映画『マーベルズ』では、スクラル人が、戦いに巻き込まれてしまって、ダー=ベンに攻撃されてしまいます。
そこで、スクラル人のモデルになった可能性が高い民族について、詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
映画『マーベルズ』のキャスト
アメリカ合衆国のヒーロー映画『マーベルズ』は、2023年11月10日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ニア・ダコスタ
- 脚本:ミーガン・マクドネル
- 原作:マーベル・コミックス
登場人物&俳優
- キャロル・ダンヴァース(演:ブリー・ラーソン)キャプテン・マーベル
- モニカ・ランボー(演:テヨナ・パリス)元アメリカ空軍パイロット
- カマラ・カーン(演:イマン・ヴェラーニ)アベンジャーズの大ファン
- ダー=ベン(演:ザウイ・アシュトン)クリー人の戦士
- ヤン王子(演:パク・ソジュン)惑星アラドナの王子
- ニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)元S.H.I.E.L.D.長官
- グース(演:猫)特殊能力を持つ猫
- アーミル・カーン(演:サーガル・シェイク)カマラの兄
- ムニーバ・カーン(演:ゼノビア・シュロフ)カマラの母親
- ヴァルキリー(演:テッサ・トンプソン)北欧神話の楯の乙女
映画『マーベルズ』のストーリー
地球よりはるか離れた星で、ダー=ベンは、今まで探し続けていた魔法のバングルを見つけて、喜びに打ち震えてしまいますが、見つかったのは片方だけでした。
「バングルは2個なければいけないのに、あと1個はどこだ」と激怒してしまい、側近たちは、もう片方を探す事になってしまいます。
その頃、地球では、カマラが、もう片方のバングルを手に入れていて、マーベルのキャラクターに囲まれて、幸せな生活を送っていました。
ところが、マーベルたちが不思議な光を見て、手に触れた瞬間に、マーベルとカマラが何度も瞬間的に入れ替わるようになってしまいます。
カマラの家族たちは、マーベルを見て『何だ、何だ!』とパニックに陥ってしまうので、マーベルは急いで宇宙へ戻ろうとするのです。
宇宙では、大きな異変が起きていて、マーベルたちは、惑星ハラの内戦で水が枯渇してしまったので、ダー=ベンが他の惑星の水を手に入れようとしているのではないか?と感づきます。
そうなってくると、90%以上が水で出来ている惑星アラドナが危ないと思って、すぐにアラドナへ出動します。
カマラは、マーベルやモニカと会う事ができて、感動して「チームの結成ね、その名前はマーベルズに決まり」と大はしゃぎしてしまいました。
しかし、魔法のバングルを自由に使いこなせていたダー=ベンの力は凄まじく、3人を相手でも簡単に倒すが出来ません。
それどころか、アラドナの水が時空を超えて、次々に吸い取られていきます。ダー=ベンは、カマラに斧を押し付けて、人質にしてしまい、ついに2個目のバングルも手に入れてしまいます。
マーベルたちは、万事休すかと思われましたが、ダー=ベンに勝つ方法はあるのでしょうか?
『スクラル人のモデルとなった民族』
スクラル人のモデルとなった民族は、かなりの高い可能性で『ユダヤ民族』でしょう。
ユダヤ民族とは何か?それを理解すれば、なぜイスラエルで何回も戦争が起きているのか理解できます。
実は、ユダヤ民族は、2000年前までは現在のイスラエルに住んでいましたが、ローマ帝国の進行によって国が滅んで、ユダヤ民族は世界各地に散らばっていきました。
しかし、ユダヤ民族は商才に長けている人物が多くて、国がなくても、団結すれば凄い経済力があったのです。
そこで、ユダヤ民族はイスラエルに復帰しようという動き出してしまいます。
第一次世界大戦が起きた時に、イギリスはドイツが手強く、ユダヤ民族に協力してもらおうと思って、その見返りにイスラエルに戻れる事を約束してしまうのです。
その一方で、イギリスは、アラブ民族に協力してもらう代わりに、オスマン帝国と戦って独立国を作ろうともちかけます。
イギリスの姑息な外交は、これにとどまらず、戦後はフランスと領地を山分けする密約まで結んでしまい、その結果、ユダヤ民族がアラブ民族を追い出して『イスラエル』を建国してしまいました。
スクラル人が各地に離散した上に、ダー=ベンから移住できる事を約束された事を考えたら、スクラル人とユダヤ民族には多くの共通点がありますね。
『マーベルズ』と他の映画を比較
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』も、時空のルールを無視するようなストーリーになっています。
ただし、ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのほうが、マルチバース(いくつもの宇宙)が大きく関わっていて、その違いは大きいです。
マルチバースであっても、今作よりも理解しやすいストーリーになっているので、今作が少し難解なストーリーと思った場合には、ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのほうがオススメです。
映画『マーベルズ』のまとめ
マーベルズを見た感想について、詳しく解説します。
映画『マーベルズ』のオススメ層
スクラル人が、ユダヤ民族を彷彿させるようなストーリーになっているので、歴史に興味深い方でも楽しめる作品になっています。
さらに、マーベルオタクの少女・カマラが活躍するので、若年層や女性が見ても、親近感が持ちやすくて、楽しめる映画ですね。
- 男性:⭐️⭐️⭐️
- 女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『マーベルズ』の残念な所
マーベルの作品は何回も見た事がありますが、それでも理解しづらい所があるので、もう少し分かりやすいストーリーにして欲しかったですね。
恐らく、マーベルの作品をかなり多く見ている方でなければ、理解するのが難しい作品と言えます。
映画『マーベルズ』の見所
カマラとマーベルが何度も入れ替わって、周囲の人間がパニックになる所は、なかなか緊迫感があって面白かったですね。
そして、ダー=ベンが血眼になっている2個目のバングルまで手に入ったら、どんな事が起きるのか?その辺りも凄く気になる所であり、今作の大きな見所です。