映画『ALIVEHOON アライブフーン』では、武藤夏実(演:吉川愛)が注目したe-sportsとは何か?詳しく紹介しましょう。
- 映画『ALIVEHOON アライブフーン』のキャスト
- 映画『ALIVEHOON アライブフーン』のストーリー
- 『武藤夏実(吉川愛)が注目したe-sports』
- 『ALIVEHOON アライブフーン』と他の映画を比較
- 映画『ALIVEHOON アライブフーン』のまとめ
映画『ALIVEHOON アライブフーン』のキャスト
日本のカーレース映画『ALIVEHOON アライブフーン』は、2022年6月10日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:下山天
- 脚本:作道雄&高明
登場人物&俳優
- 大羽紘一(演:野村周平)e-sportsで日本一になったゲーマー
- 武藤夏実(演:吉川愛)大羽紘一をスカウトする女性
- 武藤亮介(演:陣内孝則)武藤夏実の父親で、元レーサー
- 葛西隆司(演:本田博太郎)チームALIVEのメカニック
- 田村孝(演:きづき)葛西隆司のもとで働くメカニック
- 小林総一郎(演:青柳翔)3度もドリフトで日本一になったレーサー
- 柴崎快(演:福山翔大)ドリフトの貴公子と呼ばれるレーサー
- 齋藤太悟(演:齋藤太吾)大羽紘一と火花を散らす人物
- 川畑真人(演:川畑真人)ドリフトで相当の実力を持つレーサー
- チームスクリュー・オーナー(演:土屋アンナ)柴崎快のスポンサー
主題歌
日本のカーレース映画『ALIVEHOON アライブフーン』の主題歌は、NOISEMAKERの『Hunter or Prey』です。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』のストーリー
武藤亮介は、ドリフトのレースで勢いあまって車がコースを外れて大破してしまい、大怪我してしまいます。
チームの会社はお金があまりない事から、武藤亮介の娘 夏実は、e-sportsで日本一になった大羽紘一に「リアルでドリフトをしてみない?」とスカウトしてみます。
最初は、ゲームでスカウトしてきたと思っていたので、あっけにとられてしまいますが、始めて車でドリフトを試してみたら、武藤夏実は『リアルでドリフトするのが、初めてで、これだけ走れるのか!』と感動してしまうのです。
武藤亮介のもとへ挨拶しに行くと「ゲームしかしていない奴がリアルで走るってのか?ドリフトをなめんじゃねぇ!」とブチギレられてしまいます。
しかし、メカニックの葛西隆司は「せっかく武藤夏実がスカウトしてきたのに、門前払いじゃ可哀想だ」と言って、テストだけはさせてもらえる事にしました。
翌日になり、練習場に着くと、そこに小林総一郎が「コイツですか、ドリフトをなめてるゲーマーってのは?」と現れます。3度もドリフトで日本一になったレーサーが、武藤亮介の頼みで、大羽紘一とテストする事になってしまいます。
実際に両者が走ってみると、ゲーマーだと侮っていた男が、小林総一郎に負けないほどの走りを見せてしまいます。これには、武藤亮介も「あの総一郎との走りを見させられたら、落とす訳にはいかないだろう」と手放しに喜んで採用する事になりました。
翌日から、大羽紘一は筋トレやランニングをしながら、リアルで車のドリフトの練習をするようになり、いよいよドリフトの王者を巡って、レースで激しい火花を散らす事になります。
行く手には、汚い手段を使う柴崎快や、王者の小林総一郎が待ち構えていますが、優勝する事はできるのでしょうか?
『武藤夏実(吉川愛)が注目したe-sports』
武藤夏実(吉川愛)は、リアルで車のメカニックを担当していましたが、e-sportsで日本一になった大羽紘一をスカウトしてしまいます。
このe-sportsとは、エレクトロニック・スポーツの略であり、ゲーム機器を使って競技を行う事を指します。
参照元:https://jesu.or.jp/contents/about_esports/
1980年代からゲーム競技が行われるようになり、e-sportsという言葉が使われるようになったのは2000年になってからです。2007年には、日本eスポーツ協会設立準備委員会が発足されて、2011年には第1回eスポーツJAPAN CUPが開催されました。
大羽紘一(演:野村周平)は、倉庫のような部屋に大画面の大型液晶ディスプレイと、レースゲーム専用のハンドルやペダルなども設置して、日々レースゲームに明け暮れて今いた。
e-sportsはゲーム競技とは言え、かなり本格的なCG技術やハンドル・ペダルなどを使用しているので、リアルで互角以上の走りを見せる事ができたのでしょう。
『ALIVEHOON アライブフーン』と他の映画を比較
日本のカーレース映画は、今作だけではなく『OVER DRIVE』という作品もあります。
OVER DRIVEでは、檜山直純(演:新田真剣佑)がレーサーとしてムチャな運転ばかりをして、メカニックの檜山篤洋(演:東出昌大)の助言を無視してしまいます。
檜山兄弟が激しくぶつかり合う中で、マネジメント担当の遠藤ひかる(演:森川葵)が戸惑いながらも、なんとか力になれないか仕事にくらいつこうとする作品です。
この映画では、新田真剣佑さんと東出昌大さんたちが、かなりアドレナリンを爆発するかのような熱演を見せてくれるので、まさに男の映画という感じがします。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』のまとめ
ALIVEHOON アライブフーンを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』のオススメ層
ドリフトで競技を行う映画なので、カーレースが好きな人には、たまらない映画になっています。しかも、テレビゲームとリアルを比較するかのようなシーンも出てくるので、カーレースゲームが好きな人でも楽しめる作品になっています。
- カーレースが好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の残念な所
柴崎快(演:福山翔大)は、カーレース中にブレーキを踏んで、大羽紘一はこれに危ないと思って、ハンドル操作を誤りコースアウトしてしまいました。
解説者は「汚ねぇ事をするな」と険しい表情になってしまいますが、実力がそこそこあるくせに、こういう汚い事をして勝とうとするので、残念なレーサーだなと思ってしまいましたね。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の見所
大羽紘一は柴崎快と再戦する事になりますが、再びブレーキーを踏まれますが、今度は過剰に反応せず、あっという間に相手の車を抜き去っていきます。
それどころか、柴崎快の車がコースアウトして、解説者は「バチが当たったんだよ」と吐き捨てますが、このシーンはなかなか気分がスッキリとしましたね。
ドリフトの練習をする時には、激しい爆音が鳴り響く中で、落ち葉が車によって宙に舞っていくのは、迫力があって良かったです。
映画館の大画面で、車が激しい音を出しながら滑走していくのは、なかなかシビれるものがあるので、普段は映画館へ行かない人でもカーレースに興味がある人は見に行くのをオススメします。