阿野全成を誅殺した八田知家には大きな秘密があった?大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第30話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第30話』で、阿野全成を誅殺した八田知家には大きな秘密があったので、詳しく紹介します。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第30話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏勢力

伊東家

その他

平氏勢力

藤原家

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第30話』のストーリー

阿野全成が、源頼家を呪詛しようとした事が発覚してしまい、比企能員はこの機に乗じて「奥方の北条実衣も同罪でございましょう」と讒言(ざんげん)しようとします。

しかし、北条政子は「妹は、この件に関与しておりません」と言うと、比企能員は「北条の味方をされるのですかな?」と嫌味を言い出して、北条と比企が言い合いを始めてしまうのです。

源頼家は「もうよい!母上に免じて、叔母上は許す、しかし全成は駄目じゃ!流罪にいたす」と言い放ち、立ち去って行きました。

鎌倉では、御家人同士の領地の争いが絶えず、苛立つ源頼家は、比企能員に「宿老のお前が手本となり、お主の領地の上野の国を全て、他の御家人に分け与えよ。わしに忠誠を尽くすのであれば、出来るであろう」と迫ります。

比企能員は、密かに阿野全成の前に訪れて「鎌倉殿は、北条実衣殿を疑っておる。今のうちに、鎌倉殿(源頼家)を呪詛するしかあるまい」とそそのかしてしまいます。

しかし、阿野全成のもとに呪いの人形があった事が知らされて、源頼家阿野全成を処罰する事を決断します。

阿野全成は、斬り捨てられようとした時に、お経を唱え続けていき、大雨が降り始めて雷が落ちていきます。その壮絶な中、八田知家が「悪禅師、全成」と静かに語り、阿野全成を斬り捨ててしまいました。

北条義時は、悪の根を断つために、ついに比企家を鎌倉から追い出そうとしますが、鎌倉殿が倒れてしまったのです!

阿野全成を誅殺した八田知家の大きな秘密』

八田知家は、源頼家の命に従って、阿野全成を斬り捨ててしまいましたが、この者には大きな秘密がありました。

実は、八田知家源頼朝のご落胤(隠し子)という説があり、それが大きく影響して、源義経は処罰されても、八田知家は処罰されなかった疑いがあります。

かつて、源義経は勝手に朝廷から恩賞を受けてしまい、源頼朝の勘気を被ってしまいますが、八田知家も、源義経と同じように、勝手に恩賞を受けていました。

しかし、その後の処遇の違いを考えれば、八田知家源頼朝のご落胤であったとしても不思議ではありません。

源頼家の命を受けて、動いた八田知家は忠義者のように感じるかもしれませんが、史実ではこの後しばらくして、生涯を閉じる事になります。

もしかしたら、鎌倉殿の13人では、創作により、北条家が仇を取る形(八田知家を処罰)で、物語が進むのかもしれませんね。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第30話』の見所とまとめ

第30話では、ずっとお人好しで通っていた阿野全成が、ついに命を落としてしまいますが、八田知家がどのように動いていくのか気になります。

さらに北条家がどのようにして、比企家を追い詰めていくのか?その辺りも凄く楽しみな所ではありますね。