映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』では、カリプソがエリザベスのようになれなかったので、詳しく紹介しましょう。
- 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のキャスト
- 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のストーリー
- 『カリプソがエリザベスになれなかった訳』
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の前作
- 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の感想
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のキャスト
アメリカ合衆国のアクション映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』は、世界で2007年5月25日に同時公開されました。
監督&脚本
- 監督:ゴア・ヴァービンスキー
- 脚本:テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
登場人物&俳優
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドで、ウィル達とベーケット達が激しく戦うシーンを演出するキャストを紹介します。
ジャック・スパロウ(演:ジョニー・デップ)
エリザベスに騙されて、無の世界に落ちてしまったジャックですが、頭がおかしくなりそうになっても、なんとか平常心が崩れないように努力ししようとします。
ウィル・ターナー(演:オーランド・ブルーム)
エリザベスと共にジャックを救おうとしますが、ジョーンズによって思わぬ悲劇が待っていました。
エリザベス・スワン(演:キーラ・ナイトレイ)
ジャックを騙したエリザベスでしたが、今回はジャックを何とか救おうとします。そして、戦いに消極的な海賊たちを鼓舞してベケットに戦いを挑もうとします。
ヘクター・バルボッサ(演:ジェフリー・ラッシュ)
一度は命を失ってしまったバルボッサでしたが、ダルマによって復活します。そしてバルボッサは一か八か恐ろしき女神を復活させて、ベケットに挑もうとするのです。
カトラー・ベケット(演:トム・ホランダー)
イギリスの軍人であるベケットは、ウィル達に立ちはだかり続けて、大軍を動員して海賊達を殲滅(せんめつ)しようとします。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のストーリー
ベケットは、ジョーンズの心臓を手にした事で、ジョーンズを従える事に成功して、ジョーンズの船である『フライング・ダッチマン号』も手にしたのです。その力は凄まじくて、次々に海賊達を始末していきます。
ダルマの手引きによってウィル達はバルボッサと手を組んで、9人の海賊長を集めて、ベケットに対抗しようとします。
そのためには海賊長であるジャックを救う事が必要なので、ウィル達は迷いながらも、何とかジャックを見つけ出して救出します。
しかし、ジャックはエリザベスが騙して船に置き去りにした事を教えたので。ウィルはその時になって、エリザベスがジャックを置き去りにした事に気づいて、彼女を責めてしまいます。
そしてジャック達は、9人の海賊長達が一同に会する評議会に出席。ここでバルボッサは、昔の海賊長たちが、ある人間の体内に閉じ込めた『カリプソ』を復活させようと提案します。このカリプソは、何とダルマだったのです。
しかしエリザベスはベケットと戦う事を主張します。それに反対する海賊長が多かったのですが、ジャックが賛同した事によって、遂にベケットと海賊達が雌雄を決する事になりました。
はたして、海賊たちはベケットを打ち破る事ができるのでしょうか?
『カリプソがエリザベスになれなかった訳』
カリプソは、ダルマの体内に封じ込められていましたが、バルボッサはベケットを倒してもらおうと思って、ついにカリプソの封印を解いてしまいます。
しかし、封印から解かれたカリプソは、その願いを聞かずに、多くのカニたちと共に姿を消してしまいました。
カリプソは、かつてジョーンズと愛し合っていた可能性があったのですが、相手と完全に信頼しあえていない事があり、ついには封印される事になってしまいました。
それに引き換え、エリザベスはウィルと信頼し合って、いつも協力していく事ができたのです。カリプソがエリザベスにようになれなかったのは、強大な力を持っていたとしても、恋人を信じきれない所にあったのでしょう。
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の前作
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の前作『ワールド・エンド』では、エリザベスがジャックを騙して、怪物の餌食にしてしまいます。
ジャックもアホではないので、簡単に餌食になった訳ではなかったのですが、それはエリザベスが女を武器にして、巧妙なトラップにしかけた訳だったんですね。
どのようにして、エリザベスがジャックを破滅させたのか?それが気になる方は前作も見ておいたほうが良いでしょう。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の感想
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を見た感想について、詳しく解説します。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のオススメ層
今まで争っていた海賊たちが一堂に会して、一気にペケットを討伐しようとするので、パイレーツ・オブ・カリビアンファンであれば、見応えのある作品になっています。
ただし、ユーモアよりは激しいアクションシーンのほうが多い印象があるので、どちらかと言えば、大人向けのアクション映画と言えるかもしれません。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の残念な所
エリザベスのした事がバレてしまって、ウィルとエリザベスが少し言い合いをしてしまうので、エリザベスファンの方のとってみれば、少し残念なストーリーという感じがしますね。
アクションシーンは相変わらず迫力があったのですが、いつもより笑える所が少なかったので、そこはもう少し笑いどころを増やして欲しかったかなという感じがしました。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の見所
ワールド・エンドでは、ベケットのニヒルな悪役が良いスパイスとなってストーリーを盛り上げてくれました。しかし最大の見所は、ダッチマン号の船長になった者の悲しき運命でしょう。
実際にダッチマン号の船長になったジョーンズは、10年に1度しか陸に上がれなくて、好きな人に会う機会が少なくて辛い日々を過ごしていたのです。
少し日本の七夕のような話で、多くの日本人が共感できるストーリーとなっていますね。そのため恋人同士が困難な状況でも、限られた時間だけ好きな恋人に会いに行くストーリーが支持されるのは、万国共通という事なのでしょう。