引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/
朝ドラ『らんまん 第21話』では、警官隊が集会を解散しようとしますが、それには、ある条例が関係している可能性が高いので詳しく紹介します。
朝ドラ『らんまん 第21話』のキャスト
らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。
監修&演出
- 監修:田中伸幸
- 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志
登場人物&俳優
- 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
- 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
- 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
- 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
- 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
- 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
- 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
- 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親
- 竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
- 竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
- 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
- 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
- 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
- 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
- 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
- 槙野万太郎が憧れる植物学者
- 楠野喜江(演:島崎和歌子)自由民権運動を応援する女性
- 早川逸馬(演:宮野真守)自由民権運動家
- 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
朝ドラ『らんまん 第21話』のストーリー
槙野万太郎は、竹雄と共に、槙野綾と再開して「姉ちゃん、すまん。やっぱり、私は植物学が好きなんじゃ。だから、峰屋を出る。ワシは、植物学のために生きてきたんや」
「……分かった、お前が植物学のために生きてきたんだったら、私は峰屋のために生まれてきた。だから、峰屋は私に任せとき」
二人は、小指でギュッと、握りしめて、絶対に後悔しないように約束をして、竹雄に証人になってもらいました。
3人は、その後に早川逸馬の話を聞くために行ってみると、槙野万太郎が演説をする高台まで登らされます。
聴衆は何を話すのか?注目していたら、槙野万太郎は「草花は何回も踏まれても、知恵者になっていく。皆んなが違うように、ワシらがワシらなりに懸命になっていけば良い。ワシらは自由じゃ!」
早川逸馬も「ワシらも自由じゃ」と叫びますが、そこに警官隊がやってきて捕まってしまうのです。
峰屋では「若旦那は、どうなったんじゃろう」と心配する声が高まっていきますが、槙野タキは「竹雄や綾もいるのだろう。騒いだら、峰屋の恥じゃ」と言い放ちます。
槙野万太郎は、牢屋にぶち込まれてしまい、竹雄たちは『どうなってしまうのだろうか?』と心配してしまいますが、すぐ釈放されるのでしょうか?
『警官隊が集会を解散できたのはあの条例が関係』
明治時代は、江戸時代に比べて、身分制度が撤廃されたり、国会が開設されたりして、自由が促進されたように感じるかもしれません。
しかし、演説が過激になっていき、ある程度は取り締まる必要があると考えて、明治政府は『集会条例』を制定しました。
この条例は、政治集会と政治結社を取り締まる事を目的としていて、国安に妨害する可能性がある場合には、それを認めないとありました。
これにより、集会傍聴や結社加入の禁止から、屋外集会の禁止まで定められていて、警官が集会に臨席して、解散を命じる事も可能になっていたので、早川逸馬の集会も解散させられた訳ですね。
これが制定されたのは明治13年なので、今回の出来事が集会条例が制定された後なのか?それはまだ分かりませんが、あれほど強引なやり方で解散させた事を考えれば、この条例の後の可能性が高いです。
朝ドラ『らんまん 第21話』の見所とまとめ
第21話では、警官隊が集会を解散に追い込みましたが、槙野万太郎が政治活動をしたと疑われてしまい、投獄されてしまいましたね。
せっかく、植物学に人生をかけようと思っていただけに、凄く残念な展開です。早く浜辺美波さんの登場シーンが増えて欲しいと願っているだけに、早く東京へ行って欲しいものです。