映画『アデライン、100年目の恋』では、エリスの愛した女性が、永遠の若さを手に入れますが、それが不幸な人生になってしまうので詳しく紹介しましょう。
- 『アデライン、100年目の恋』のキャスト
- 「アデライン、100年目の恋」のストーリー
- 『エリスの愛した女性は永遠の若さを手に入れて不幸に』
- 『老化したら白髪が増える原因』
- 映画『アデライン、100年目の恋』と他の作品を比較
- 映画『アデライン、100年目の恋』の感想
『アデライン、100年目の恋』のキャスト
アメリカ合衆国の恋愛映画『アデライン、100年目の恋』は、日本では2015年10月17日に上映されました。
監督・脚本
俳優
- アデライン・ボウマン(演:ブレイク・ライブリー)老化現象が止まった女性
- エリス・ジョーンズ(演:ミキール・ハースマン)謎多きジェニーに恋する男性
- ウィリアム・ジョーンズ(演:ハリソン・フォード)エリスの父親
- フレミング(演:エレン・バースティン)アデラインの娘
「アデライン、100年目の恋」のストーリー
アデラインが雪道のなかを車で運転していたら、スリップ事故によって川へ転落してしまいました。冷たい水の中で体温が低下して心臓の鼓動が止まります。しかし、そこへ稲妻が走り6万アンペアという電流が流れました。
この電流のお陰でアデラインは息を吹き返しますが、この日を境に老化現象が止まってしまうのです。その後に、アデライン はジェニーと名前を変えますが、周囲の人間はジェニーが老けていかない事に疑問を抱き始めて、ついにFBIが連行しようとします。
しかし、ジェニーはわずかな隙をついて逃亡して、居場所を転々としながら名前や住所を変えていくのです。
ジェニーは、年末のパーティーに出席したら、エリスという青年と出会います。エリスはジェニーにひと目惚れして、しつこくジェニーを誘ってきます。しかし、ジェニーは会話を上手くはぐらかして帰っていくのです。
しかし、エリスが健気に何度も告白してくるので、ついにジェニーはエリスとを付き合う事にします。
ジェニーはエリスの両親に挨拶をしにいきますが、エリスの父親ウィリアムは驚愕します。なぜなら、ウィリアムが若い頃に付き合っていた女性『アデライン』とジェニーがそっくりだったからです。
ジェニーは「アデラインは私の母親です」と言いますが、ウィリアムはにわかに信じられないような表情を浮かべます。
ウィリアムは、ジェニーがアデライン ではないかと疑い続けますが、はたしてジェニーとエリスの関係はどうなっていくのでしょうか?
『エリスの愛した女性は永遠の若さを手に入れて不幸に』
女性であれば、永遠の若さをキープできたら、どれだけ良いかと思ってしまうでしょう。
しかし、アデラインは永遠の若さを手に入れる事によって、人体実験されかねない事態に発展します。さらに、愛する男性は老けていくのに、自分だけが若いので、そのギャップが広がっていく事も辛い所でした。
そういった事を考えたら、永遠の若さを手に入れるというのは凄く残酷な事であり、老化していくのは、もしかしたら幸せな事かもしれませんね。
『老化したら白髪が増える原因』
年齢を重ねていったら、白髪が増えていきますが、これは『メラノサイト』が関係しています。
メラノサイトが足りなくなっていったら、メラニン色素の生成が悪くなっていくのです。若い頃であれば、ヘアサイクルによって、髪の毛が生えてくる時にメラノサイトが再生されるのに、華麗と共に再生されないケースが増えていきます。
参照元:https://www.web-zest.co.jp/plus/color/entry25751.html
そのため、白髪が増えていくのは、年齢を重ねていったら、なかなか防げないものがあるので、仕方のない所かもしれません。
映画『アデライン、100年目の恋』と他の作品を比較
映画『アデライン、100年目の恋』で、悲劇のヒロインを演じたブレイク・ライブリーさんは、アクション映画『リズム・セクション』にも出演しています。
この映画でも、若くて美しい容姿は健在ですが、その容姿とは裏腹に相手を圧倒するシーンが数多くでるので、ブレイク・ライブリーファンには必見の映画です。
映画『アデライン、100年目の恋』の感想
『アデライン、100年目の恋』を見た感想について解説します。
『アデライン、100年目の恋』のオススメ層
若い女性が、男性に言い寄られる恋愛映画なので、一見すると若年層向けの映画に見えるかもしれません。しかし、老化が幸せな事である事を力説している映画でもあるので、老化に悩まされやすい中年層やシニア層にもオススメの映画です。
そして、家族が永遠に若い女性のジェニーに翻弄される所もあるので、家族で見てみるのも悪くはないかもしれませんね。
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️
『アデライン、100年目の恋』の残念な所
雷が落ちるだけで、老化が止まるというのは、さすがに無理がある設定だなぁと思ってしまう映画でした。
しかし、そんな事を言ったら映画やドラマは成り立たない所があるので、そういった無理な設定があるのも仕方のない所かなと思う作品でした。
『アデライン、100年目の恋』の見所
多くの女性にとって、月日を重ねて美貌が衰えていく事は大きな悩みでしょう。しかし、この映画では月日が流れて行き、進んでいく老化現象が実は大きな価値がある事を雄弁に物語っています。
そして日本とアメリカの大きな違いを感じるのは、いくつになっても恋愛をして、夫婦で愛し合ってもいいのだという事を実感する映画でした。
この年齢を重ねていく素晴らしさや、いくつになっても恋愛をしても良いと実感出来るのが『アデライン、100年目の恋』の大きな見所でしょう。
ラストシーンで、アデライン が、ある変化に気づいて「パーフェクト(完璧)」と感動する所は、色々と考えさせられる所でしたね。