映画『ゴジラ-1.0』太田澄子(安藤サクラ)が憎い男を許せた理由

映画『ゴジラ-1.0』では、太田澄子(安藤サクラ)が、敷島浩一が特攻にもいかず、逃げ帰ってきた事を恨んでいました。

ところが、途中から、敷島浩一が育てていた赤ちゃんに白米をめぐんであげるようになったので、なぜ憎い男を許せたのか?その理由について詳しく紹介しましょう。

映画『ゴジラ-1.0』のキャスト

日本の怪獣映画『ゴジラ-1.0』は、2023年11月3日に公開されました。

監督&脚本

  • 監督:山崎貴
  • 脚本:山崎貴
  • 製作:山田兼司&岸田一晃&阿部豪&守屋圭一郎

登場人物&俳優

映画『ゴジラ-1.0』のストーリー

第2次世界大戦が終わり、東京は瓦礫の山と化してしまい、太田澄子(安藤サクラ)は呆然としてししまうほどでした。

そこに、近所に住んでいた敷島浩一が戻ってきたので「あんた、特攻に行ったんじゃ?」と驚きますが、すぐに特攻に行かず、逃げ帰って来た事を察知します。

「この恥知らず!お前たち軍人がしっかりしないから、ここはみんなやられたよ」と吐き捨ててしまい、家族が全て爆撃による炎で死んで行った事を打ち明けます。

やがて、敷島浩一が、大石典子や連れ子たちと一緒に住むようになった事を知って、何様のつもりだいと悪態をついてしまうのです。

しかし、敷島浩一たちは、貧乏生活で、ろくに赤ちゃんに食べ物をあげられない状況が続くと、太田澄子は白米が入った袋を差し出します。

大石典子は白米を受け取ろうとすると、白米の袋をすかさずを上にあげて「あんたに、あげるんじゃないよ!大人なら他のものが食えるからね。その赤ちゃんにあげるんだ」

そう言って立ち去って行くと、二人は無言で頭を下げて、感謝をするばかりでした。

しかし、銀座にゴジラが現れて、大石典子が行方知れずになってしまい、敷島浩一は、もぬけの殻のようになってしまって、太田澄子も辛そうな表情を浮かべてしまいます。

今まで、太田澄子も赤ちゃんの育児を協力して、たびたび預かってくれていましたが、敷島浩一は特攻でゴジラに戦いを挑むために、太田澄子宛てにお金と書き置きの手紙を残していきます。

『あいつ、死ぬ気かい』と思った時に、ある電報が届きました。そこには何と!大石典子が病院で生きている事が書かれてありました。

急いで、敷島浩一に、電報を知らせてあげようとしますが、はたして間に合うのでしょうか?

『太田澄子(安藤サクラ)が憎い男を許せた理由』

引用:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/

太田澄子(演:安藤サクラ)は、当初こそ、敷島浩一を憎むような事を言っていましたが、歳月が流れていくうちに、次第に冷静になれていったのでしょう。

さらに、赤ちゃんには罪がないと思って、せめて赤ちゃんには白米を渡してあげて、育児にも協力していくうちに、ゆっくりと敷島浩一を許せるようになれたと考えられます。

赤ちゃんを守ってあげたいという母性本能は、赤ちゃんに向けられていましたが、敷島浩一と一緒にしていく事によって、同じ家族という意識も芽生えていったのでしょう。

映画『ゴジラ-1.0』のまとめ

引用:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/

ゴジラ-1.0では、太田澄子役の安藤サクラさんが「この恥知らず」と責めている所が印象深かったですね。

安藤サクラさんは、どんな役もリアリティーがあり、期待のもてる女優です。この方が映画に出演したら、ハズレがほとんどないので、今後も注目していきたい方ですね。