映画『猿の惑星:新世紀』では、マルコムが何度も死地へ飛び込みますが、それは人間のためだけではなかったので、詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
- 『猿の惑星:新世紀』のキャスト
- 『猿の惑星:新世紀』のストーリー
- 『マルコムが死地へ飛び込む理由』
- 猿の惑星:新世紀の豆知識『動物由来感染症』
- 映画『猿の惑星』シリーズのストーリー
- 映画『猿の惑星:新世紀』の感想
『猿の惑星:新世紀』のキャスト
アメリカ合衆国のSF映画『猿の惑星:新世紀』は、日本では2014年9月19日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:マット・リーヴス
- 脚本:リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー&マーク・ボン
登場人物
- シーザー:猿たちのボスで、次第にコバと対立
- モーリス:シーザーの親友であるオランウータン
- ブルーアイズ:シーザーの息子だが、コバと共に人間を攻撃
- コバ:人間に動物実験されていたので、人間を激しく恨む
- マルコム:街の電力供給を目指す
- エリー:マルコムの妻
- アレキサンダー:マルコムの息子
- ドレイファス:街の指導者である人間だが、猿に攻撃しようと企む
俳優
- シーザー(演:アンディ・サーキスさん)
- モーリス(演:カリン・コノヴァルさん)
- ブルーアイズ(演:ニック・サーストンさん)
- コバ(演:トビー・ケベルさん)
- マルコム(演:ジェイソン・クラークさん)
- エリー(演:ケリー・ラッセルさん)
- アレキサンダー(演:コディ・スミット=マクフィーさん)
- ドレイファス(演:ゲイリー・オールドマンさん)
『猿の惑星:新世紀』のストーリー
猿を使った実験中に猿インフルエンザに感染してしまった職員によって、その猿インフルエンザは、瞬く間に世界中へ拡大。人口は半減して世界中はパニックを起こして動乱が起きて、人類の文明は、ほぼ崩壊していきました。
それに引き換え、ミュアウッズの森へ逃げ込んだシーザー達は、猿の文明を発展させていました。そこへ人間が侵入をしてきて、シーザーの息子であるブルーアイズと遭遇します。
驚いた人間は思わず自分の身を守ろうして、ブルーアイズの仲間であるアッシュは亡くなってしまうのです。猿たちは異変に気づいて、シーザーたちは包囲しますが、マルコムは仲間の失敗を素直に詫びるので、シーザーは「行けー!」と怒鳴ります。
マルコム達は街へ戻りますが、実は人間たちの燃料は尽きかけてしました。そこでミュアウッズの森にある発電所を稼働させる必要があるという話になりましたが、街の指導者であるドレイファスは猿を危険な存在と判断して攻撃も視野に考えていました。
そこで、マルコムは、シーザーのもとを訪ねて、発電所を稼働するように許可を貰う事ができました。発電所が稼働して街に明かりが灯った時に、シーザーが何者かに襲われてしまうので、コバはそれを人間の仕業だと主張します。
多くの猿たちが、コバに従い、シーザーの息子アレキサンダーも一緒になり、人間の街を襲ってしまうのです。
しかし、シーザーは意識が回復して、息子に襲ってきた相手の名前を語り、アレキサンダーは愕然とします。はたして、シーザーを襲った者は誰だったのでしょうか?
『マルコムが死地へ飛び込む理由』
マルコムは、街の電力を復活させるために、シーザーのいる森へ足を運びます。しかし、それは人間のためだけではなかったでしょう。
自分たちのために、見逃してくれたシーザーたちを助けたくて、猿に対する攻撃を辞めさせたくて、猿たちに街の電力の供給を認めてもらおうと思ったハズです。
実際に、コバが余計な事をしなければ、人間と猿たちの共存はできたはずだったので、惜しい所までいったのになぁと思う映画でしたね。
猿の惑星:新世紀の豆知識『動物由来感染症』
今作では、猿インフルエンザが人間たちに感染していって、人類の文明は著しく後退してしまいました。
実際に、動物から病気が感染して、多くの人間が亡くなった事があります。中世のヨーロッパでは、魔女狩りが行われて、猫たちが殺害されてしまい、ネズミが大量発生して、ネズミから『ペスト』が感染していったのです。
そのため、動物から病気が感染するというのは、あながち映画だけという事はありません。
映画『猿の惑星』シリーズのストーリー
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映画『猿の惑星:新世紀』の感想
猿の惑星:新世紀の感想について詳しく解説します。
映画『猿の惑星:新世紀』のオススメ層
シーザーが、息子のブルーアイズと連絡が取れなくなった時に、コバにより親子の間にすれ違いが生じてしまいます。そのため、親子で、この映画を見て、日頃から親子の絆を深めていく事の重要性を知って欲しいですね。
そして、コバのように恨みからは、恨みしか生まれないという事も描かれているので、人間関係で上手くいかない方は、この辺りにも注目して欲しい所です。
- 猿好き:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『猿の惑星:新世紀』の残念な所
今作でも、コバの『人間憎し』という場面が出てきたので、人間が医療や科学の発展のために、動物実験をする事が正しいのか?それを思い知らされる作品でした。
コバにしてみれば、人間を憎むのは当然と言えるので、あまり悪者のように描かないで欲しかったかなと思いました。
コバの辛い過去の映像があまり流れなかったので、コバがもの凄く悪者というイメージが残ってしまう作品なので、そこが少し残念な所でした。
映画『猿の惑星:新世紀』の見所
シーザーとは決定的に違う考えを持つコバが、人間に攻撃をしようとしますが、それをシーザーが必死に止めようとします。この猿達の激しい派閥争いが、映画『猿の惑星:新世紀』の見所です。
そして人間に愛情を注がれた事があるシーザーと、動物実験ばかりを受けたコバの人間に対する考えには大きな違いがあります。その違いは、身勝手な理由で犬や猫を保健所に預けてしまう者が多い日本人たちにも訴えかけるものがあるでしょう。