ドラマ『大奥(2024年版)第2話』では、御台所たちが必死になって、懐紙入れ(かいしいれ)を作っていきました。
そこで、懐紙入れ(かいしいれ)とは、どのような使い方をするのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『大奥(2024年版)第2話』のキャスト
大奥(2024年)は、から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:大北はるか
- 演出:兼﨑涼介&林徹&二宮崇&柏木宏紀
登場人物&俳優
- 五十宮倫子(演:小芝風花)徳川10代将軍家治の御台所
- 徳川家治(演:亀梨和也)徳川10代将軍であり、家臣に有無を言わさぬ人物
- お品(演:西野七瀬)徳川家治の側室
- お知保(演:森川葵)徳川家治の側室
- 松平定信(演:宮舘涼太)寛政の改革を行う老中
- 徳川家重(演:高橋克典)徳川九代将軍
- 田安宗武(演:陣内孝則)徳川八代将軍の次男
- 松島の局(演:栗山千明)大奥を取り仕切る人物
- 田沼意次(演:安田顕)側用人と老中を兼任する人物
- 徳川吉宗(演:伊武雅刀)徳川八代将軍にして、中興の祖を呼ばれる名君
- 久我信通(演:鈴木仁)公卿
- 高岳(演:田中道子)大奥の筆頭老女
- お幸(演:紺野まひる)徳川10代将軍家治の生母
- 五菜の猿吉(演:本多力)
- 夜霧(演:井本彩花)
- 御右筆の昭島(演:山村紅葉)
- 御次のお平(演:小林きな子)
- 表使のお玲(演:ハシヤスメ・アツコ)
ドラマ『大奥(2024年版)第2話』のストーリー
五十宮倫子は、目覚めたので、起きようとすると、お知保から「もうしばらく眠いっていてもらいます」と言われてしまい「そう言われても起きたのだから、仕方ないであろう」
「恐れながら、郷に入りては郷に従えと申します」と言われてしまい『何という、いまいましい奴』と思いながら、布団を頭までかぶり、眠り続けます。
五十宮倫子は、しばらくして、厠(トイレ)へ行こうとすると、お知保がついて行こうとするので、お品が「私が大奥のしきたりを覚えます」と主張しました。
「それであれば、これを」と体を拭くものを手渡してきて「御台所が、手を汚す訳にはいかぬゆえなぁ」と言い放ってしまうのです。
お品は、そのあとに、大事な道具を割ったと言いがかりをつけられてしまい、大奥から追い出されそうになります。
五十宮倫子は、お品をかばおうとしたら、松島の局から「それであれば、大奥の者たちに渡そうとしていた懐紙入れを300以上、作ってもらいます」と無理難題な要求をつきつけられます。
五十宮倫子や、お品は、夜遅くまで、懐紙入れを作り続けて、将軍のお出迎え姿を現さず、松島たちは将軍に謝罪をしますが「構わん」と吐き捨てました。
五十宮倫子たちは、将軍をお出迎えできない代わりに、300以上の懐紙入れを用意できました。
しかし、松島たちから、将軍を出迎えできなかったを責められてしまうと、そこに徳川家治が現れます。
はたして、五十宮倫子やお品たちは、どうなってしまうのでしょうか?
『懐紙入れ(かいしいれ)の使い方』
五十宮倫子たちが、必死になって、懐紙入れ(かいしいれ)を300以上も作りましたが、これは、どういった時に使うのか?分からない方は多いでしょう。
懐紙入れとは、お茶席で用いられるものであり、現代で言えば、ポーチのような物です。
参照元:https://www.tsujitoku.net/kaishi/
懐紙は、 平安貴族から現代一般人にいたるまで、ティッシュ・ハンカチ・ちり紙などのと同じような用途で使われていました。
その懐紙を入れるものが、懐紙入れという訳ですね。
この時代から、多くの女性たちは、ポーチを利用していたとは驚きですね。しかも、鮮やかで、美しい物ばかりで、将軍の気持ちを多く動かしたのも納得です。
ドラマ『大奥(2024年版)第2話』の見所とまとめ
第2話でも、小芝風花さんだけではなく、西野七瀬さんも、凄く辛い役を演じていて、見ているだけで切なくなってしまいました。。
田沼意次は、民の貧富が拡大しても構わないという考えを持っていましたが、これは中国の鄧小平が唱えた『先富論』と同じですね。
それにしても、300以上の懐紙入れがズラリと並んでいる所は、美しかったです。