松嶋菜々子の演技力!下手なのか上手なのか作品別に紹介

松嶋菜々子さんの演技力が高いのか興味がある方は多いと思うので、演技が下手なのか上手なのか作品別に紹介します。

松嶋菜々子の『リング』の演技力!神演技と言えるほど上手

ジャパニーズホラーの金字塔であり、呪怨と肩を並べるほど、人気が高かったのが、映画『リング』でした。

そのリングシリーズの第1作目では、ジャーナリストの浅川玲子(演:松嶋菜々子)が、見たら1週間後に死んでしまうと言われる『呪いのビデオテープ』を探していました。

しかし、そのビデオテープは、ガセネタでもなければ、都市伝説でもなく本物だったのです。

自分が、呪いのビデオテープを見てしまったので、元夫で、霊感の強い高山竜司(演:真田広之)に助けを求めますが、息子の浅川陽一(演:大高力也)まで、ビデオテープを見てしまいました。

残された時間は、あと1週間しかなかったので、二人は死に物狂いで、助かる方法を探そうとするのです!

www.akira-movies-drama.com松嶋菜々子さんが、思いつめた表情で、呪いのビデオテープを探そうとして、自分や息子が生きられる期間が残り少ないと分かった時に、この世の終わりと思えるほど、悲壮感を漂わせる演技を見せていました。

そのリアリティーのある演技力は凄く高くて、松嶋菜々子さんの演技が上手なのか知りたい方は、まずは映画『リング』を見てみる事をオススメします。

松嶋菜々子の『利家とまつ』の演技力!上手ではなく下手に見える理由

大河ドラマ利家とまつ』では、豊臣秀吉正室・おね(演:酒井法子)・前田利家正室・まつ(演:松嶋菜々子)・佐々成政正室・はる(演:天海祐希)たちが、自分の夫を出世させようと競い合います。

しかし、豊臣秀吉が飛び抜けて出世をして、天下人に邁進していき、佐々成政切腹してしまい、やがて豊臣秀吉薨去すると、徳川家康が天下取りに動き出します。

まつは、前田家を守るために、徳川家の人質になろうと、決意をしてしまうのです。

松嶋菜々子さんは、このドラマが大河ドラマ初主演という事もあり、少し現代ドラマっぽい演技の仕方をしていました。

前田慶次に叱責しようとするときは「また叩かれたいのか!」と言いますが、それは時代劇のような重みのある演じ方には見えませんでした。

そのため、現代ドラマでは演技が上手であっても、時代劇の演技としては、少し下手に見えてしまう所でしたね。

松嶋菜々子の『王様に捧ぐ薬指』の縁切りが上手に見えるポイント

ドラマ『王様に捧ぐ薬指』では、新田東郷(演:山田涼介)が、父や、母(演:松嶋菜々子)たちから、望まない縁談を強要されそうになっていました。

そこで、自分の会社で働いている羽田綾華(演:橋本環奈)に、結婚する振りをしてもらう契約を結びます。

しかし、知り合いに、結婚する振りをしている事がバレてしまい、秘密が分かったのは、お前のせいだと罵り、羽田綾華と口論してしまうのです!

www.akira-movies-drama.com松嶋菜々子さんは、このドラマで、鉄仮面のような表情で、相手を威圧していて、凄い迫力を感じました。

大河ドラマでも、このような演技を見せてくれていたら、評価はだいぶ変わったと思いますが、まつは天真爛漫な感じの役どころだったので、難しい所かもしれませんね。

松嶋菜々子の『どうする家康』の演技力!下手に見えるのは脚本のせい?

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康』では、徳川家康が、臆病で情けない性格だったのに、なんとか東海地方で勢力を伸ばそうとしますが、たびたび、母・於大の方(演:松嶋菜々子)が邪魔をしてきます。

そんな困った母親に、頭を悩ませてしまう中で、ついに甲斐の虎と恐れられる武田信玄が侵攻してきて、絶体絶命のピンチに陥ってしまうのです!

www.akira-movies-drama.com松嶋菜々子さんは、この大河ドラマでも、あまり重みのある演技ではなくて、現代ドラマそのままという感じの演じ方で、凄く愚かな母親という感じです。

於大の方と言えば、もともとは賢母というイメージが、歴史ファンの方たちの間で根強いので、この大河ドラマを見てしまったら、松嶋菜々子さんの演技が下手なように勘違いしかねません。

これは、松嶋菜々子さんが悪い訳ではなくて、そういう脚本なので、少し損をしている感じがしますね。