引用:https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/blog/bl/p5kPw8DWyV/
ドラマ『ブギウギ 第38話』では、新しい演出家・竹田は、親に会いたがっている福来スズ子に「歌手は親の死に目に会えない」と言ってしまいます。
実は、親の死目に会えないは、違う意味があって、竹田は間違った使い方をしているので、本当の意味について紹介しましょう。
ドラマ『ブギウギ』のキャスト
朝ドラ『ブギウギ』は、2023年10月2日から放送開始されました。
演出
- 福井充広
- 二見大輔
- 泉並敬眞
- 鈴木航
- 盆子原誠
登場人物&俳優
- 花田鈴子-福来スズ子(演:趣里)笠置シヅ子をモデルにした女性
- 花田鈴子-少女時代(演:澤井梨丘)銭湯の跡取り娘
- 花田梅吉(演:柳葉敏郎)鈴子の父親
- 花田ツヤ(演:水川あさみ)鈴子の母親
- 花田六郎-少年時代(演:黒崎煌代)鈴子の弟
- 大西トシ(演:三林京子)ツヤの母親で、鈴子の祖母
- タイ子-少女時代(演:清水胡桃)花田鈴子の親友
- タイ子(演:藤間爽子)福来スズ子の幼馴染
- アホのおっちゃん(演:岡部たかし)タダで銭湯に入る客
- 易者(演:なだぎ武)鈴子と喧嘩をする占い師
- 松岡-少年時代(演:湯田大夢)タイ子好かれていた男子
- ゴンベエ(演:宇野祥平)銭湯の従業員
- 林(演:橋本じゅん)梅丸少女歌劇団の部長
- 橘アオイ(演:翼和希)梅丸少女歌劇団の第1期生で男役トップスター
- 大和礼子(演:蒼井優)梅丸少女歌劇団の大スター
- 白川幸子-リリー白川(演:清水くるみ)花田鈴子の同期
- 白川幸子-少女時代(演:小南希良梨)花田鈴子と親しくなる同期
- 桜庭辰美-桜庭和希(演:片山友希)花田鈴子の同期
- 桜庭辰美-少女時代(演:木村湖音)白川幸子たちにそっけない同期
- 大熊熊五郎(演:升毅)梅丸少女歌劇団の社長
- 秋山美月(演:伊原六花)花田鈴子たちの後輩
- 股野義夫(演:森永悠希)ピアノを伴奏する男性
- 治郎丸和一(演:石倉三郎)トシの幼馴染で、鈴子に踊りを要求する人物
- 西野キヌ(演:中越典子)福来スズ子の実母
- 大西トシ(演:三林京子)花田ツヤの母親で、福来スズ子の祖母
- 松永大星(演:新納慎也)梅丸少女歌劇団を訪れる演出家
- 中山四郎(演:小栗基裕)有名なダンサー
- 一井(演:陰山泰)トランペット奏者で、福来スズ子をモヤシと思ってしまう
- 辛島一平(演:安井順平)制作部長デ、USKの林部長の後輩
- 羽鳥善一(演:草彅剛)大阪生まれの作曲家
- 羽鳥麻里(演:市川実和子)羽鳥善一の妻で、福来スズ子の良き相談相手
- 茨田りつ子(演:菊地凛子)別れのブルースで有名な歌手
- 竹田(演:野田晋市)松永大星の後任の演出家
ドラマ『ブギウギ 第38話』のストーリー
花田六郎が、姉の下宿先で、食事をご馳走してもらう事になり「姉やんは、こんなに美味いを毎日食っているのか?えぇなぁ」と喜ぶと、女将から「そやけど、あんたら、姉妹なのに、顔が似てへんなぁ」
「実は、わいと姉やん、血が……」と言いかけると、福来スズ子から、頭を『スパーン』と思いっきり叩かれてしまいました。
そのあと、福来スズ子の寝室に入ると「良い部屋やぁな」とはしゃいでしまい「あんた、何をしに来たんや?赤紙が来たんやろ?」
「せや」と言って、赤紙を見せつけて「すごいやろ」と誇らしげに語りました。
福来スズ子は、目を細めて弟を見つめますが、一緒に同じ部屋で寝ようとしたら「わいな、死ぬかもしれへんやん」「バカな事を言いなや」
「死ぬってどういう事なんやろと思ってな。死ぬ時は、皆んな一緒がええ。一人は嫌や」
今まで、赤紙をもらって大喜びしていましたが、内心では、怖くて不安で仕方なかったのです。
「姉ちゃん、そっちに行っても良いか?」と言うので「ええよ」と答えて、弟を強く抱きしめてあげます。
翌日、弟が出征のために旅立っていきますが、その後すぐに、女将が「あんたに大阪から電報が来たよ」と言ってきたので、電報を見ると『ハハ、キトク』と書いてありました。
「あんた、早く帰ってあげな」と言われますが「でも、舞台が」「舞台って、あんた」
そうは言っても、福来スズ子は梅丸少女歌劇団に着くと、母が危篤になった事を伝えますが、新しい演出家・竹田は「歌手は親の死に目に会えない」と言われてしまいます。
しかし、羽鳥善一は「僕は帰っても良いと思うな。ただ残るのであれば、君の状況は、お客は知らないので、今回の事を糧にするぐらいの気持ちで歌ってほしい」
福来スズ子は「わて、残って歌います」と言い放つと、辛島部長は「ありがとう」と頭を深く下げます。
そして、福来スズ子は舞台で、センチメンタル・ダイナを強く歌い上げるのです。
『竹田は間違えている!親の死目の本当の意味を紹介』
竹田は、親の死目に会えないのは、親不孝だけど、親よりも舞台を優先するのが歌手と言わんばかりでした。
しかし、この言葉の意味は、親の死目に会えないのが親不孝という意味ではなく、親よりも先に死んでしまうのが最大の親不孝という意味なのです。
参照元:https://diamond.jp/articles/-/269510?page=3
日本語は少し難しいところがあり、いつしか誤解されて使われる事も多いので、気をつけたいものですね。
ドラマ『ブギウギ 第38話』の見所とまとめ
第38話では、福来スズ子が「ハハ、キトク」という電報を見ましたが、羽鳥善一の言葉で残る事を決断してしまいました。
移籍騒ぎで、辛島部長と、だいぶやりあってしまいましたが、すっかりと信頼し合う仲に戻れているのは良かったですね。
新しい演出家・竹田は『親の死目に会えない』という意味を間違えていますが、自分もつい最近でまで、親の死目に会えないのが最大の親不幸と勘違いしていました。やはり、日本語は難しいものです。