赤紙がきたら家族が「おめでとうございます」と言う理由を紹介!朝ドラ『虎に翼 第40話』

引用:https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

朝ドラ『虎に翼 第40話』でも、赤紙がきたら、家族が「おめでとうございます」と祝いました。

なぜ、家族が危険な目にあうのに「おめでとうございます」と言うのか?その意味について紹介しましょう。

ドラマ『虎に翼』のキャスト

虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。

演出

  • 梛川善郎
  • 安藤大佑
  • 橋本万葉

登場人物&俳優

  • 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
  • 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
  • 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
  • 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
  • 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
  • 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
  • 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
  • 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族のお嬢さま
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
  • 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
  • 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
  • 小高奈津子(演:古畑奈和)花岡悟の婚約者
  • 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
  • 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
  • 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
  • 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
  • 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
  • 笹山(演:田中要次笹寿司の主人であり寿司職人
  • 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
  • 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
  • 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
  • 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
  • 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
  • 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
  • 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
  • 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
  • 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
  • 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族の令嬢
  • 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
  • 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
  • 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
  • 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
  • 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
  • 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
  • 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
  • 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
  • 雲野(演:塚地武雅)猪爪寅子を指導していく弁護士
  • 小泉(演:福室莉音)佐田寅子の後輩

ドラマ『虎に翼 第40話』のストーリー

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c4f53e36a702b57088525a4add737a15b7798deb

佐田寅子は、後輩の小泉から、女子部が閉鎖されてしまった事を教えてもらい、呆然としてしまいます。

それでも、言葉をしぼるように「でも、口頭試験はあるんでしょう?」と聞くと「口頭試験自体がないようです」

「…そう」「でも、口頭試験が再び始まれば、また挑戦してみたいと思っています」

佐田寅子が、10年かけて切り開いた女性の法曹界の道が、これで完全に途絶えてしまいました。

『これで良いんだ』と悩みを振り切るように、考えようとした矢先、佐田優三あてにも、出征を命じる物が届きます。

猪爪家は、重苦しい雰囲気に包まれながらも、米谷花江は「おめでとうございます」と、口だけの祝いの言葉をかけてあげます。

父親は「優三くん、何かしたい事でもあるか?」と尋ねると「…そうですねぇ、できれば、明日。寅ちゃんとお出かけしていいですか」

「そんなのでいいのか?」と驚いてしまいますが、妻から「そんなので良いんですよね」とさとされます。

その日、二人でお出かけるする事になりますが、佐田寅子は「ごめんなさい、私なんかと結婚したばかりに」と土下座してしまいます。

「お、おちついて。まずは深呼吸」

そう言われても、佐田寅子が『だって、私のせいで』と思って、謝り続けると「はて?」と言われてしまいます。

「ちょっと!真面目にしゃべっているのに」「ははは、寅ちゃんのはてって便利なんだよね」

翌日、家族総出で、佐田優三の出征を見送ってあげると「それでは、行って参ります」と出征に向かって行きました。

はたして、佐田優三は生きて帰ってこられるのでしょうか?

赤紙がきたら「おめでとうございます」と言う意味

家族が死ぬかもしれないのに、赤紙が来たら「おめでとうございます」と言うのは、臣民(国民)が国のために戦うべきと教育していたからです。

国のため、命をかけられるのは、大和男子にとって、これほど名誉な事はないという事で「おめでとうございます」と赤紙を渡されます。

そこで、赤紙の受け取り拒否は認められておらず、家族は「おめでとうございます」という事になっていました。

本心では、そんな事を言いたくなかったのに、出征前には「お国のために、死んでらっしゃい」と言う母親すらいた時代だったのです。

ドラマ『虎に翼 第40話』の見所とまとめ

第40話では、ついに佐田優三まで出征を命じられてしまい、ますます佐田寅子は追い詰められていきます。

確かに、日本は過去にいくつか過ちをおかしましたが、その根本の原因を作ったのは、アメリカ合衆国が砲丸外交をした事です。

欧米の植民地政策や不平等条約があって、日本は仕方なく近代化の道を切り開いていき、軍を出動しなければ、侵略されるという側面がありました。

その過程で軍部が暴走していき、次第に侵略した所もあったので、そういった経緯が説明されていないのは、少し残念ですね。

それを朝ドラでしてくれとまでは言わないのですが、いつまでも日本ばかりが悪いで済む時代ではなくなってきたので、よく考えて欲しい所です。