映画『モテキ』では、金なし・夢なし・彼女なしのモテなくてダサい藤本幸世(演:森山未來)が、いじられまくる名台詞が面白いので、その名台詞やストーリーなどについて紹介しましょう。
『モテキ』のキャスト
日本の映画『モテキ』は、2011年9月23日に日本で上映されました。DVDの収録時間は118分になります。
監督&脚本&原作
モテキを製作した大根仁監督は、これより後に『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』を製作した事でも有名です。
登場人物と役者
モテキでは、モテない男性を演じるのが、森山未來さんで、その男性を取り巻く女性を演じるのが、真木よう子さん・長澤まさみさん・麻生久美子さん・仲里依紗さんという豪華なキャスト陣が結集しました。
- 藤本幸世/突然モテキになって困惑する男性(演:森山未來)
- 墨田/藤本の上司(演:リリー・フランキー)
- 唐木素子/会社の先輩の女性(演:真木よう子)
- 松尾みゆき/Twitterで知り合った女性(演:長澤まさみ)
- 枡元るみ子/みゆきの友達(演:麻生久美子)
- 愛/夜のお店で働く女性(演:仲里依紗)
- 山下ダイスケ/フェスを企画するミュージシャン(演:金子ノブアキ)
『モテキ』のストーリー
藤本幸世は、金もなく、夢もなく、彼女もいなくて、仕事だけはしっかりしようと思い、ニュースサイトの『ナタリー』で面接を受けますが、そこで会ったのが知り合いの墨田だったのです。
面接では、墨田や素子たちにバカにされながらも、なんとか採用してもらいます。しかし、この会社の人間たちはクセものぞろいで、何度もモテない藤本幸世をいじってくるのです。
ところが、藤本幸世はSNSで、みゆきと知り合うようになって、実際に会ってみたら、凄く可愛らしい女の子でした。しかも、みゆきの友達の枡元るみ子とも親密になっていきます。
今まで、もてなかったのに、これは人生に一度あるかないかの『モテキ』ではないかと思い始めていました。しかし、夜のお店で働く愛や、会社の上司の唐木素子からはイジられてしまって、大変な毎日を送るようになってしまいます。
藤本幸世は、本当はみゆきと付き合いたいと思っていましたが、好意を寄せてくれる枡元るみ子も振り切る事に戸惑ってしまい、だんだんと板挟みになっていきました。
みゆきには彼氏がいますが、はたして藤本幸世は、みゆきに告白する事ができるのでしょうか?
『藤本幸世(演:森山未來)をイジる名台詞』
藤本幸世(演:森山未來)をイジる名台詞を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『経験した事がない奴が、この会社にいるのが嫌なの』
ナタリーの面接で、墨田や素子たちに「女と経験した事がないんだろう?」と散々バカにされてしまうので「(女性との経験がない事が)何か不都合があるんですか?」と反論してしまいます。
しかし、墨田から「経験した事がない奴が、この会社にいるのが嫌なの、俺が」と笑われてしまい、藤本幸世は『くっそぉ』とクヤしがってしまうのです。
これはもう完全なパワハラな発言ですが、映画としてみると、本当に面白いシーンでした。
『アイドルに勇気づけられても撃沈するだけ』
藤本幸世は、アイドルを見て『俺も勇気を出して彼女を作ってやる』と思い、会社から出ようとしますが、そこで素子から「目を覚ませボケ」と蹴られてしまいます。
挙げ句の果てに「アイドルに勇気づけられても撃沈するだけ」とけなされてしまうのです。
なぜ、俺が告白しようとしている事がバレたんだ思っていたら、墨田から「実は、お前のTwitterのパスワードを入手して、お前のダイレクトメールを全員が知っている」と大笑いするのです。
その後に、会社の飲み会で藤本は「本当に何なんですかこの会社?」と愚痴ってしまいますが、あまりにも不憫ですが思わず爆笑してしまうシーンでもありました。
『お前とみゆきは運命かもしれないんだぞ!……なんてな』
藤本は、相手に彼氏がいので、この恋は諦めようとしていました。
しかし、墨田から「じゃあ諦めんのか?彼氏がいないって事は世界中がライバルなんだ、彼氏がいるって事はライバルはたった一人なんだ。お前とみゆきは運命かもしれないんだぞ!……なんてな」と再びバカにされるのです。
またしても笑いどころが満載なシーンで、相手の恋人がいるのに告白しようとするのは賛同できないのですが、そういうポジティヴな考え方もあるんだなと思いましたね。
『モテキ』の豆知識
今まで、女性にモテた事がほとんどなかった藤本が、女性に再びモテ出した『モテキ』に関連する情報を紹介するので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
モテキとは?
男性でも女性でもやってくるモテキとは、異性からモテ出す期間で、人生に2〜3回はくると言われています。しかし、そのような事を言われても「自分には、そんな期間なんて無かったぞ?」と思う方もいるでしょう。
実際にモテキと言っても、複数の女性から告白される人もいれば、異性の人に目が合うケースが多くなる方もいます。その差は大きく異なるので、これがモテキなのか、気づかないまま終わってしまう場合があるのです。
逆の言い方をすれば、自分のモテキを見逃さなければ恋人を作るチャンスなので、異性から連絡を貰いやすくなったり、交流が増え始めたりした場合には、積極的に行動してみるのも悪くありません。
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映画『奥田民生になりたいボーイ』
映画『モテキ』を製作した大根仁監督が、この他にも製作した映画が『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』です。
この映画では、奥田民生に憧れるコーロキ(演:妻夫木聡)が、あかり(演:水原希子)に恋をしていく事になります。
しかし、あかりは多くの男性たちを惑わす小悪魔な女性で、コーロキは苦しめられていく事になるのです。
この映画では、水原希子さんがキュートな可愛さで、男と落としていく小悪魔なテクニックを披露するシーンが多くて、見所の多い映画になっています。
『モテキ』の感想
藤本が、悩みながらも、みゆきに愛を貫こうとする映画『モテキ』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『モテキ』の残念な所
藤本は、るみ子と深い関係になってしまった時に彼女を愛そうと努力します。そのため、みゆきにるみ子と深い関係になった事を話してしまいますが、それを後になって後悔する事になるのです。
それから藤本は、みゆきの事が忘れられないで、るみ子を振った後にみゆきに告白する事になります。しかし、このように右往左往するのは、少し理解しづらく感じましたね。少し藤本の性格がひどすぎたので、これではモテないわと思ってしまって、見ているほうが嫌な気分になるのが残念な所でした。
『モテキ』の見所
モテキでは、上司の隅田が、何度も奥田をからかってしまう所が面白くて笑ってしまいましたね。
自分はこの映画を見る前は、藤本が4人の女性に告白されるストーリーなのかなと思ってみたら、るみ子だけに好意を抱いてもらえて、みゆきに何とか振り向いて欲しいと努力していくストーリーでした。
そのため、これは本当にモテキなのか?と思ってしまいますが、逆にモテない男が複数の女性たちにモテるよりはリアリティーがあったので、納得できるストーリーでした。
愛もモテない奥田を軽くバカにしながら、説教してしまう所も面白みがあってよかったですね。