のドロドロした所や、強い絆を見事に描いていて、見ているだけで、うならされるものがあります。