ドラマ『相棒 season22 第19話』では、下川(黒谷友香)が指揮権を発動して、政治家を追求できなくなりました。
そこで、下川(黒谷友香)が指揮権を発動して、政治家を追求できなくなる事が、なぜ許されるのか?詳しく紹介しましょう。
- ドラマ『相棒 season22 第19話』のキャスト
- ドラマ『相棒 season22 第19話』のストーリー
- 『下川(黒谷友香)の指揮権が許されてしまう理由』
- ドラマ『相棒 season22 第19話』の見所とまとめ
ドラマ『相棒 season22 第19話』のキャスト
相棒 season1は、テレビ朝日系で2003年10月18日から放送開始されました。
プロデューサー
- 古草昌実
登場人物&俳優
- 杉下右京(演:水谷豊)特命係の警部
- 亀山薫(演:寺脇康文)相棒シリーズで、杉下右京の初の相棒
- 宮部たまき(演:益戸育江)杉下右京の元妻で『花の里』の初代女将
- 奥寺美和子(演:鈴木砂羽)亀山薫の恋人
- 甲斐峯秋(演:石坂浩二)警視監で、甲斐享の父親
- 大河内(演:神保悟志)首席監察官
- 内村完爾(演:片桐竜次)特命係を認めるようになった警視長
- 中園照生(演:小野了)内村完爾の側近で、警視正
- 伊丹憲一(演:川原和久)亀山薫とは犬猿の仲の刑事
- 角田六郎(演:山西惇)暇か?というのが口癖の犯罪対策五課課長
- 土師(演:松嶋亮太)セキュリティ対策本部で働く男性
- 出雲麗音(演:篠原ゆき子)巡査部長
- 小出茉梨(演:森口瑤子)家庭料理店『こてまり』の女将
- 下川(演:黒谷友香)法務大臣
- 武智(演:金田明夫)内閣官房長官
- 尾上(演:甲本雅裕)特捜部長
- 乙部(演:佐戸井けん太)ベテランの政治学者
ドラマ『相棒 season22 第19話』のストーリー
与党幹事長の収賄容疑に関する強制捜査が行われようとしましたが、法務大臣・下川が指揮権を発動してしまいます。
まさに、法務大臣の禁じ手とも言える方法で、強制捜査が見送られてしまいました。
政治学者の乙部は、強制捜査してくれる事を期待していましたが、特捜部長・尾上は権力の前に膝を屈するしかありませんでした。
乙部は、帰り道で、見知らぬ青年から「先生、最近、テレビに出ませんね?やっぱり政権批判したからですか?」
「ぶしつけな事を言うね。でも、これも君たち若者のため」
そう言いかけると、青年から押さえつけらられて、カッターを向けられてしまって、震え上がってしまいます。
「この半日学者め、謝れ!」と強く迫り、謝っている動画を撮影されてしまいました。
奥寺美和子は、その動画を見て、慌てて杉下右京や夫たちに「ねぇ、この動画を見て」とスマホを見せつけました。
青年は、すぐに、警察に事情聴取を受ける事になります。
杉下右京たちは、乙部から「あのね、青年から襲われた時に、最後にごめんなさいって言っていたような気がするんだ」と教えられます。
「えぇ?それ、警察に言いましたか?」「いや、最初は頭に来て、早く捕まえてくれって思っちゃって」
時間が過ぎてから、冷静になって、ようやく謝られていると気づいたのです。
奥寺美和子は、事件に関連する事を知っている人物に会おうとしますが、クロスボウで撃たれて殺害されていました。
杉下右京たちは、青年が金に困っていたので、誰かからお金を貰う代わりに、乙部を襲撃した事に気づきます。
それを他の刑事がいる所で指摘されてしまい、これで青年はお金を没収されるハメになってしまいます。
はたして、事件の裏で動いている人物は、何者なのでしょうか?
『下川(黒谷友香)の指揮権が許されてしまう理由』
下川(黒谷友香)が発動した『指揮権』とは、法務大臣が発動する事を許されるものです。
政治家の追求を阻む事をしたら、普通であれば、世間が許しません。
しかし、法務大臣に、このような絶大な権限が認められているのは、指揮権が国家を危機に陥る時だけ発動するものと思われているからです。
参照元:https://kids.gakken.co.jp/jiten/dictionary03200127/
さらに言えば、指揮権が発動されたのは、1954年,造船疑獄の収賄容疑で、佐藤栄作自民党幹事長を助ける時ぐらいでした。
何回も発動されていたら、国民も黙っていなかったはずですが、あまり発動されていない事もあって、未だに、このような権限が残っています。
ドラマ『相棒 season22 第19話』の見所とまとめ
第19話では、乙部が襲撃されましたが、襲撃された元総理大臣もいたので、決してドラマだけの話ではないでしょうね。
それにしても、青年が借金づけにされて、お金を返しても利子を返すのが精一杯で、犯罪まで犯したのに、その金を没収されるのは切ない話です。
犯罪を犯してはいけないのは当然だとしても、それまでの間に、誰も助けない社会というのも、いかがなものかと思ってしまいますね。