映画『サンクスギビング』では、復讐の殺人鬼が、ジョンカーヴァーの仮面をかぶって、人を殺害して、その遺体をディナーに仕立てていきました。
このジョンカーヴァーは実在していましたが、悪者とは言い切れないので、その理由について詳しく紹介しましょう。
映画『サンクスギビング』のキャスト
アメリカ合衆国のスリラー映画『サンクスギビング』は、年に公開されました。
監督&脚本
- 監督:イーライ・ロス
- 脚本:ジェフ・レンデル
登場人物&俳優
- ジェシカ(演:ネル・ヴェルラーク)一度の過ちで大事な者たちを失う少女
- エリック・ニューロン(演:パトリック・デンプシー)保安官
- トーマス・ライト(演:リック・ホフマン)ジェシカの父親
- アマンダ・コリンズ(演:ジーナ・ガーション)トーマスの妻
- ボビー(演:ジェイレン・トーマス・ブルックス)ジェシカの恋人
映画『サンクスギビング』のストーリー
アメリカ合衆国やカナダなどの祝日として知られる『感謝祭』の日、マサチューセッツ州のライトマートの大型ショッピングセンターでは、多くの出待ちの客がいました。
なぜなら、祝いの日という事もあって、ライトマートでは、多くの商品が安売りする予定だったからです。
ところが、ライトマートの経営者の娘が、仲間たちと一緒にやってきて、順番を守る事もなく、裏口から入って行き、先に買い物しようとします。
多くの客たちは「なんで、あいつらばかり」と怒って、店に突入していき、店員の妻が押しつぶされて、命を落としてしまったのです。
それから、この事件に関わった者たちが、ジョンカーヴァーの仮面をかぶった人物に殺害されていきました。
犯人は、さらに復讐を続けようとして、生首を食卓に置いていき、次はお前たちの番だと言わんばかりに、次の標的の名札が置かれている所をSNSにアップしてしまいます。
ジェシカはおおいに震え上がり、保安官が犯人を捕まえようとしますが、ついに仲間や家族たちは殺人鬼に捕まってしまうのです。
アマンダは丸焼きにされてしまい、その遺体は七面鳥のような形で、食卓に置かれて、その肉をナイフで切っていき、夫に食べさせようとするのです。
恐怖の晩餐が始まってしまいますが、ジェシカたちは全員、殺害されてしまうのでしょうか?
実在したジョンカーヴァーが悪者と言い切れない理由
アメリカ合衆国のマサチューセッツ州のプリマスを創設したのが、ジョンカーヴァーです。
先住民にとっては自分たちの住む場所を奪っていく悪者と言えますが、アメリカ人にとっては、領土を広げた英雄と言えますね。
しかし、入植した後に、ジョンカーヴァーの周りでは50人もの清教徒仲間が次々と謎の死を遂げてしまうという都市伝説がまことしやかに語り継がれてしまいます。
参照元:https://www.banger.jp/news/107263/
こういった事もあって、英雄としてあがめられる面もあれば、恐ろしい殺人鬼のように恐れられるようになったのでしょう。
しかし、これは都市伝説なので、必ずしも悪者とは言い切れません。
映画『サンクスギビング』のまとめ
サンクスビギングでは、ジョンカーヴァーの仮面をつけた犯人が、なかなかインパクトが強くて、見応えがありましたね。
ただし、もう少しディナーとなる人体の料理をもう少し見たかったので、残念な所もありました。