ライオンが密猟されるのはアメリカ人のせい?映画『Beast ビースト』

映画『Beast ビースト』では、ネイトがライオンによって襲われますが、実はアメリカ人のせいでライオンが密猟されている現実があるので詳しく紹介します。

映画『Beast ビースト』のキャスト

アメリカ合衆国のパニック映画『Beast ビースト』は、日本では2022年9月9日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『Beast ビースト』のストーリー

南アフリカで密猟者たちが、ライオンを仕留めていきましたが、仲間が悲鳴をあげてしまうので『何だ?』と思ったら、その仲間が血だらけの状態で戻ってきて「どうした」声をかけると、そこに獰猛(どうもう)なライオンが襲いかかってきたのです!

ネイトは、そんな恐ろしい事が起きているとは知らずに、小型ヘリで娘たちと一緒に、バカンスのために南アフリカへ着陸します。

そこにマーティンがやってきて、動物の保護区を案内する事になりました。マーティンは、密猟から動物たちを守っていて、廃校になった所で、小さい頃から育てていたライオンを野生に戻した事もありました。

ライオンは、そんなマーティンになついて、ハグをしてきて、ネイト『凄いな』と思ってしまうのです。

ネイトたち親子は、マーティンと一緒に、ある村まで移動しますが、そこで村人たちが何者かによって皆殺しにされていました。マーティンは「これはライオンの仕業だが、俺の知っているライオンは、こんな事をしない」と絶句してしまいます。

さらに車を動かしていくと、仲間が血だらけになり「ディアボロス(悪魔)だ」と言ってきて、瀕死(ひんし)の状態に陥ってしまいます。

ネイトたちは、辺りを警戒しながら車を動かしていきますが、その恐るべきライオンが、車にまで攻撃をしてきたので、急いで発進させると、車は大木に衝突してしまい、動く事ができなくなり絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。

マーティンは「あのライオンは、密猟者によって群れの仲間を殺されて、俺たちを密猟者の仲間だと思っている」と絶望しますが、恐るべきライオンから逃げ切る事はできるのでしょうか?

『ライオンが密猟されるのはアメリカ人のせい?』

映画『ビースト』で、ライオンが獰猛になったのは、密猟によって群れの仲間を殺されてしまい、怒り狂った事が原因です。

それでは、なぜライオンが密猟の対象になるのでしょうか?

実は、娯楽によってライオンを殺害して、それを記念品に持ち込まれていますが、その60%はアメリカに渡っていると言われています。

参照元https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8235/

随分とヒドイ話だと思いますが、アメリカ人の中にはライオンを保護しようとする方もいるので、この辺りはどこの国の人間であっても、良い人間もいれば悪い人間もいるという事なのでしょう。

あまりのヒドイ現状に、アメリカ合衆国ではライオンを絶滅危惧種法の対象にしようか検討していて、もし実現すれば、殺害したライオンを記念品に持ち込めなくなるので、是非とも実現して欲しいものです。

Beast ビースト』と他の映画を比較

ライオンが人間を執拗に襲いかかる映画もあれば、映画『レヴェナント:蘇りし者』では、ディカプリオがクマに何度も襲われるシーンがあります。

その迫力のあるシーンは、パニック映画好きのファンうならせた上に、今までの優雅な役が多かったレオナルド・ディカプリオのイメージを大きく覆す作品になりました。

映画『Beast ビースト』のまとめ

引用:https://www.universalpictures.jp/micro/beast

Beast ビーストを見た感想について、詳しく解説します。

映画『Beast ビースト』のオススメ層

父親が、懸命になって娘を守るために、ライオンと戦っていくので、家族で一緒に見る映画としてはオススメですね。

ただし、動物が密猟されていくシーンがあるので、動物好きの方には要注意の作品です。

  • ファミリー:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 動物好き:⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『Beast ビースト』の残念な所

南アフリカへバカンスして、途中までは大自然の中にポツンとある家で、生活する所をみていたら『たまには、こんな休暇も取ってみたい』と思っていましたが、やはり野生動物が多くいる所がかなり危険があって、途中でゲンナリしてしまいました。

そのギャップを見たら、前半で見ていた希望を打ち砕かれる思いがして、そこは仕方のない所ですが、残念な所でもありました。

映画『Beast ビースト』の見所

凶暴になったライオンが、人間たちを襲っていくシーンは、すごく迫力がありましたし、ネイトがライオンに見つからないように静かに移動する所はホラー映画のようにスリルがあって面白かったです。

ライオンが、マーティンになついてハグをするシーンは、なかなか凄い迫力がありましたが、これだけ怖い動物でも人間になつく事があるんだなぁと思ってほのぼのとしましたね。

このなついていたライオンたちのお陰で、凶暴になったライオンを迎え討つ事ができるので、マーティンになつくシーンは大きな伏線となりました。

もちろん、これにはライオンのなわばりが大きく関係している訳ですが、あまり言いすぎるとネタバレになるので、説明はこの辺りにしておきます。