ハンニバルがクラリスに興味を持った理由!映画『羊たちの沈黙』

映画『羊たちの沈黙』では、異常者のハンニバル・レクターが、クラリスにだけは興味を持ったので、その理由について解説します。

映画『羊たちの沈黙』のキャスト

アメリカ合衆国のスリラー映画『羊たちの沈黙』は、日本では1991年6月14日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『羊たちの沈黙』のストーリー

クラリスは、ジャック捜査官の命令により、ハンニバル・レクターから、バッファロー・ビルについて聞き出す事になりました。

最初は、何も教えてくれなかったのに、他の囚人が体液をぶつけてきて、クラリスは泣きそうな顔になってしまいます。さすがに、クラリスも「なんて奴だ」と怒り、事件について、あるヒントを与える事になりました。

しかし、上院議員の娘 キャサリンバッファロー・ビルに誘拐されてしまい、クラリスハンニバルから再びアドバイスを貰おうとしたら「今までの事件では、体の大きな女性ばかりではなかったか?」と被害者の特徴を当てられました。

キャサリンは、犯人から「体にローションを塗れ」と脅迫されてしまい、深い穴に閉じ込められていました。

フレデリック医師は、上院議員にこびを売るために、ハンニバルを連れていき、バッファロー・ビルの特徴について多くの情報を喋らせます。

クラリスは、ハンニバル・レクターから「バッファロー・ビルの名前を教えて」と懇願したら、自分の生い立ちについて言うように求められて「小さい時に悲鳴が聞こえたら、小さな子羊たちの悲鳴だった」と苦しい過去を打ち明けました。

クラリスが立ち去った後に、ハンニバル・レクターはわずかな隙をついて看守を殺害して逃亡してしまいます。

その頃、クラリスハンニバル・レクターからアドバイスを貰った内容について考えて、ようやくバッファロー・ビルが誰なのか分かってきました。

しかし、バッファロー・ビルは、自分の大事な愛犬がキャサリンに奪われてしまい、正気を失って怒り狂っていました。はたして、キャサリンの運命はどうなってしまうのでしょうか?

ハンニバルクラリスに興味を持った理由』

ハンニバルは、今まで捜査に非協力的だったのに、なぜかクラリスにだけは色々なアドバイスを与えていきました。

その理由はいくつか考えられますが、ハンニバルは、クラリスは過去に何か悲しい思いをしたのではないか?それを感じ取って、彼女の生い立ちを知りたくなったのでしょう。

クラリスは、自分の生い立ちを隠す事に努力していたので、その殻を破ろる事に、一種の快感を覚えていたとも言えます。さらには、クラリスを利用する事によって、この監獄から抜け出せるとも踏んで、クラリスに協力していったと考えられます。

羊たちの沈黙』と他の映画を比較

映画『プール』では、美人姉妹が、プールに閉じ込められてしまい、職員に助けを求めますが、キャッシュカードの暗証番号を教えるように要求されてしまうのです。

絶対に助ける気がないなと思って、反撃しようとしたら、思わぬ方法で苦しめられてしまい、この映画を見たらプールで遊ぶ事が怖くなるかもしれません。

羊たちの沈黙ほど、知名度は高くありませんが、ハラハラするほどスリルがあるので、見てみる価値はありますね。

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映画『羊たちの沈黙』のまとめ

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引用:https://www.amazon.co.jp/

羊たちの沈黙を見た感想について、詳しく解説します。

映画『羊たちの沈黙』のオススメ層

残忍な囚人と、美しき実習生が奇妙な関わりを持っていき、事件を解決していく映画なので、推理映画が好きな方には、オススメの映画です。

ただし、過激なシーンも出てくるので、キッズよりも大人向けのスリラー映画と言えます。

  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『羊たちの沈黙』の残念な所

美しき女性クラリスが、ハンニバル・レクターからアドバイスを貰った後に帰ろうとしたら、囚人から体液を顔にかけられてしまって『なんという最悪な囚人だ』と思ってしまいましたね。

やはり、ああいう最低な囚人はさっさと死刑にして欲しいものです。美しい女性は、あんなアホみたいな男に狙われてしまうので、大変だなぁと思ってしまう映画でした。

バッファロー・ビルは、かなり残忍な方法で、次々に女性を殺害してしまうので、あまりグロテスクなものを見たくない方には、要注意なスリラー映画ですね。

映画『羊たちの沈黙』の見所

ハンニバル・レクターが何を考えているのか?全く分からないので、この先何を教えてくれるのか、期待しながら見てしまう映画でした。

残忍ですが、かなり知的水準が高いので、クラリスも惹かれてしまったのでしょう。

羊たちの沈黙というタイトルは、意味深な感じでしたが、クラリスが助けようとした子羊たちは逃げようとせず、殺されていきました。沈黙というのは、自分の運命を受け入れたという事なのでしょうか?

さらに、ハンニバル・レクタークラリスに興味を持ったのも、謎が多くて、色々と興味がつきない映画でした。