映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』では、牧村里香(石橋杏奈)の兄が数多くの屈辱を受けてしまうので、詳しく紹介しましょう。
『22年目の告白』のキャスト
2017年6月10日に日本で公開された日本のミステリー映画『22年目の告白』は、2012年に公開されていた韓国映画のリメイク版です(DVDの収録時間は117分)。
監督&脚本
登場人物&俳優
映画『22年目の告白』に出演している一部のキャストを紹介します。
- 曾根崎雅人(演:藤原竜也)時効が過ぎてから殺人を告白する男
- 牧村航(演:伊藤英明)曾根崎雅人を追い続けた刑事
- 牧村里香(演:石橋杏奈)牧村航の妹
- 小野寺拓巳(演:野村周平)牧村里香の婚約者
- 岸美晴(演:夏帆)2件目の事件の遺族
- 橘大祐(演:岩城滉一)3件目の事件の「目撃者
- 滝幸宏(演:平田満)牧村航の先輩刑事
- 山縣明寛(演:岩松了)4件目の事件の目撃者で妻を殺害された人物
- 仙堂俊雄(演:仲村トオル)正義を振りかざすジャーナリスト
主題歌
映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の主題歌は、感覚ピエロの『疑問疑答』です。世界が何色か?と問いかける歌は、狂った世界を正そうとする男の行動を具現化したようにも感じられます。
『22年目の告白』のストーリー
牧村航刑事は、あるニュース番組に釘付けになり『俺が捕まえていれば』と必死の形相で睨みつけていました。
そのニュースでは、日本は2010年4月28日以降で極刑に相当する犯罪を犯した犯罪者には、時効が成立しない事を解説していました。
所が、ある連続事件の最後に行われていた事件は、2010年4月27日だったのです。つまり連続事件を犯した犯罪者は時効が成立したのです。
その事件を起こしたのは、自分だと告白する曾根崎雅人が現れて、トップニュースで報道されていたのです。この男は、数多くの者に手をかけただけではなく、牧村航の上司にまで手をかけていたのです。
会場は真っ暗になっている中で、犯人は、無能な警察やマスコミを批判しながら、自分が真相を告白する事が最後の仕事と言い始めます。そして会場に電気が付いて、犯人の顔がハッキリと現れた時に、自分こそが犯人である事を高らかに宣言したのです。
刑事たちは、同じ刑事であり世話をしてくれていた滝幸宏に手をかけた犯人を捕まえたかったのですが、もう時効が成立したので、刑事や遺族たちは手も足も出せませんでした。
曾根崎雅人は、刑事や遺族を散々に挑発しますが、ニュースキャスターである仙堂俊雄が「法律が裁けないなら、私たちが捌きましょう」とTV局のスタッフたちと共に立ち上がりました。
はたして、時効が成立した曾根崎雅人を裁く事ができるのでしょうか?
『牧村里香(石橋杏奈)の兄が受けた屈辱』
www.instagram.com牧村里香(石橋杏奈)の兄 牧村航は、かつて犯人を捕まえる寸前だったのに、返り討ちにあって顔に大きな傷を受けてしまいました。
それなのに、時効が成立してから、曾根崎雅人が現れて「初めまして、私が殺人犯です」と誇らしげに語られてしまって告白本を発売されてしまったのです。
しかも、曾根崎雅人は牧村航に「お元気でしたか?」と握手まで求められてしまい、屈辱の上に屈辱を重ねられてしまいました。
『22年目の告白-私が殺人犯です-』と他の映画を比較
映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』は、最後の最後で、大きなどんでん返しが待っていました。それは『去年の冬、きみと別れという』も同じで、最後で予想する事が難しい展開が待っていたのです。
予想しやすいミステリー映画では、つまらないと思う方であれば、二つの作品を見比べてみるのも悪くはないでしょう。
『22年目の告白』の感想
犯罪者が告白本を出すというのは、映画だけの話ではありません。実際に、今の日本では犯罪者が告白本を出して、大きな非難の声が挙がった事は実際にありました。
そのため、この映画はあながち非現実的な話ではないのです。そのような映画は、どのようなものだったのか?私が見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
22年目の告白のオススメ層
犯罪者に屈辱を受けてしまう映画ですが、そんな苦しい状況でも牧村兄弟が団結するので、兄弟で一緒に見てみる事をオススメしたい映画ですね。
そして、遺族が家族を思うシーンが数多くあるので、家族で一緒に見て、家族の大事さを考えてみるのも悪くはないでしょう。
- 兄弟:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
22年目の告白の残念な所
この映画で曾根崎雅人が登場した時に、多くの聴衆たちが歓声を送りますが、さすがに、そんな事は起こらないだろうと思ってしまいました。
いくらイケメンで話題性のある人物が登場したとは言え、凶悪な犯罪者なので、そのような人物がもてはやされるというのは非現実的すぎるなぁと思ってしまったのが少し残念な所でしたね。
22年目の告白の見所
藤原竜也さんはイケメン俳優なのに、なぜかゲス役ばかりしている方なので、その方がゲス役をやるので、てっきり藤原竜也さんが犯人のままでいくのかと思えば、ストーリーが急展開していき、誰が犯人なのか分からなくなっていきます。
そのため、良い意味で視聴者の期待を裏切ってくれるストーリー展開が、この『22年目の告白』の見所でしょう。