映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』では、ライラやロケットたちが、明智光秀と同じ事を言われて、絶望するので詳しく紹介します。
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のキャスト
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のストーリー
- 『ライラやロケットたちは明智光秀と同じ事を言われて絶望』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』と他の映画を比較
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のまとめ
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のキャスト
アメリカ合衆国のマーベル・スタジオのヒーロー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』は、日本では2023年5月3日年に公開されました(アメリカ合衆国より2日早い上映日)。
監督&脚本
登場人物&俳優&声優
- ピーター・クイル(演:クリス・プラット)ガーディアンズのリーダー
- ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)高い知能を持つアライグマ
- グルート(声:ヴィン・ディーゼル)樹木型のヒューマノイド
- ドラックス(演:デイヴ・バウティスタ)ガーディアンズのメンバー
- マンティス(演:ポム・クレメンティエフ)ガーディアンズのメンバー
- ネビュラ(演:カレン・ギラン)ガーディアンズのメンバー
- クラグリン・オブフォンテリ(演:ショーン・ガン)元ラヴェジャーズのメンバー
- コスモ(声:マリア・バカローヴァ)宇宙に送られた犬
- ガモーラ(演:ゾーイ・サルダナ)ネビュラの義姉
- アダム・ウォーロック(演:ウィル・ポールター)全身が黄金色のソヴリン人
- ライラ(声:リンダ・カーデリーニ)イタチで、ロケットの恋人
- ティーフ(声:アシム・チャウドリー)言葉を話せるセイウチ
- フロア(声:ミカエラ・フーヴァー)言葉を話せるウサギ
- ウラ(演:ダニエラ・メルシオール)ピーターに協力的な女性
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のストーリー
全身が黄金色をしたアダム・ウォーロックが、いきなり突撃してきて、ガーディアンズの多くのメンバーが怪我を負ってしまいます。
ピーターたちは、必死の思いで撃退をしますが、ロケットが瀕死の状態に陥ったので、治療しようとしたら、キル・スイッチが作動してしまいました。
キル・スイッチを解除するには、あるデータが必要なので、オルゴ・コープ本部に乗り込む事にします。
ピーターは、本部にいたウラを説得して、なんとか脱出する事ができますが、まだまだデータは必要であり、記録係の者を捕まえる必要がありました。
しかし、記録係の者は、周りから陛下と恐れられる男の近くに仕えていて、簡単には接近できません。
多くの仲間が人質に取られてしまいますが、なんとか記録係の頭からデータを剥ぎ取り、ロケットを何とか助け出す事はできます。
しかし、陛下と言われる男は、自分が作った世界を簡単に破壊するような残虐な人物であり、ガーディアンズのメンバーたちは、残った生物たちを次々に宇宙船に避難させていきます。
完全に回復したロケットや、仲間たちは、敵と直接対決していく事になりますが、強大な力を持つ男を倒せるのでしょうか?
『ライラやロケットたちは明智光秀と同じ事を言われて絶望』
ロケット(アライグマ)は、恋人のライラ(イタチ)たちと一緒に「陛下が、僕たちに空を見せてくれる」と話し合って、いつか青い空を見たいなぁ希望を胸にふくらませていました。
しかし、陛下は、動物を実験台にして人間型にしようとしても、なぜか凶暴化してしまい、頭を悩ませていました。
そこで、ロケットが助言をしてみたので、その通りにしたら凶暴さがなくなって、実験が成功したのです。
しかし、陛下は「俺がお前を作ったのに、なんで、お前は俺が知っていない事を知っている?」と嫉妬のあまり激しく詰め寄ってしまいます。
ロケットは、今まで慕っていた陛下に「でも、ぼくらは」と言うと「僕ら?お前らは、失敗作の寄せ集めだ!」と、俺とお前らは違うんだと激しくなじってしまうのです。
ロケットは、ライラたちから、青い空について、聞かれても、以前のように希望に見た事を言えなくて、うつむいて絶望してしまいます。
このままいけば、ロケットの恋人たちも処刑される事は、目に見えていたので、共に脱走しようとしますが、哀れにも、ライラは、陛下によって射殺されてしまったのです。
ロケットは、怒りのあまり、陛下の顔をぐちゃぐちゃにするほど、攻撃をして、追っ手をかわしながら、宇宙船に乗って逃げて行きました。
実は、明智光秀も同じ思いをしていて、主君・織田信長のおかげで、丹波の領地をもらえて『信長様と我らで、戦のない世を作るのだ』と希望を持っていました。
しかし、武田家を滅亡させた後に、明智光秀が「我らの努力が報われました」と言うと、織田信長は烈火のごとく怒り狂い「お前が何をしたというのだ!」と激しく折檻(せっかん)してしまったのです。
明智光秀は、今まで同志に近い感覚を持っていたのに、主君は家臣たちを道具程度にしか見ていないと悟り、ロケットのように絶望してしまいました。
織田信長が、本能寺の変で明智光秀に殺害されたのは、それから、わずか2ヶ月後のことでした。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』と他の映画を比較
今作で登場じているピーター・クイルは、映画『ソー:ラブ&サンダー』にも登場していて、神々と戦おうとするソーに、アドバイスを送っていました。
そんなピーターは、今回は自ら戦いに身を投じて、親友のロケットを救出しようと命をかけていきます。
主役となる者が違っていますが、それでも大事な者のために、命をかける所は共通しているので、ソー:ラブ&サンダーが好きな方であれば、今作も見てみる事をオススメします。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のまとめ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』のオススメ層
多くの動物たちが言葉を喋って、助け合う所があるので、本来であればキッズにもオススメしたい所です。
しかし、動物たちが実験台にされて苦しんだり、処刑されたりする所が出てくるので、小学生低学年ぐらいのキッズには、あまりオススメできないですね。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』の残念な所
ロケットは陛下を慕っていたのに、それを裏切るかのような事を言われてしまい、少し可哀想でしたね。
しかも、恋人のライラや多くの仲間たちまで射殺されてしまい、かなりロケットは辛い過去を背負っていたんだなと感じてしまう映画でした。
もう少し何とかならなかったのかな?と思うと、そこだけが残念な所でしたね。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』の見所
ロケットが完全に回復をすると「もう逃げない」と言って、再び憎っくき敵と対峙する所は、アライグマであっても凄くカッコよく見える所でした。
ラストシーンでは、陛下と言われた男の本当のみじめな素顔を見られるので『あぁ、そういえば、ロケットにやれていたもんなぁ』と思い返すほど、迫力があって良かったです。