大河ドラマ『どうする家康 第26話』で、羽柴秀長(佐藤隆太)が登場しますが、徳川家康に天下を握らせる事になった3つの失策がありました。
そこで、どのような失策をしてしまったのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)のちの徳川家康
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)松平元康の妻になり、歴史上では悪女と評される
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
今川家
- 今川義元(演:野村萬斎)東海一の弓取りと評される駿遠三の大大名
- 今川氏真(演:溝端淳平)松平元康の才覚に嫉妬する今川義元の後継
- お田鶴(演:関水渚)今川義元の義妹で、瀬名の盟友
- 糸(演:志田未来)三国同盟のために、今川氏真に嫁ぐ人物
- 関口氏純(演:渡部篤郎)瀬名姫の父で、今川家の悲劇の武将として知られる
- 巴(演:真矢ミキ)関口氏純の妻で、一説には今川義元の妹として知られる
- たね(演:豊嶋花)瀬名の侍女
- 鵜殿長照(演:野間口徹)今川家の西進作戦で功績をあげる重臣
織田家
- 織田信長(演:岡田准一)徳川家康と同盟を結ぶが魔王と恐れられる革命児
- 織田信秀(演:藤岡弘)織田信長の父であり、今川や斎藤と争うほどの大名
- お市(演:北川景子)織田信長の妹で、戦国一の美女と評される
- 五徳-督姫(演:久保史緒里)織田信長の娘で、徳川信康に嫁ぐ
- 羽柴秀吉(演:ムロツヨシ)毛利の討伐に向かう司令官
- 柴田勝家(演:吉原光夫)織田四天王の一人で、甕割り柴田の異名を持つ
- 明智光秀(演:酒向芳)織田四天王の一人だが、謎の謀反を起こす
- 佐久間信盛(演:立川談春)織田信長に反論して、恨まれる重臣
- 羽柴秀長(演:佐藤隆太)羽柴秀吉の弟
武田家
- 武田信玄(演:阿部寛)武田騎馬軍団を率いて、徳川家康を苦しめる大名
- 武田四郎勝頼(演:眞栄田郷敦)武田信玄の後継者
- 山県昌景(演:橋本さとし)武田家、随一の猛将
- 穴山梅雪-信君(演:田辺誠一)徳川・織田連合軍の内応に従う裏切り者
その他
- 浅井長政(演:大貫勇輔)北近江の戦国大名で、妻はお市の方
- 水野信元(演:寺島進)徳川家康の叔父にあたる大名
- 登譽上人(演:里見浩太朗)徳川家の旗印となる言葉をさずける住職
- 空誓上人(演:市川右團次)三河の一向一揆を引き起こす僧侶
- 千代(演:古川琴音)空誓上人に協力する謎の人物
- 茶屋四郎次郎(演:中村勘九郎)本能寺の変を徳川方に知らせた人物
- おふう(演:天翔愛)奥平貞昌の妻で、武田方によって処刑される人物
大河ドラマ『どうする家康 第26話』のストーリー
井伊直政が「殿、高天神城の城主が降伏を願い出てきました。城主の命と引き換えに、城兵の助命を嘆願してきたのです。これで、久しぶりに、高天神城が徳川に戻ってきます」と書状を渡します。
ところが、徳川家康は、高天神城から降伏を願い出る書状を見ないで、そのまま火鉢に捨てて、燃やしてしまいます。
家臣たちが「殿!」と驚く中で「上様からの命じゃ。降伏は認められぬ」。
本多忠勝は「降伏を願い出る者を殺して、何の意味もありませぬ」と反対しますが「無駄ではない。城兵を守られなかった勝頼は、人心を失う」と冷淡な事を言い放ってしまいました。
本多忠勝は「何から何まで、上様、上様」と不満を口走る者が出てしまいますが「辞めよ、伊賀の者を見てみよ、上様によって皆殺しにされた。今は上様に逆らえぬ」
「そうじゃ、殿は賢くなられたのじゃ」
本田忠勝は「結構なこった」と吐き捨てて、立ち去っていきますが、いよいよ、織田・徳川の連合軍は、甲斐を目指して進軍していきました。
武田勝頼は敗走を続けて、天目山を登り、家臣たちに「そなた達は逃げよ、ここまで来て、礼を申す」。
その頃、穴山梅雪は徳川家康に頭を下げて、織田・徳川に従う事を約束します。
武田家は滅び、徳川家康は織田信長を接待する事になり、多くの家臣たちの前で、三河に伝わる踊り、えびすくいを披露して、織田信長はついに大笑いしました。
しかし、接待が終わった後に、織田信長は明智光秀に「以前に比べて、心を見せなくなったな。家康、化けおったな」とつぶやきます。
徳川家康は、数名の家臣だけを集めて「信長を殺す。わしが天下を取る」とつぶやきますが、羽柴秀吉は弟の羽柴秀長に「徳川家康から目を離すな」と命じていました。
いよいよ、日本の歴史が大きく動く、本能寺の変が迫っていたのです!
『羽柴秀長が徳川家康に天下を握らせた3つの失策を紹介』
羽柴秀長は、大和大納言と言われたほどの人物であり、豊臣政権を支えた人物です。兄の秀吉を支え続けていた人物でしたが、徳川家康に天下を握らせる事になった3つの失策がありました。
豊臣政権には、おねを中心とする尾張派(加藤清正、福島正則たち)と、淀君を中心とする近江派(石田三成たち)の2つの派閥に分かれていました。
豊臣秀吉は、朝鮮の出兵を命じた時に、石田三成が加藤清正たちの不心得な所を進言して、あやうく尾張派の多くが処罰される所だったのです。
尾張派は、これを大いに恨んでしまい、徳川家康はこの内部分裂を上手く利用して、豊臣政権を終わらせようとします。羽柴秀長は、この近江派の誕生や増長を止める事ができなくて、これは大いなる失策と言えます。
2つ目として、豊臣秀吉が九州征伐を終えた後に、徳川家康を討伐するように進言しなかった所も挙げられます。小牧長久手の時ならいざ知らず、この時であれば、徳川を滅ぼす事は可能だったはずです。
しかし、穏便に徳川を従わせる事に賛同してしまい、徳川家康に力を蓄える好機を与えてしまいました。これも、徳川家康に天下を握らせるキッカケとなります。
最後に、羽柴秀長が短命だったのも、豊臣政権の大いなる痛手でした。寿命は仕方ないと思う方は多いかもしれませんが、徳川家康が天下を取れたのは健康に気を配り、長く生きられたからです。
もしも、羽柴秀長が徳川家康と同じように、健康に気を使って、長生きしていたら、日本の歴史は大きく変わっていました。
大河ドラマ 『どうする家康 第26話』のまとめ
羽柴秀長が登場しますが、この人物が長生きしていたら、徳川家康の天下取りも簡単ではなかったはずです。
そして、ラストシーンで徳川家康は織田信長の命を狙う事を家臣たちに告げますが、どのような方法で、命を狙うのか?期待したい所ですね。