箕輪正臣(竹野内豊)が考えているよりも3歳半は優秀?映画『謝罪の王様 case4 過去の過ちを謝りたい!』

映画『謝罪の王様 case4 過去の過ちを謝りたい!』では、箕輪正臣(竹野内豊)が3歳半を軽く見ていましたが、思ったよりも3歳半は優秀なので、詳しく解説します。

映画『謝罪の王様 case4』のキャスト

日本のコメディ映画『謝罪の王様 case4 過去の過ちを謝りたい!』は、2013年9月28日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 黒島譲(演:阿部サダヲ)東京謝罪センターの所長
  • 倉持典子(演:井上真央)黒島譲の部下で、帰国子女
  • 南部哲郎(演:高橋克実)大物俳優だが、息子が問題を起こす
  • 沼田卓也(演:岡田将生)酒の勢いでセクハラしてしまった男性
  • 箕輪正臣(演:竹野内豊)一流国際弁護士で、倉持典子の元講師
  • 箕輪の妻(演:真飛聖)箕輪正臣をなだめる妻
  • 箕輪の娘(演:井上琳水)父を怒らせてしまった少女

映画『謝罪の王様 case4』のストーリー

倉持典子の元講師の箕輪正臣は、沼田卓也のセクハラについて「示談する事は100%ありません」と言い切ってしまうほど、頑固な人物でした。

しかし、そんな箕輪正臣にも弱点があり、黒島譲に「実は、娘に謝りたいんです」と頼み込んできました。

黒島譲は「いや、謝れば良いじゃないですか」と、最初は話を軽く見ていましたが、それは弁護士として許せない過ちだったのです。

箕輪正臣は、若い頃に渡米して、家族3人で生活をしていて、弁護士としての資格を取るために必死でした。しかし、若い娘にそれが分かるはずもなく、いきなり「脇毛ボーボー、自由の女神ぃ」と、当時流行っていたギャグをしてきたのです。

何度も「のんちゃん、ダディ(父)、お仕事だからね」と注意しても、娘は何度も邪魔してきました。

妻に相談しても「可愛いもんじゃない」と言われてしまい「可愛いけど」と不満を漏らしてしまいます。

そして、試験当日に寝坊してしまい、急いで出かけようとして、ネクタイを探していたら、娘がクローゼットにいて、再び「脇毛、ボーボー自由の女神ぃ」と言ってきて、ついに、イライラが爆発して、娘の頬を叩いてしまいました。

黒島譲は「それは娘さんが悪くないですか?」と慰めてあげますが「妻もそう言ってくれましたが、法にたずさわる者として、いかなる理由があっても3歳半の娘に手をあげるなんて」と、今でも後悔し続けていました。

実は、その娘こそ、倉持典子であり、自分の講義を受けに来たのも当てつけではないかと怯えていたのです。はたして、この親子が和解する事はあるのでしょうか?

『箕輪正臣(竹野内豊)が考えているよりも3歳半は優秀』

黒島譲は「頬を叩いたと言っても、3歳半の頃なんて覚えてないんじゃないですか?」と言っても、箕輪正臣(演:竹野内豊)は「覚えてないからこそ、辛いんじゃないですか」と答えていました。

しかし、この考えは3歳半を少し甘く見ていて、思った以上に3歳半は優秀な年頃です。

なぜなら、ドイツの心理学者Thorsten Kolling博士の研究によると、記憶が残るのは早くて3歳からと発表されているからです。

参照元https://conobie.jp/article/3233

さらに言えば、恐怖による心理的ショックは、人間だけではなく猫や犬なども強烈に覚えていて、それはなかなか消えるものではありません。

箕輪正臣は、それ以来、娘と接する事が怖くなってしまったようですが、それが正しい接し方であり、恐怖を与えてしまった以上は、冷静に接してあげる事が重要ですね。

映画『謝罪の王様 case4』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

謝罪の王様 case4 過去の過ちを謝りたい!を見た感想について、詳しく解説します。

映画『謝罪の王様 case4』のオススメ層

父親が、何度注意しても、娘が言う事を聞いてくれなくて、頬を叩いてしまいますが、その根底にあるのは資格を取る事ができないかもしれないという仕事の悩みです。

そのため、全ては娘のせいという訳ではないのに、叩いてしまった事もあり、その後ずっと後悔し続けていました。

もしも、小さなお子さんがいる方には、この映画を見て、子供を安易に叩かないように、考えて欲しいですね。

小さな子供がこれを見たら、下品なギャグを真似したくなる可能性があるので、キッズにはあまりオススメできません。

  • 親御さんたち:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『謝罪の王様 case4』の残念な所

箕輪正臣は後悔していましたが、部屋の鍵をしめたり、家以外の場所で勉強したりするなど、色々と方法はあったはずです。

しかも、寝坊して遅刻しそうになったのは、自分が悪いので、それでギャグを言ってきた娘を叩くのは、やはり感心できない所でしたね。

映画『謝罪の王様 case4』の見所

黒島譲が悩みを聞いているうちに「謝れば良いじゃないですか?」と聞いた時に、箕輪正臣から「向こう(外国)にいた時には、簡単に謝ると、過ちを認めた事になるので、うかつに謝れなくなってしまったんです」と言われてしまいます。

この時、黒島譲が「どこかで聞いたような?」と思って、話を聞き続けていったら、話題になっている娘が、自分の助手になった女性である事に気付いて分かりますが、この謎解きのような部分は、なかなか面白かったですね。

きっと、多くの視聴者たちも『もしかして?』と思った方は多いハズです。