映画『NANA2』では、ノブがハチに振られてしまいますが、それは貧乏という理由だけではないので、詳しく紹介しましょう。
映画『NANA2』のキャスト
日本のドラマ映画『NANA2』は、2006年12月9日に上映されました。
監督&脚本&原作
登場人物&俳優
- 大崎ナナ-ナナ(演:中島美嘉)ブラストのボーカルとして活躍
- 小松奈々-ハチ(演:市川由衣)友情と恋愛の狭間に苦しむ少女
- 寺島伸夫-ノブ(演:成宮寛貴)タクミにライバル心をむき出しにする男
- 岡崎真一-シン(演:本郷奏多)恋愛に冷めた考えを持つ少年
- 高木泰士-ヤス(演:丸山智己)ナナをサポートするメンバー
- 芹澤レイラ(演:伊藤由奈)ブラストのライバルバンドのボーカル
- 本城蓮-レン(演:姜暢雄)ナナとヨリを戻せた男
- 一ノ瀬巧-タクミ(演:玉山鉄二)ハチに手を出してしまう女好き
- 藤枝直樹-ナオキ(演:水谷百輔)温厚な性格をしたドラマー
- 早乙女淳子(演:能世あんな)ハチの親友で、性格はキツイ
- 高倉京助(演:高山猛久)早乙女淳子の恋人で、ハチに優しい
- 川野高文(演:田辺誠一)ブラストのプロデューサー
- 医師(演:美保純)多くの患者を診察する医師
映画『NANA2』のストーリー
ハチは、ナナが、ロックバンド『ブラスト』のボーカルとして活躍する姿を楽しみにしながら見守っていました。ところが、ナナの親友だったハチは、以前から憧れていたタクミから電話でいきなり呼ばれてしまいます。
タクミはロックバンド『トラネス』のメンバーとして活躍していて、ハチにとっては雲の上の存在でしたが、タクミと一緒にホテルに泊まって大人の関係になってしまいます。
しかし、ブラストのメンバーのノブは、以前からハチの事が好きだったので、思わずハチに「いつかタクミを超えてやる」と打ち明けてしまいます。
タクミを好きだったハチでしたが、女遊びが激しく冷たい性格のタクミよりも、純粋で優しいノブにひかれていきました。そして一方的にタクミに電話で別れを告げて、ヤスと付き合うよう になったのです。
しかし、大きな問題がハチを襲ってきます。何と!ハチが妊娠をしてしまったのです。タクミは避妊していなかったのですが、ノブは避妊をしていた ので、タクミの子である可能性が高かったのです。
タクミとは違って、ノブはデビューしたばかりのブラストのメンバーだったので、あまりお金がない状態でした。そのような状況で、ハチは、ノブよりタクミのほうを選んでしまいますが、ナナとの絆はどうなってしまうのでしょうか?
『ノブがハチに振られたのは貧乏だからじゃない』
ハチは、ノブを振ってしまいますが、それはノブが貧乏だから付き合いたくないと思ったからではありませんでした。
このまま、ノブと付き合おうとしたら、ノブが赤ちゃんの面倒を見なくてはいけなくなるので、ノブがバンドの活動を続ける事が難しいと思ったからでした。
これは原作で描かれている事であり、映画でも、この理由からノブを振って、自分が悪役になる事により、ノブが音楽活動に邁進できるように背中を押してあげたかったのでしょう。
『NANA2』と前作を比較
映画『NANA2』の前作では、ナナとハチの最初の出会いが描かれているので、二人がいかに強い絆で結ばれているかが分かります。
しかし、1と2では役者が大きく入れ替わっている所もあるので、そこは要注意ですね。あの役者は代わって良かったと思う声もあれば、あの人は代わって欲しくなかったという声もあるので、1と2ではどちらが良いのか?好みの分かれる所でしょう。
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映画『NANA2』の感想
NANAからNANA2になったら、大幅なキャスト変更がありましたので、その事について私の感想を紹介します。
宮崎あおいさんの不在は大きい
前作のNANAは、多くの役者達が似ていないと非難ごうごうでした。その中でもあの役者は似ていたと好評版だったのが、NANA役の中島美嘉さんとハチ役の宮﨑あおいさんでした。
所が、NANA2になると、ハチ役が宮崎あおいさんから市川由衣さんに変更されたのです。
市川由衣さんは奇麗な方だとは思いますが、ハマリ役であり演技力など申し分なかった宮崎あおいさんが不在で、ネットでも非難ごうごうになりました。
私も宮崎あ おいさんの不在は残念で仕方なかったですね。宮崎あおいさんが出演しなかった理由として、ぬれ場を断ったとかスケジュールの問題など取りざたされています が、真相は謎のままです。
レン役の姜暢雄は顔は申し分なし
レンの役もNANA2になったら、松田龍平さんから姜暢雄さんに変わっていました。前作NANAのキャストで特に非難されたのがレンとシンだったので、この変更は正解と言えるでしょう。
顔だけであれば、今回のレン役 は姜暢雄さんでハマリ役でしたね。ただし、顔は問題なかったのですが、出来れば腹筋は割れた状態で出演して欲しかったです。上半身が裸のシーンがあったの ですが、少しだけお腹が出ていたのは残念でした。
それでも、凄くカッコいい顔で、私もあんなイケメンに生まれたかったと思いましたね。
シン役の本郷秦多さんはハマリ役
シンの役も変更されて、松山ケンイチさんから本郷秦多さんに変更されましたが、こちらも本郷秦多さんの顔はハマリ役でしたね。