源頼朝の落馬は徳川家康にも引き継がれる?大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第25話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第25話』では、源頼朝が落馬して絶命してしまいますが、その死に方は徳川家康に引き継がれるので、詳しく解説します。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第25話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏勢力

伊東家

その他

平氏勢力

藤原家

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第25話』のストーリー

建久9年、源頼朝は悪夢にうなされるようになって、すっかり弱気になってしまいます。そこで、弟の阿野全成にどうすれば良いのかと尋ねますが、いつものように適当な事を答えますが、弱気になっている源頼朝はその言葉を信じ込んでしまいます。

重臣たちは「そろそろ、鎌倉殿には後継を決めてもらったほうが良いのではないか?」と話し合いますが、源頼朝は「ワシに早く死ねと申すのか!」

あまりの剣幕に、比企能員は他の重臣に責任をなすりつけてしまい『そんなぁ』と思われてしまい、鎌倉には不穏な空気が広がっていきました。

源頼朝は、弟の「赤子を抱くと生気を奪われる」という良い加減な占いを信じ込んでしまって、源頼家の赤子を抱こうとしません。

これが家臣たちの間で『鎌倉殿は、頼家様の奥方が、比企家とつながっているので警戒しているのではないか?』と話し合われてしまい、頼家は違う女性を正室にしようと考え始めてしまいます。

北条政子は、息子の頼家が、せつを側室にして、他にも女子を作ろうとする事をしって、女子好きなのは親譲りですねと皮肉を言ってしまうので、源頼朝は『こしゃくな事を』と苦笑いしてしまいました。

源頼朝は、北条義時に「一族がそろうたのじゃ、みなとゆっくりせい」と言い残して、わずかな側近を連れて馬でゆっくりと林の仲を進んでいました。ところが、手が痙攣し始めて、落馬してしまい、側近が「鎌倉殿!」と叫んでしまいます。

しかし、源頼朝の意識はなく絶命。日本の歴史を大きく変えた冷酷な英雄が、ここに息を引き取りました。享年51歳、あまりにも早い死は、鎌倉幕府を大きく激震する事になるのです。

源頼朝の落馬は徳川家康にも引き継がれる?』

源頼朝は、朝廷工作には失敗しますが、しっかりと源氏による世を確立して、明治維新が起きるまで、武士の世が続く事になります。

それほどの偉業を成し遂げた英雄が、事もあろうに落馬して命を落とすという不名誉な最後を遂げてしまいました。しかし、これは全てをやり遂げて、安心して亡くなったとも言えるものであり、これは徳川家康にも引き継がれます。

なぜなら、徳川家康は豊臣を滅ぼして江戸幕府を強固にするまではしぶとく長生きして、全てを成し遂げたあとに、鯛の天ぷらにあたって亡くなってしまったからです。

徳川家康は健康オタクと言われるほど、健康に気を使っていた訳ですが、それが鯛の天ぷらにあたって死ぬとは、やはり源頼朝と同じように安心して亡くなってしまったのでしょう。

徳川家康吾妻鏡を愛読して、源頼朝を尊敬していたとも言われているので、死に方まで無意識のうちに引き継いでしまったのかもしれません。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第25話』の見所とまとめ

源頼朝が落馬して命を落としますが、まぁ自業自得でしょうね(苦笑)。あれだけ多くの身内を粛清しておいた訳ですから、その祟りにあったと言われても仕方ありません。

かつて豊臣秀吉も貴重な身内を粛清してしまい、その後に豊臣家が長続きしなくなる訳なので、後継者を守ろうとする事が逆に一族を破滅に追い詰める訳ですから、なんとも皮肉な話という感じがします。