槙野万太郎が野路菊(のじぎく)を見つけたのは史実だった!朝ドラ『らんまん 第105話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん 第105話』では、槙野万太郎が野路菊を見つけ出して、菊くらべに出す事になりました。

実は、槙野万太郎が野路菊を見つけ出したのは史実なので、詳しく紹介しましょう。

朝ドラ『らんまん』のキャスト

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

監修&演出

  • 監修:田中伸幸
  • 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志

登場人物&俳優

  • 槙野寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
  • 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
  • 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
  • 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
  • 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
  • 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
  • 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
  • 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
  • 井上竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
  • 井上竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
  • 豊治(演:菅原大吉)峰屋の分家で、以前まで嫌味の多かった人物
  • 伸治(演:坂口涼太郎)豊治の息子
  • 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
  • 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
  • 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
  • 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
  • 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 楠野喜江(演:島崎和歌子自由民権運動を応援する女性
  • 早川逸馬(演:宮野真守自由民権運動
  • 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
  • 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
  • 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
  • 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙おうとして、槙野万太郎と知り合う
  • 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
  • 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
  • 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
  • 及川福治(演:池田鉄洋)十徳長屋の住人で、魚の干物売り
  • 及川小春(演:山本花帆)及川福治の娘
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
  • 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
  • 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
  • 田邊彰久(演:要潤東京大学の植物学の初代教授
  • 徳永政市(演:田中哲司東京大学植物学教室の助教
  • 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
  • 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の学生で、髪が少しパーマ
  • 波多野泰久(演:前原滉)植物学の学生で、丸メガネをかけた生徒
  • 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の学生で、少しぽっちゃりした生徒
  • 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
  • クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
  • 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
  • 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
  • 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
  • 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
  • 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
  • 聡子(演:中田青渚)田邊彰久教授の妻
  • 伊藤孝光(演:落合モトキ)シーボルトの助手の家族
  • 美作(演:山本浩司)動物学の教授
  • 山元虎鉄(演:寺田心)槙野万太郎に道案内する少年
  • 磯部(演:六平直政)借金取り
  • 森有礼(演:橋本さとし)初代文部大臣にして、田邊彰久の恩人
  • 岩崎弥之助(演:皆川猿時)三菱の実業家

朝ドラ『らんまん 第105話』のストーリー

寿恵子は「万太郎さん、一つ頼みがあるんですけど。今回、料亭で、岩崎弥之助さんが、菊くらべをする事になり、そこで一等に選ばれたら500円がもらえるんです」と打ち明けます。

しかし、槙野万太郎は「分かった、寿恵ちゃん。ただし、その前に」と行って、質屋まで行って、八犬伝を取りに行く事になりました。

「本当に貸していただけなんです」と教えてあげますが「あぁ、ただ、これだけは手放さないでくれ。いつも、お金の事を任せっきりですまん。私にできる事なら、何でも言ってくれ」

そして、笠崎みえの料亭で菊づくしの料理が出されて、岩崎弥之助が「さぁ、いよいよ始めるか」と言って、菊くらべが始まりました。

次々に、立派で派手な菊が並べられていきますが、最後に貧相な菊が出されてしまいます。

寿恵子は「こちらは、野路菊(のじぎく)にございます。多くの菊は、唐の国(中国)から渡されたものを改良したものです」

「しかし、この野路菊は、日本の原種の花なのです。日本にも花を愛する人がいれば、争い事も起きません」と切々と訴えますが、一位は菊千代の花が選ばれました。

それでも、岩崎弥之助は、野路菊をたいそう気に入って、笠崎みえに二人っきりになり、野路菊について、話を聞こうとします。

笠崎みえから「あの寿恵子の夫は、植物学者で、日本中の草花を乗せた植物図鑑を作るらしいですよ」「日本中を?あっはっはっは。それは凄いのぅ。あの野路菊を300円で買おう」

「ありがとうございます、寿恵子も喜ぶじゃろう」

寿恵子は、そうとも知らず、家に帰って「ダメでした」と頭を下げますが、夫の万太郎から「それがのぅ、東大から呼ばれて助手になる事ができる、月収15円じゃ」

「15円?それは助かります」と、ほっとしますが、この先は、暮らしが楽になるのでしょうか?

『槙野万太郎が野路菊(のじぎく)を見つけたのは史実』

槙野万太郎のモデルは、牧野富太郎という植物学者であり、日本の植物学の父と言われています。

実は、牧野富太郎が、明治17年高知県仁淀川付近で、野路菊(のじぎく)を発見して発見しました。

参照元http://k2project.web5.jp/sanyasou/nojigikunosato/nojigikunosato.htm

野路菊は、日本固有の植物であり、本州西部、四国から九州まで分布する野菊の一種になります。

今作は史実にそって進行されているので、今回も密かに、史実を参考にした演出が披露されましたね。

朝ドラ『らんまん 第105話』の見所とまとめ

第105話では、槙野万太郎が野路菊を発見して持っていきますが、ここにも史実どおりという感じがします。

500円は無理でしたが、300円も出してもらえて、岩崎弥之助にも認められたので、価値のある挑戦となりました。

しかも、槙野万太郎の出禁が解かれたので、なにかと明るいニュースが多い内容でしたね。