小牧幹久(田中圭)に笑われる岡田准一が微笑ましい?映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』

映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』では、堂上篤(演:岡田准一)が小牧幹久(演:田中圭)に笑われてしまいますが、それが微笑ましかったので、詳しく紹介しましょう。

映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』のキャスト

日本のアクション映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』は、2013年4月27日に公開されました。

図書館戦争 LIBRARY WARSの登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

  • 堂上篤(演:岡田准一)笠原郁を厳しく指導する班長
  • 笠原郁(演:榮倉奈々)自分を助けてくれた人に憧れて図書隊へ入隊
  • 柴崎麻子(演:栗山千明)笠原郁の親友
  • 小牧幹久(演:田中圭)堂上篤の盟友
  • 手塚光(演:福士蒼汰)笠原郁に厳しく当たる同期
  • 折口マキ(演:西田尚美)週刊誌『新世相』の記者
  • 玄田竜助(演:橋本じゅん)図書特殊部隊の隊長
  • 仁科巌(演:石坂浩二)関東図書基地の司令

映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』のストーリー

日本は昭和の時代が終わりを告げ『正化』という年号に移り変ろうとしていました。この時代では、人々に悪影響を与える本は取り上げられていったのです。

そんな時に、笠原郁は検閲の人間に見つかり、大事な本を取り上げられそうになります。そこへ図書隊がやってきて、本を守ってくれました。

笠原郁は自分の本を守ってくれた男を王子様のように恋い焦がれて『自分も、あんな図書隊のような人になりたい』と思って、図書隊へ入隊します。

しかし、図書隊の上官 堂上篤は、そんな笠原郁にきびしく指導してくるので「あの鬼教官!」と憤慨してしまうのです。

実は、この堂上篤こそ、数年前に笠原郁の本を守ってくれた男でした。

笠原郁は、そうとも知らず、ついに検閲の軍隊と図書隊が全面戦争へ突入していく事になります。

堂上篤は、笠原郁に「お前は仁科巌司令を護衛するんだ」と戦場から遠ざけてしまうのです。

なんとか、笠原郁だけでも危険な所から遠ざけたいという親心のようなものでしたが、彼女にとっては『自分だけノケモノにされている』と無力感と屈辱にさいなまれてしまいます。

ところが、検閲の軍隊は隙をついてきて、笠原郁や仁科巌たちを拉致してしまったのです!堂上篤は、笠原郁たちを救出しようと動き出しますが、どうなってしまうのでしょうか?

『小牧幹久(田中圭)に笑われる岡田准一が微笑ましい』

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 田中圭 (@tanaka_kei_fan)

www.instagram.com堂上篤(演:岡田准一)は、違法スレスレの行為で、笠原郁(演:榮倉奈々)の本を守った事から、かなりの厳罰処分を受けました。それは、同期の小牧幹久(演:田中圭)もよく覚えていました。

それなのに、図書隊の面接試験で、笠原郁が自分の本を守ってくれた人間が堂上篤とは知らずに「あの人みたいになりたくて図書隊に入りたいと思ったんです」と目を輝かせて言うので、思わず小牧幹久はわ笑ってしまうのです。

人を笑うシーンではあったのですが、見ているだけ微笑ましくなるシーンでした。

映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』と比較

図書館戦争のように、本が題材になる映画と言えば、やはり自分ぐらいの世代だと『ネバーエンディングストーリー 』を思い出してしまいます。

いつの時代の映画だというツッコミを受けるかもしれませんが、当時は、これほどのファンタジーな世界を映画で演出できるのか!と衝撃を受けましたね。

簡単に説明すると、いじめられっ子の少年がある本を読もうとしたら、ファンタジーの世界へ入り込んでいき成長していく物語です。

今の時代の子供たちが見たら、凄い合成だなと思ってしまうかもしれませんが、当時は信じられないほど進んだ技術でした。

図書館戦争のロケ地

www.city.tokamachi.lg.jp図書館戦争のロケ地は、新潟県十日町市にある『十日町情報館』でした。この十日町情報館は、日本の図書館の中では、少し斬新な光景になっているので、映画のロケ地に選ばれたのも納得ですね。

自分の地元の新潟市から、それほど離れていないので、いつかは行ってみたい所です。

映画『図書館戦争 LIBRARY WARS』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

図書館戦争では、本を巡って激しい銃撃戦が繰り広げられますが、確かにいきすぎた作品も多いので、多少の検閲はあっても良いのではないかなと思ってしまいますね。

実際に、過激な作品を見る事によって、凶悪な犯罪に走った犯罪者もいるので、検閲はあっていいでしょう。しかし、検閲もいきすぎると言論や思想の弾圧になってしまうので、図書隊のようなストッパーのような存在も必要なのでしょう。

かつて、書評サイトをしていた時は、図書館戦争の小説を読んだ事がありましたが、よく、あの小説をここまで実写化したなぁと感慨深くなる映画でした。