映画『世界の終わりから』では、ハナ(演:伊東蒼)の母親(演:市川由衣)が禁断の行為に及んで、ハナが苦しむ事になるので詳しく紹介します。
映画『世界の終わりから』のキャスト
日本のSF映画『世界の終わりから』は、2023年4月7日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- ハナ(演:伊東蒼)世界に絶望する女子高生
- 江崎(演:毎熊克哉)政府の特別機関に所属する人物
- 佐伯(演:朝比奈彩)江崎の同僚
- ユキ(演:増田光桜)ハナに大きく関わる人物
- 若き女性(演:市川由衣)ハナの母親
- 謎の多い女性(演:冨永愛)ユキを救おうとする女性
- 老婆(演:夏木マリ)ハナに世界を託そうとする人物
- 不良(演:山本舞香)ハナをいたぶる不良
映画『世界の終わりから』のストーリー
ハナは、両親に先立たれてしまい、祖母の介護もしなくてはいけませんでした。そんな時に、特別機関から「あなたが、不思議な夢を見た内容を教えてくれなければ、世界があと2週間で終わってしまう」と教えられます。
仕方なく、不思議な夢を見た内容を教えていきますが、自分の事を親身になって心配してくれる江崎が亡くなってしまい、特別機関は江崎が亡くなる事を知っていた癖に教えなかったのではないかと不信感を募らせます。
これ以上は、もう協力したくないと訴えると、特別機関に協力していた老婆から「実はね、ハナ。あなたのお母さん(演:市川由衣)も、同じ機関で働いていたの」
「えぇ?」と驚いてしまいますが、実はハナの命は7歳で終わる所でした。しかし、母は禁断の行為に及び、自分と夫の命を差し出して、ハナが生きながらえるようにしたのです。
老婆は「私たちにはルールがある。自分のために未来を変えようとしたら、自分の命と、それ以上のものを差し出さなくてはいけない」と教えられますが、それは結果的にハナを苦しめる事になってしまいました。
自分のせいで、両親が死んだ事を知って絶望してしまいますが、このまま世界は滅んでしまうのでしょうか?
『市川由衣が禁断の行為に及んで伊東蒼を苦しめる』
ハナ(演:伊東蒼)は、本当は7歳で死ぬハズだったのに、母(演:市川由衣)が自分と夫の命を差し出す代わりに、ハナじゃ生きながらえる事になります。
しかし、両親がいなくなったハナは、貧乏な生活を余儀なくされてしまい、メイクの仕事をするのが夢だったのに、それを諦めるハメになってしまいました。
さらに、1回だけ体を売る仕事して、お金を稼いでしまいますが、その行為を録画されていて、不良たちに動画をばらまかれたくなかったら、5万円を持ってこいと恐喝されてしまうのです。
母のおかげで、生きながらえても、結果的に娘が苦しむ事になってしまったので、皮肉な話ですね。
映画『世界の終わりから』のまとめ
母(演:市川由衣)が、娘(演:伊東蒼)のためを思って、命を差し出したのに、ハナが苦しむ事になってしまって、何とも切ない映画でした。
それでも、母が生きていた時に、ハナが幸せそうなシーンが流れた時は、少しだけ、ほっこりするものがありますね。