映画『春に散る』では、横浜流星さんたちによる5つの名言が飛び出して、熱いボクシングが展開されていました。
そこで、横浜流星さんたちの5つの名言とは、どのようなものか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
映画『春に散る』のキャスト
日本のボクシング映画『春に散る』は、2023年8月25日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 広岡仁一(演:佐藤浩市)余命が短いのに、ボクシングを教える人物
- 黒木翔吾(演:横浜流星)失明する事を覚悟でチャンピオンに挑むボクサー
- 広岡佳菜子(演:橋本環奈)広岡仁一の親戚
- 大塚俊(演:坂東龍汰)黒木翔吾と前哨戦をするボクサー
- 佐瀬健三(演:片岡鶴太郎)子供たちにボクシングを教える人物
- 藤原次郎(演:哀川翔)広岡仁一に喰ってかかる人物
- 中西利男(演:窪田正孝)見事なKO勝ちした事があるチャンピオン
- 真田令子(演:山口智子)ボクシングジムを取り仕切る女性
映画『春に散る』のストーリー
黒木翔吾は、街中で、年配の広岡仁一に喧嘩をしてしまいますが、繰り出したパンチをわずかな動きでかわされて、クロスカウンターパンチで、一発でノックアウトされてしまいました。
あまりの見事なパンチに、どうやったのか押してくれとせがみますが、全く教えてくれる気がなくて、立ち去って行きました。
しかし、黒木翔吾は諦めきれず、広岡仁一の家まで行って「俺にボクシングを教えてくれ」と頼み込み「断る」と言われても、藤原次郎が「テストしてやろうじゃねぇの」と言ってくれたのです。
最初のテストにはついていけなくても、特訓をして、次のテストには合格をして、何度もしつこく、教えてくれるようにせがむと、何とかボクシングを教えてくれるようになります。
そんなある日、真田令子のボクシングジムで、世界を狙えると言われるほどのボクサー・大塚俊とスパーリングをする事になり、気絶覚悟でノックアウトをしてしまいました。
大塚俊は、その屈辱が我慢できず、チャンピオンと戦う前の前哨戦として、黒木翔吾と戦う事になったのです。
黒木翔吾は、試合に勝てたら、チャンピオンと戦えると意気込み、大塚俊との試合で激しい打ち合いをして、なんとか勝てました。
しかし、近くにいたチャンピオン・中西利男は試合など全く見ないで、スマホばかりいじっていたので、黒木翔吾は「てめぇ、スマホなんか見てんじゃねぇよ!」と怒鳴ってしまいます。
激しくヒートアップしてしまいますが、目に大きな痛手をこうむって、これ以上、戦ったら失明する危機に陥ってしまい、コーチの広岡仁一の余命はわずかでした。
はたして、こんな状況で、チャンピオンと戦って勝てるのでしょうか?
『横浜流星たちの5つの名言を紹介』
黒木翔吾(演:横浜流星)たちの5つの名言は、以下の通りです。
中途半端に生きるのは死んだも同じ
黒木翔吾(演:横浜流星)は、なんとかボクシングを教えてくれるように頼んでも、広岡仁一に断られてしまうので「中途半端に生きるのは死んだも同じなんだよ!」と絶叫してしまいます。
なかなか、夢や希望を持てない方にとっては、いい刺激になりそうな名言になりそうな内容ですね。
明日なんて俺にはねぇ
黒木翔吾(演:横浜流星)は、夢に向かって突き進むには、今しかないと思って「明日なんて、俺には、ねぇんだよ」と叫んで、怪我を承知でボクシングに邁進していきます。
よく、将来のリスクを心配して、前に進めない時がありますが、そんな時は、この言葉を思い出せば、少しは前に進める名言になるかもしれません。
優しさはリングじゃ命取り
ボクシングは、激しいパンチを繰り出す競技であり、命がけの時もあります。しかし、黒木翔吾(演:横浜流星)は、対戦相手を必死に応援する家族の姿みて、躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。
その姿を見た広岡仁一(演:佐藤浩市)は、苛立ってしまい、あとになって「優しさはリングじゃ命とりだぞ」と忠告してしまいました。
年寄りのプライド
広岡仁一は、自分の教え子を守るために、まだチャンピオンに戦わせるのは時期尚早と考えていましたが、中西利男(演:窪田正孝)から「守りたいのは、教え子じゃなくて、年寄りのプライドでしょう?」
あまりにも、年配者を侮辱する言葉ですが、相手を刺激させる内容であり、こういった挑発も関係していって、チャンピオンと黒木翔吾(演:横浜流星)の対決は実現しました。
自由になりたくて練習
広岡仁一が通っていたボクシングジムの元会長は「ボクサーは自由になりたくて練習する」という名言を教えていました。
その名言は、やがて黒木翔吾(演:横浜流星)に受け継がれていきます。
少しでも自由が欲しければ、強くなる必要があるので、これは起業家やフリーランスを目指している方にも心強い名言となるハズです。
『春に散る』と他の映画を比較
映画『春に散る』と同じように、邦画では他にもボクシング映画があって、それが『ケイコ、目を澄ませて』です。
この映画では、岸井ゆきのさんが、両耳があまり聴こえないのに、ハンデを背負う覚悟で、ボクシングに励んでいました。
www.akira-movies-drama.comしかし、ボクシングの試合中に、相手から足を踏まれてしまい、これがワザだと思って、感情的になってしまい墓穴を掘ってしまいました。
これは、今作の『春に散る』でも同じようなシーンがあって、横浜流星さんも「今、踏んだだろ」と感情的になってしまいます。
言葉遣いに違いはありますが、どちらともボクシングにかける想いは同じなので、どのような違いがあるのか?その違いを見比べてみるのも、悪くはないでしょう。
映画『春に散る』のまとめ
春に散るを見た感想について、詳しく解説します。
映画『春に散る』のオススメ層
ボクシングの映画なので、もちろんボクシングに興味がある方にオススメの映画ですが、年配者がボクシングを教えていくシーンがあるので、中年層やシニア層にもオススメですね。
特に、広岡仁一が「年寄りのプライドでしょう」と言われて『やるのか?若い奴には負けねぇぞ』と思って、くってかかるシーンは、多くのシニア層が勇気付けられる所でしょう。
- ボクシングに興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『春に散る』の残念な所
試合中に、足を踏まれて感情的になってしまうシーンや、目にダメージを受けて失明してしまう所など、ボクシングあるあるな所が多く出てしまい、予測しやすいストーリーだったのは、少し残念でした。
そして、橋本環奈さんが出演していたのは、ファンにとって嬉しい所だと思います。
しかし、ストーリーにあまり関係がないようなシーンも多く出てしまい、とにかく橋本環奈さんを出すために演出した感じが、少しありましたね。
映画『春に散る』の見所
人気俳優の横浜流星さんが、熱くボクシングに邁進する所は、やはり同性の目から見ても、すごくカッコいい所でした。
それに引き換え、窪田正孝さんが「チャンピオンに怖いものなんて、ないと思っていました」と言われた時に、睨みつけながら、自分の心臓に手をトントンと叩くシーンは冷静な感じでしたが、しびれましたね。
炎のボクサーと、氷のボクサーという対局が、ボクシングで激しく激突する感じがして、その対比も、今作の大きな見所でしょう。