甘利田幸男が吹奏楽部をヘタクソ呼ばわりするが名教師?ドラマ『おいしい給食 第6話』

ドラマ『おいしい給食 第6話』では、甘利田幸男が吹奏楽部の部員たちをヘタクソ呼ばわりしてしまいますが、名教師だと思える内容だったので詳しく紹介しましょう。

ドラマ『おいしい給食』のキャスト

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出展:https://oishi-kyushoku-tv.com/

おいしい給食は、2019年10月〜12月の間に放送されました

おいしい給食のキャストは、以下の通りです。

  • 甘利田幸男(演:市原隼人)給食を楽しみにしている教師
  • 御園ひとみ(演:武田玲奈)短期間だけ働く事になった新任教師
  • 牧野文枝(演:いとうまい子)給食調理員
  • 神野ゴウ(演:佐藤大志)給食マニアな生徒
  • 藤井マコ(演:豊嶋花)新たな給食の食べ方を否定する生徒
  • 鷲頭星太郎(演:辻本達規)体育教師
  • 佐野正輝(演:水野勝)教育実習生
  • 磐田(演:ドロンズ石本)国語教師
  • 渡田寛治(演:酒向芳)校長先生
  • 森山 顔太郎(演:水橋研二)美術教師

ドラマ『おいしい給食 第6話』のストーリー

御園ひとみは、甘利田幸男から頼まれて、吹奏楽部の顧問を1日だけ受けますが、生徒たちから「甘利田先生はいつも来ませんが、今日から御園先生が音楽の顧問をするんですか?」と言われてしまって『嘘でしょ?』と思ってしまうのです。

それからも、御園ひとみは授業を行っていきますが、復任の目から見ても不真面目な担任に見えてしまうので『甘利田先生は無責任じゃないのか?』と憤ってしまいます。

給食の時間になり、甘利田幸男はワンタンスープのとけかかったワンタンをすくい上げて、慎重に舌鼓を打っていきました。

ところが、神野ゴウはパンに揚げたメルルーサやポテトサラダなどをはさんでいき、美味しそうに食べていったのです。甘利田幸男は『サイドメニューをあんな風に上手くはさんでいくとは……また負けた』とガックリとうなだれます。

甘利田幸男は吹奏楽部にやってきて、生徒たちは「甘利田先生!」と驚きます。ところが「お前たちは下手くそだ、しかし楽しくやる部活があっても良いだろう。それでも俯瞰(ふかん)して見る先生がいたほうが良いだろ」と言い出します。

そして、甘利田幸男は「そこで、これからは吹奏楽部の顧問は御園先生になってもらう」と言い出して「そんな事できません」と言われてしまうのです。はたして、御園ひとみは顧問が務まるのでしょうか?

『甘利田幸男が吹奏楽部をヘタクソ呼ばわりするが名教師』

甘利田幸男は、吹奏楽部の部員たちに「俺は吹奏楽部のすの字も知らんし興味もない。そんな私でも分かる。お前たちが下手くそだという事が。つまり、下手くそでも楽しめれば良いと割り切っている事だ」。

「好きなものをああしろこうしろと邪魔するのは無粋だ。そういう部活があってもいい。ただ、お前らはまだ子供だ。もう少し俯瞰から見てくれる人がいてもいい、もっと上達したほうが楽しいからな」。

「と言う事で、これからは御園先生が顧問だ」と言って、生徒たちは「ありがとうございました」とお礼を言うのです。

一見すると、ひどい事を言ったように聞こえる甘利田幸男でしたが、実は生徒たちの自主性を尊重して、楽しく部活動が行えるようにしていたのです。そういった事を考えたら、甘利田幸男は名教師と言えるでしょう。

ドラマ『おいしい給食 第6話』の見所とまとめ

第6話では、御園ひとみは頑張って教師をしようとしますが、少し頑張りすぎる所がありました。甘利田幸男は、生徒の自主性を重んじて、一歩ひいた所から生徒たちを指導してきて、いざ御園ひとみが自信をなくしたら励ましてくれました。

御園ひとみは『私は頑張りすぎて、生徒たちに干渉しすぎではないか』と悩みますが、甘利田幸男から「御園先生は楽しんでいない、それだけです」と言われて、少しだけ肩の荷がおりました。

ここまでくると名教師と思えます。

しかし、ラストシーンで甘利田幸男が「神野は与えられた環境で、楽しくベストを尽くしている。私はあいつのそういう所がたまらなく………いまいましい」と言ってしまうので、思わず「いまいましいんかーーい!」と突っ込みたくなりました(苦笑)。