映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』では、鬼舞辻無惨たちの襲来に備えて、柱たちは稽古をつけようとしますが、なぜか、水柱の冨岡義勇(櫻井孝宏)は稽古しようとしません。
そこで、なぜ冨岡義勇(櫻井孝宏)は、柱であるにも関わらず、稽古しようとしないのか?その理由について紹介しましょう。
- 映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のキャスト
- 映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のストーリー
- 『冨岡義勇(櫻井孝宏)が柱稽古に参加しない理由』
- 『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』と他の映画を比較
- 映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のまとめ
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のキャスト
日本の2Dアニメ映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、年に公開されました。
監督&脚本
- 監督:外崎春雄
- 原作:吾峠呼世晴
登場人物&声優
- 竈門炭治郎(声:花江夏樹)一家のほとんどを殺害された少年
- 竈門禰󠄀豆子(声:鬼頭明里)竈門炭治郎の妹で、鬼になってしまう
- 我妻善逸(声:下野紘)竈門炭治郎の同期の鬼殺戦士
- 嘴平伊之助(声:松岡禎丞)イノシシの被り物をかぶった鬼殺戦士
- 冨岡義勇(声:櫻井孝宏)竈門炭治郎を鬼殺隊に誘う水柱
- 不死川実弥(声:関智一)性格や言動が荒い風柱
- 宇髄天元(声:小西克幸)竈門炭治郎をサポートする音柱
- 甘露寺蜜璃(声:花澤香菜)素敵な彼氏を作るために鬼殺隊に参加
- 伊黒小芭内(声:鈴村健一)嫌味な性格をした蛇柱
- 鬼舞辻無惨(声:関俊彦)竈門禰󠄀豆子を鬼に変えた男
- 上弦の肆-半天狗:上弦の者たちと結集した時に震える男
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のストーリー
竈門炭治郎たちは、上弦の肆-半天狗を追い詰めていきますが、本体の鬼は素早く走って逃げて行き「追いつけない、このままでは朝日がのぼってしまう」と焦っていました。
朝日が完全に登ったら、鬼を捕まえられなくなり、竈門禰󠄀豆子は日光があたると焼けただれて死んでしまいます。
上弦の肆-半天狗は、首に刀を刺されて要る状態で、瀕死(ひんし)の状況でしたが、村人を見つけて「こいつら、人間を食べれば、回復して、あんな奴らは倒せる」と企みます。
竈門炭治郎は鬼を倒したかったのですが、朝日が登り始めて、妹がヤケドし始めていたので、妹を守るべきか、鬼を退治して村人を守るべきか?決断できずにいました。
妹は、兄を思い切り蹴飛ばしてしまい『もう、ここまできたら、やるしかない』と思って、上弦の肆-半天狗の心臓に隠れていた首を切り落としました。
「鬼は倒せたけど、禰󠄀豆子が……禰󠄀豆子が」と嘆いていると、そこに竈門禰󠄀豆子が近づいてきて、日光のダメージを克服して「お…おはよう」と微笑んできたのです。
「禰󠄀豆子!よかった、よかった」とはしゃぎますが、この知らせは、鬼舞辻無惨の耳にまで届いてしまいました。
鬼舞辻無惨は、自分の命を生きながらえるために、薬を飲んでいても、一向によくならないと思って医師を殺害した時がありました。
殺害した後に、その薬に効果がある事が分かりましたが、あとのまつりでした。医師を殺害してしまったので、命は生きながらえても、日光の光に当たると死んでしまう事が判明してしまいます。
これを解決するには、医師が探していた『青いヒガンバナ』を見つける事か、もしくは太陽の光を克服した者を探し出す事でした。
鬼舞辻無惨は、竈門禰󠄀豆子を捕まえて、今度は自分が太陽の光を克服しようとしますが、その動きは鬼殺隊も察知して、鬼たちの襲来に備えて、話し合おうとします。
しかし、水柱の冨岡義勇だけが、稽古をつけようとせず、風柱の不死川実弥と一触即発の危機に陥ってしまいます。
はたして、こんな状況で鬼舞辻無惨を迎え撃つ事ができるのでしょうか?
『冨岡義勇(櫻井孝宏)が柱稽古に参加しない理由』
冨岡義勇(櫻井孝宏)は、稽古に参加しようとしないので、他の柱たちから文句を言われても「俺は、お前らとは違う」と言い放ってしまいます。
これに、不死川実弥から「何ぃ?お前は、俺たちを見下しているのか!」と一触即発の危機に陥ってしまいました。
なぜ、このような言動で、稽古に参加しようとしなかったのか?それは、冨岡義勇は自分自身が柱にふさわしくないと思っていたからでした。
実は、昔、同じ仲間に助けてもらったせいで、その仲間は命を落として、その結果、柱になれたので、自分は柱にふさわしくないと思っていたのです。
そのため、他の柱と俺は違うと思って、稽古する資格もないと思って、参加しようとしませんでした。
しかし、寡黙な性格のため、足りない言葉で周りから誤解されてしまい、少し悲しい柱と言えますね。
『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』と他の映画を比較
本作の前作『鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』では、鬼殺隊が懸命の戦いを行なって行き、ついに上弦の鬼を一人倒す事ができました。
これは、今までにはない快挙であり、鬼殺隊を統括している産屋敷燿哉は「100年も変わらない状況が、ようやく変わってきた」と喜びます。
www.akira-movies-drama.comこれに、鬼舞辻無惨は、上弦の鬼たちを集めて「状況の変化・肉体の変化・感情の変化・あらゆる変化は、ほとんどの場合、劣化だ。私が好きなものは不変」と静かに怒りを燃やします。
こうして比較してみると、今作よりも前作のほうが、美しいビジュアルが長く出てきたり、上弦の鬼たちを一堂に見れて、迫力がありました。
今作は少し迫力不足かなと思う所がありますが、これはストーリーの内容によって変わる所があるので、仕方のない所かもしれません。
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のまとめ
鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へを見た感想について、詳しく解説します。
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』のオススメ層
太陽の光を浴びたら、命を落とすのが鬼でしたが、鬼になった竈門禰󠄀豆子が、ついにその光を克服しました。
かなり感動的なシーンであり、原作ファンだけではなく、兄妹そろって見てみるのも悪くはないアニメ映画ですね。
- 原作ファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 兄妹:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』の残念な所
前作の映画では、上弦の鬼が集結されて終わった感じなのに、今作はいきなり上弦の肆-半天狗が追い詰められる所から始まっていて、すごく物語をすっ飛ばしている感じでした。
これでは、映画だけを見ている人には、何がなんだか分からない状況なので、映画で続編を作っていく以上は、せめて前作が終わってから、ストーリーがつながるように上映して欲しかったです。
映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』の見所
苦戦しながらも、上弦の鬼と戦って、倒せるのかどうか?そのスリリングな展開は、なかなか面白かったです。
さらに、死んだと思った妹が、太陽の光を浴びながら、近づいてきたシーンは、感動的で最大の見所でしたね。