女学校が廃止された理由を解説!朝ドラ『らんまん 第98話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん 第98話』では、女学校がいきなり廃止されてしまい、田邊彰久は我が目を歌うほど、驚いてしまいました。

そこで、なぜ、女学校が廃止されたのか?その理由について解説しましょう。

朝ドラ『らんまん』のキャスト

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

監修&演出

  • 監修:田中伸幸
  • 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志

登場人物&俳優

  • 槙野寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
  • 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
  • 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
  • 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
  • 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
  • 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
  • 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
  • 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
  • 井上竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
  • 井上竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
  • 豊治(演:菅原大吉)峰屋の分家で、以前まで嫌味の多かった人物
  • 伸治(演:坂口涼太郎)豊治の息子
  • 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
  • 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
  • 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
  • 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
  • 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 楠野喜江(演:島崎和歌子自由民権運動を応援する女性
  • 早川逸馬(演:宮野真守自由民権運動
  • 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
  • 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
  • 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
  • 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙おうとして、槙野万太郎と知り合う
  • 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
  • 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
  • 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
  • 及川福治(演:池田鉄洋)十徳長屋の住人で、魚の干物売り
  • 及川小春(演:山本花帆)及川福治の娘
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
  • 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
  • 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
  • 田邊彰久(演:要潤東京大学の植物学の初代教授
  • 徳永政市(演:田中哲司東京大学植物学教室の助教
  • 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
  • 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の学生で、髪が少しパーマ
  • 波多野泰久(演:前原滉)植物学の学生で、丸メガネをかけた生徒
  • 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の学生で、少しぽっちゃりした生徒
  • 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
  • クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
  • 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
  • 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
  • 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
  • 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
  • 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
  • 聡子(演:中田青渚)田邊彰久教授の妻
  • 伊藤孝光(演:落合モトキ)シーボルトの助手の家族
  • 美作(演:山本浩司)動物学の教授
  • 山元虎鉄(演:寺田心)槙野万太郎に道案内する少年
  • 磯部(演:六平直政)借金取り

朝ドラ『らんまん 第98話』のストーリー

広瀬佑一郎が、久しぶりに帰国して、槙野万太郎の家を訪ねてきて「寿恵子さん、お元気そうで何よりじゃ。それに子供も」と微笑みます。

寿恵子は、二人は積もる話もあると思って、子供を連れて、白玉を食べに行きました。

自宅で、広瀬佑一郎は「日本で幕府が倒れて新政府が出来た頃に、アメリカで北部と南部で戦争があった。あちこちで戦争の名残がある。その一つが差別」

槙野万太郎は差別と聞いて、黒人に対しての差別かと思いますが、広瀬佑一郎は「戦争が終わって、奴隷制度は終わったが、制度が無くなって、さらに差別がひどくなった」

「船の中では、清国の人と一緒やったけど、奴隷で連れてこられた人やったけど、皆んな英語が分からないようじゃった」

広瀬佑一郎は英語も喋れて、技師としての知識や技術もあったので、周りほどの差別を受けずに済みましたが「わしらも、昔は武士や町民じゃと、やりあったけど、人間同士で差別なんて嫌じゃのぅ」

槙野万太郎は、アメリカの差別の話を聞いて、やるせない感じになってしまいました。

二人は蕎麦(そば)を食べに行くと、広瀬佑一郎は札幌へ行って、いきなり教授になる事を教えられて「すごいのぅ、佑一郎くんは」「「お前じゃって、凄いじゃろう」

「わしは別に」「お前は、草花に優劣をつけんじゃろう、それは当たり前の事では、なか」

田邊彰久は、官報が届いたので読んで行くと、女子部を分離して女学校を廃止させられる事を知って、驚愕してしまいます。

『女学校が廃止された理由』

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/a1008ad244c7f847a3b62ef60a4d6be21f0210e9

女学校が廃止された理由は、森有礼の色を少しでも薄めたかった側面が、極めて強い事例でした。

森有礼は改革を急ぎすぎて、日本語を廃止して、英語を公用語にしようと言ったほどの男であり、民衆から煙たがられていたのです。

そこへ、ある誤報報道が起きてしまって、森有礼が、伊勢神宮の拝殿に土足であがり、中を覗(のぞ)き込んだと勘違いされてしまい、ついには暗殺されました。

このような事になれば、政府としても、黙ってられず、少しでも森有礼の色を薄めて、新政府はもう森有礼と関係がない事を訴えたかった可能性が極めて高いです。

朝ドラ『らんまん 第98話』の見所とまとめ

第98話では、女学校が廃止されますが、反田邊彰久派の視聴者としては、胸がスカッとする思いだったかもしれません。

それにしても、聡子はお酒を持ってくるように言われても、敢然と拒絶して、夫の体調を心配する所は立派でしたね。