英里人(鈴木伸之)に殴られても被害者のほうが悪い?映画『謝罪の王様 case3 謝罪会見で謝りたい!』

映画『謝罪の王様 case3 謝罪会見で謝りたい!』では、英里人(鈴木伸之)に殴られても被害者のほうが悪かったので詳しく紹介します。

映画『謝罪の王様 case3』のキャスト

日本のコメディ映画『謝罪の王様 case3 謝罪会見で謝りたい!』は、2013年9月28日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 黒島譲(演:阿部サダヲ)東京謝罪センターの所長
  • 倉持典子(演:井上真央)黒島譲の部下で、帰国子女
  • 南部哲郎(演:高橋克実)大物俳優だが、息子が問題を起こす
  • 壇乃はる香(演:松雪泰子)南部哲郎の元妻で、大物女優
  • 南部のマネージャ(演:笠原秀幸)南部に従うマネージャー
  • 英里人(演:鈴木伸之)南部哲郎と壇乃はる香の息子
  • 南ナミ(演:美波)南部哲郎の新しい妻
  • 被害者A(演:小松和重)英里人から暴行を受けた被害者

映画『謝罪の王様 case3』のストーリー

黒島譲が、TVを見ていたら、大物俳優の息子 英里人が、暴行を働いてしまったとニュースに流れていました。

『大変な事になったなぁ』と思っていたら、英里人の両親から「私たちは離婚したので、一緒に記者会見する訳にはいかないんです、だから、息子を何とか助けて欲しいんです」と頼まれてしまいます。

黒島譲は、南部哲郎に謝罪のイロハを教えようとしたら、新たな妻が息子と同じぐらいの年齢だったので、元妻の壇乃はる香は軽蔑するような眼差しで睨んでしまうのです。

そんな張り詰めた空気の中で、南部哲郎は頭を下げて謝罪しますが、今まで俳優として謝罪してきた演技と全く同じであり、壇乃はる香から「ワンパターンなのよ」とさげすまされてしまいます。

案の定、マスコミの前で謝罪しても、完全な失敗で、黒島譲たちから「何ですか?あの謝罪の仕方は」と突っ込まれてしまいます。

仕方なく、今度は壇乃はる香が謝罪しようとしますが、事もあろうに十二単(じゅうにひとえ)の着物姿で登場して、マスコミは『何を考えているのだろうか?この両親たちは』と唖然としてしまいました。

両親たちが何度も謝り続ける事により、少しずつ世間も飽きてきた所でしたが、出所した英里人がいい加減な謝罪をしてしまって、黒島譲は『せっかく、世間も許しかけていたのに』と苛立ってしまいます。

そこで、英里人の両親たちに、被害者Aに直接、謝ってもらおうとしたら「いえ、謝らなくてはいけないは、こちらのほうなんです」と言われてしまうのです。

話が、噛み合いませんが、このまま英里人は許されるのでしょうか?

『英里人(鈴木伸之)に殴られても被害者のほうが悪い?』

英里人(鈴木伸之)は、芸能人二世で、わがままな性格から一般人に暴行したように思われていました。

しかし、実際には一般人男性が一方的にからんできて「お前の父親はハゲているし、母親はロクにCMも出れねぇし」と言われてしまって、ついに暴行を働いてしまったのです。

しかも、暴行と言っても、押さえつけて勢いあまって苦しめた状態だったので、殴ったかどうかも、かなり微妙な感じでした。

どう考えても被害者のほうが悪いとしか言いようがない事件でした。

英里人は、それまで失礼な頼み方だったにも関わらず、写メや動画の撮影にも快く応じてくれた上に、つけていた物を外されても怒りませんでした。

それを考えたら、英里人は凄く親思いの良い息子と言えますね。

映画『謝罪の王様 case3』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

謝罪の王様 case3 謝罪会見で謝りたい!を見た感想について、詳しく解説します。

映画『謝罪の王様 case3』のオススメ層

両親が、バカ息子と思っていた英里人のために、マスコミの前で謝罪しようとしますが、その息子が自分たちのために怒ってくれた事を知って、感動してしまいました。

それを考えたら、親子で見て欲しい映画ですし、子供の事が信用できない時には、この映画を見てみるのも悪くないかもしれません。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『謝罪の王様 case3』の残念な所

英里人(鈴木伸之)が、暴行してしまいますが、どう考えても被害者のほうが悪いのに、マスコミは印象操作をしてしまい、芸能人ばかりを批判する報道をしてしまいました。

実際に、芸能人が何か事件を起こしたら、今回の事のようになるんだろうなぁと思ってしまったら、何やらいたたまれなくなりました。

映画『謝罪の王様 case3』の見所

バカ息子と思われていた英里人が、暴行をしたのは両親を想っての行動であり、それを知った両親が、感動して泣くシーンは、なかなか良かったですね。

両親がバカみたいな謝罪の仕方をしましたが、それもlコメディっぽく演じているので、なかなか面白くて、この映画の大きな見所と言えます。