引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/
朝ドラ『らんまん 第24話』では、男女差別が残っていた時代なのに、なぜ峰屋の者たちが、槙野綾(佐久間由衣)についていったのか?その3つの理由を紹介します。
朝ドラ『らんまん 第24話』のキャスト
らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。
監修&演出
- 監修:田中伸幸
- 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志
登場人物&俳優
- 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
- 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
- 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
- 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
- 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
- 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
- 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
- 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親
- 竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
- 竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
- 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
- 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
- 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
- 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
- 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
- 槙野万太郎が憧れる植物学者
- 楠野喜江(演:島崎和歌子)自由民権運動を応援する女性
- 早川逸馬(演:宮野真守)自由民権運動家
- 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
朝ドラ『らんまん 第24話』のストーリー
槙野万太郎は「お婆ちゃん、ワシは植物が好きという才がある。これは峰屋のお陰です」と言うと、槙野タキから「それは、仕事にならなんかもしれん。それでもやるのか?」
「はい」「土佐にいれば、私の目が黒いうちであれば、助けられる。それでも、峰屋を捨てて行くのか?」
槙野万太郎は、苦しい胸中に陥りますが、それでも「はい」と返事をすると、祖母は「ワシは、おまんを許さんぞえ……おまんを許さんぞえ」と呪文を唱えるように、つぶやきつづけるのです。
しかし、峰屋の者たちをできるだけ集めて、槙野万太郎は「ワシは、峰屋を出て、東京へ行きます」と打ち明けると「それは……東京へ、峰屋の出店をだすという事でしょうか?」
「いえ、私は植物学に進みます。この峰屋は姉ちゃんに任せます」
峰屋の者たちから「当主は出ていく、そして峰屋は、こんな若い女に任せる。何を考えちょる!」
槙野綾は「私は、この峰屋のために働きたい!わたしは、なぜ男に生まれて来なかったのか?万太郎は、そんな私に峰屋を任せると言うてくれた。どうか、よろしゅう、お頼み申します」
その決意を聞いて、多くの女子(おなご)たちが「私は、綾さまについていきます」と声をあげていき、男たちも「綾さま、よろしゅう頼みます」
峰屋の者が「綾さまは、万太郎様よりも働きます」と笑い出すと、槙野万太郎も「そうじゃ、ワシの自慢の姉さまじゃ」と頬を緩めました。
いよいよ、槙野万太郎が、東京へ旅立つ日が近づいてきたのです。
『峰屋の者が槙野綾(佐久間由衣)についていく3つの理由』
明治時代は、身分制度を撤廃して、ゆっくりと男女平等に近づいていたとは言え、それでも酒蔵は男がするものという偏見が強く残っていました。
それでも、峰屋の者が槙野綾(佐久間由衣)についていこうとしたのは、3つの理由がありました。
- 槙野万太郎を気持ちよく東京へ送り出したい
- 槙野綾は峰屋を愛していて、万太郎よりも働いてくれるという事
- 峰屋の女たちも男女差別に不満を抱いていて、綾に賭けてみたかった所
峰屋の者たちは、何だかんだと言って、槙野万太郎が植物学に力を入れるのを黙って見過ごした事がありましたし、槙野綾がいかに峰屋を愛していたのかも分かりました。
さらに、男女差別に不満を抱いている女子たちもいたので、そんな重苦しい環境を撤廃できないのか?槙野綾に託したくなったのでしょう。
朝ドラ『らんまん 第24話』の見所とまとめ
第24話では、峰屋の者が槙野綾(佐久間由衣)についていこうと決めたので、いよいよ万太郎が東京へ出る準備が整いました。
問題は、竹雄まで東京へ行くのか?それとも万太郎とは別れるのか?そこに注目したいですね。