ドラマ『大奥(2024年版)第5話』では、オランダのティチングが、将軍に謁見しました。
はたして、このティチングとは、史実では、何をした人物なのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『大奥(2024年版)第5話』のキャスト
大奥(2024年)は、から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:大北はるか
- 演出:兼﨑涼介&林徹&二宮崇&柏木宏紀
登場人物&俳優
- 五十宮倫子(演:小芝風花)徳川10代将軍家治の御台所
- 徳川家治(演:亀梨和也)徳川10代将軍であり、家臣に有無を言わさぬ人物
- お品(演:西野七瀬)徳川家治の側室
- お知保(演:森川葵)徳川家治の側室
- 松平定信(演:宮舘涼太)寛政の改革を行う老中
- 徳川家重(演:高橋克典)徳川九代将軍
- 田安宗武(演:陣内孝則)徳川八代将軍の次男
- 松島の局(演:栗山千明)大奥を取り仕切る人物
- 田沼意次(演:安田顕)側用人と老中を兼任する人物
- 徳川吉宗(演:伊武雅刀)徳川八代将軍にして、中興の祖を呼ばれる名君
- 久我信通(演:鈴木仁)公卿
- 高岳(演:田中道子)大奥の筆頭老女
- お幸(演:紺野まひる)徳川10代将軍家治の生母
- 五菜の猿吉(演:本多力)
- 夜霧(演:井本彩花)
- 御右筆の昭島(演:山村紅葉)
- 御次のお平(演:小林きな子)
- 表使のお玲(演:ハシヤスメ・アツコ)
- 葉山貞之助(演:小関裕太)五十宮倫子に従う武士
ドラマ『大奥(2024年版)第5話』のストーリー
新たに、武家伝奏となった者が現れて、五十宮倫子が我が目を疑ってしまいました。
なぜなら、それはかつて、恋い焦がれた久我信通だったからです。
久我信通は、あとになって五十宮倫子と二人になった所で、ある事を打ち明けます。
「御台様、もし良ければ、この江戸城から逃げましょう」「そのような事をしたら、信通さまは?」「私ながら大丈夫です」
田沼意次は、陰で「これから、どうなるか見ものだな」とほくそ笑み、松島の局は「側室がいる以上、正室など無用です」
二人が悪巧みしている中、徳川家治がオランダの使者と会う時に、側室・お知保が琴を披露する事になっていました。
しかし、高岳は、松島の局たちが力をつける事を妬み、密かに、琴を傷つけて、弾けないようにしてしまいます。
いよいよ、オランダの使者が将軍に謁見する時、お知保は、なぜか琴を見事に演奏していきます。
高岳は「どういう事じゃ」とうろたえますが、将軍は、その琴の模様を見て、わずかに笑みを浮かべました。
五十宮倫子は、お品から「実は、大奥には暗黙のしきたりがある事が分かりました」
「暗黙のしきたり?」
「はい。幕府は地位をあげるために公家から正室として迎え入れられても、子供ができたら、朝廷が幕府に口を挟む」
「そのため大奥が、公家から来た者に子供が生まないようにしているのです」
その言葉を聞いて、五十宮倫子は、久我信通と会いに行きますが、このまま江戸城から出て行くのでしょうか?
『ティチングは史実で何をしたのか詳しく紹介』
将軍と謁見したティチングとは、オランダで外科医を務めた事もある人物です。
イサーク・ティチングという名前ですが、イサーク・ティツィングと表記される事もあります。
のちに、オランダ商館長となり、ついに将軍・徳川家治と謁見する事になりました。
そのため、このドラマの謁見シーンは、史実にそった内容と言えますね。
ティチングは、当時の日本の政治について記述した上に、日本の多くの蘭学者と交流を深めました。
彼の存在が、日本の近代化を近づけたとも言えるので、すごく重要な人物と言えますね。
ドラマ『大奥(2024年版)第5話』の見所とまとめ
第5話では、将軍が、琴の模様を見て、御台が密かに貸してくれた事に気づいたのは、さすがでしたね。
五十宮倫子は、ついに、将軍と共に生きる事を覚悟できたようですが、それは大奥で多くの敵を作る事を意味します。
次回以降は、大奥の権力闘争が、どのようになっていくのか?注目したい所です。