映画『ウィッシュ』では、悪どい国王が、国民の夢を独り占めにして、絶望する者たちが続出してしまうので、アーシャという少女が立ち上がります。
そんな映画『ウイッシュ』の5つの名言について紹介するので、参考にしてみて下さい。
映画『ウィッシュ』のキャスト
アメリカ合衆国のディズニー映画『ウィッシュ』は、日本では2023年12月15日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&声優
- アーシャ(声:生田絵梨花)家族の夢を取り戻そうとする少女
- マグニフィコ王(声:福山雅治)ロサス王国の国王
- アマヤ王妃(声:檀れい)ロサス王国の王妃
- バレンティノ(声:山寺宏一)アーシャに飼われているヤギ
- サビーノ(声:鹿賀丈史)アーシャの祖父
- サキーナ(声:ナターシャ・ロスウェル)アーシャの母親
- ダリア(声:大平あひる)ケーキ作りが好きな女性
- サイモン(声:落合福嗣)大柄な男性で大切な人を裏切ってしまう
- ガーボ(声:蒼井翔太)気が短い男性
- サフィ(声:岡本信彦)くしゃみが多い人物
- ハル(声:青野紗穂)ア能天気な女性
- バジーマ(声:竹達彩奈)恥ずかしがり屋な女性
- ダリオ(声:ジョン・ルドニツスキー)天然気味な性格をした男性
映画『ウィッシュ』のストーリー
ロサス王国では、国民の皆が大人になると、国王に夢を預けて、夢の儀式で、選ばれた人だけが夢を叶えてもらっていました。
アーシャは、祖父・サビーノがいつまでも夢を叶えてもらえないので、国王の弟子になる代わりに、夢を叶えてもらおうとします。
最終選考にまで残り、マグニフィコ国王に「あの、お願いがあります。私の祖父の夢を叶えてもらえないでしょうか?もう100歳になるんです」と直訴します。
「そうか、ただ、サビーノの願いは、少し曖昧な所がある。こういう曖昧なものは危険をはらむ事があるから。叶える事はできないな」
アーシャは、国王が皆の願いを多く保管しているくせに、少しの願いしか叶えていない事に反発して「それなら、皆に願いを返してください!」と反発してしまいます。
これに、マグニフィコ国王は怒り、アーシャの弟子入りを許さず「サビーノの夢はずっと叶えさせない」と言い放ってしまいました。
アーシャは絶望してしまい、森の中を歩いていき、自分の無力さを嘆いていると、不思議なスターが現れて、自分が飼っていたヤギや植物たちが喋られるようになったのです!
アーシャやスターによる力は、大いなる光を放ち、それに気づいたマグニフィコ国王は『この光は、私が保管している夢に悪影響を及ぼす』と危機感を抱きます。
そこで、王妃から止められていたにも関わらず、禁断の書を手に取り、怪しい魔法のとりこになってしまいました。
今まで平和な国だったのに、多くの国民の夢が破壊されていき、無気力で絶望にうちひしがれる者たちが続出していきます。
マグニフィコ国王は、禁断の魔法で作られた杖によって、強大なる力を持ち、多くの者たちを恐怖のどん底に突き落としていきます。
アーシャは、スターや仲間たちと一緒に、マグニフィコ国王に立ち向かいますが、どうやって禁断の魔法に勝てるのでしょうか?
映画『ウィッシュ』の5つの名言
豪華な声優陣が集結した映画『ウィッシュ』では、多くの名言があったので、その中から厳選して、5つの名言を紹介します。
自分の可能性を思い出させてくれる
アーシャは幼い頃に、父親と一緒になって、よく夜空にきらめく星を眺めていました。そこで、父親から、星を見る事によって「自分の可能性を思い出させてくれる」と教えられます。
この希望あふれる名言が、のちのアーシャの人格を形成していったと言えますね。
瞳の中に拡がる銀河
アーシャが、森で不思議なスターと巡り会えた時に、多くの動物たが歌って踊っていき、フクロウが「瞳の中に拡がる銀河」と歌いました。
これは、暗い世の中になっていても、今まさに夢や希望がふくらんでいく様子を語っていました。
仲良くしないのはもったいない
この映画では、よく喧嘩をするシーンがありましたが、そんな時に「仲良くしないのは、もったいない」という名言も飛び出しました。
もったいないは、物や食べ物を粗末にする時によく使われる言葉ですが、それを人間関係で使われるのは、珍しい名言と言えますね。
人生はおとぎ話じゃない
アーシャは、頑張れば何とかなると思っていましたが、そんな時に「人生はおとぎ話じゃない」という厳しい名言をぶつけられました。
確かに、この世の中は、厳しくて、理不尽な事もありますが、それは他の人たちも同じです。そういった時は、この名言を思い出して、簡単にはいかない事を思い出すほうが良いでしょう。
この願い諦める事はない
アーシャたちが、どんな困難にも諦めず、立ち向かおうとして「この願い、諦める事はない」と歌うシーンが何回もありました。
夢を叶える事は難しいので、挫折しそうになる時は、この名言を思い出して、頑張ってみるのも悪くはないでしょう。
『ウィッシュ』と他の映画を比較
映画『メリダとおそろしの森』でも、王女メリダが、母である王妃と喧嘩をしてしまい、ある森にかけこんでしまいます。
しかし、その森で不思議な体験をしていき、次第にたくましく成長していきます。
今作のアーシャと共通する所があり、森の中でたくまくしくなっていく所も似ているので、2つの作品を見比べてみるのも悪くはありませんね。
映画『ウィッシュ』のまとめ
ウィッシュを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ウィッシュ』のオススメ層
少女が祖父のために、夢を叶えさせようとして、家族愛を強く訴える映画なので、ファミリーで見てみる作品として、オススメです。
しかも、夢を簡単に諦めてはいけないと訴える内容になっているので、夢を持つ方が多い若年層にも、オススメですね。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ウィッシュ』の残念な所
途中まで、凄く退屈な話が続いてしまう作品なので、少し飽きてしまう方が多い可能性が高いので、そこは少し残念でした。
しかも、国王は根っから悪という感じではなかったのに、自分の描く目的が間違っていなかったのに、その方法が誤っていたのは残念でしたね。
映画『ウィッシュ』の見所
国王に夢を預けた者たちが、裏切られた形になっていたので、この映画は自分の夢を他人に託してはいけないと訴えたかったのではないでしょうか?
そして、夢は途中で諦めてはいけないというストーリーになっていたので、その強いメッセージを感じられる所が、この映画の大きな見所でしたね。
声優たちの声を、実際に聞いてみると、違う人が喋っているようにも聞こえるので、その辺りも、注目して欲しいポイントでした。