紫式部と清少納言の仲が悪いのは本当なのか紹介!大河ドラマ『光る君へ 第6話』

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第6話』では、まひろ(のちの紫式部)と、ききょう(のちの清少納言)が、張り合うようなシーンがありました。

そこで、紫式部清少納言の仲は、本当に悪かったのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

大河ドラマ『光る君へ 第6話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

光る君への登場人物や、俳優たちは以下の通りです。

紫式部の一族や身近な者たち

藤原家

朝廷

その他

大河ドラマ『光る君へ 第6話』のストーリー

まひろは、すっかりとやつれたような表情で、帰って来たので、藤原兼家は娘が遅く帰ってき来たとは言え、すっかりと怒る気力を無くしてしまいました。

「まひろ、昨夜は何があったかは聞かん。ただ、もう左大臣の集いには行かなくてもよい。父が浅はかであった」

「父上、これからも、左大臣の集いの所に行かせて下さい」「なぜだ?これからも外へ出て行きたいからか?」

「いえ、父が仇の家にしか頼れないのは悔しいからでございます。仇以外の所ともつながっていたほうがようございます」

父は、まひろの言葉を聞いて「そこまで考えていたとは」と感慨深くなり、これからも、集いへ行く事を許します。

翌日、まひろは、いつものように集いに参加すると、蜻蛉日記の話題になり、盛り上がります。

まひろは「良ければ、今度、書物を持っていきましょうか?」と聞いてみると、源倫子から「いらないわ」

「え?」「わたし、書物を読むのが、一番、苦手なの」

周りの女性たちも「わたしも」と言い合うので、まひろは苦笑いしてしまいます。

藤原斉信は、出世争いに負けている事に焦り、一族の藤原忯子に「帝に、私を取り立ててもらうよにお計らい下さい」と頼み込みます。

その甲斐もあってか、藤原公任藤原斉信たちが、一部の貴族と一緒に集まり、良からぬ動きをしていました。

藤原道長たち一族が排除されるような動きでしたが、藤原詮子東宮に力をつけたくて、源雅信に協力するように求めます。

源雅信は、断ったら、ただでは済まないと考えて、従う事にしました。

まひろは、今度は右大臣の集いに参加する事にすると、そこで、ききょうと出会う事になります。

このききょうこそ、のちの清少納言であり、日本文学を代表する巨星、紫式部清少納言の出会いだったのです!

紫式部清少納言の仲が悪いのは本当なのか紹介』

引用:光る君へ 前編 NHK大河ドラマ・ガイド(87ページ)

紫式部清少納言の仲が悪いのか?それは、良いも悪いも、史実では接点が見当たらないので、悪いとは言い切れないでしょう。

実は、紫式部清少納言が引退してから、5年後に宮廷出仕しているのです。

そのため、仲が悪かったかどうか?そういう衝突はありませんでした。

しかし、二人は犬猿の仲のように言われるのは、それなりの訳があります。

清少納言の作品『枕草子』は、自慢話が多くて、本人も文才が優れている事を大いに自慢していました。

しかも、男の貴族たちと和歌で詠いあって、時には男を打ち負かして、名声を高めました。

それにひきかえ、紫式部は、あまり派手な行動をする事がなく、あまり自慢をしません。

このように、二人は正反対な性格をしているので、まるで仲が悪かったかのような誤解が生まれてしまった訳なんですね。

大河ドラマ『光る君へ 第6話』の見所とまとめ

第6話でも、女たちの集いが行われて、今までの大河ドラマとは、だいぶ違う内容になっていますね。

しかし、まひろは、直秀が、おかしな話を欲しがっていると知ったので、今後は一風変わった作品を作るかもしれません。

今回はついに、紫式部清少納言が出会うので、かなり感慨深い内容になっていました。

今後は、この二人が、どんな歌をうたっていくのか?期待したいですね。