大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』で登場した阿野時元は、のちに北条義時に殺害されてしまうので、その悲しき要因について詳しく紹介します。
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』のキャスト
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』のストーリー
- 『阿野時元が北条義時に殺害されてしまった悲しき要因』
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』の見所とまとめ
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』のキャスト
鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
北条家
- 北条義時(演:小栗旬)源頼朝を匿う事に頭を悩ませてしまう
- 北条頼時(演:坂口健太郎)北条義時の嫡男であり、泰時に改名
- 北条時政(演:坂東彌十郎)北条義時の父で、平家を警戒する人物
- 北条政子(演:小池栄子)北条義時の姉で、源頼朝に片思いしてしまう
- 北条宗時(演:片岡愛之助)北条義時の兄で、源頼朝を匿った張本人
- 北条実衣(演:宮澤エマ)北条義時の妹で、姉の恋心に感づく
- 北条時連(演:瀬戸康史)北条義時の異母弟
- りく(演:宮沢りえ)北条時政の妻
- 牧宗親(演:山崎一)りくの兄
- 初(演:福地桃子)北条頼時の妻
- 阿野時元(演:松平将馬)北条実衣と阿野全成の息子
源氏勢力
- 源実朝(演:嶺岸煌桜)第三代 鎌倉殿になった将軍
- 和田義盛(演:横田栄司)猪突猛進の所がある武士
- 大江広元(演:栗原英雄)源頼朝の側近
- 巴御前(演:秋元才加)木曽義仲の愛妾
- 八田知家(演:市原隼人)常陸の豪族で、北条義時に子供を預ける武士
- 畠山重忠(演:中川大志)武蔵の豪族
- ちえ(演:福田愛依)畠山重忠の妻
- 平賀朝雅(演:山中崇)北条時政とりくの娘婿
- 善哉(演:長尾翼)源頼家の次男
その他
朝廷
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』のストーリー
畠山重忠討伐により、北条家は抜き差しならぬ対立を生んでしまい、北条義時は「父上、良い加減に引き際を考えて下され」と言い放ってしまいます。
北条時政は「よく、父に向かって、そのような事を言えたな」「父でなければ、もっと手荒な事をしておりした。父の出方次第によっては、梶原景時と同じような事になるでしょう」
親子は激しく睨み合いますが、北条政子が家臣からの訴えを聞く事になっていきました。
りくは、北条時政に「実朝殿に、鎌倉殿を降りてもらいます。婿殿を鎌倉殿にするのです。成り行きによっては、義時と政子を討つ事になるかもしれません」
北条時政は、その言葉に凍りつく想いですが、りくから「三浦を味方につかせたら、和田も味方につきます。三浦を先に味方にしたほうが勝ちます」とささやいて、動き出します。
すぐに三浦義村を呼び出して、りくは「平賀朝雅をまずは鎌倉殿にして、それからは善児にしようと思っております」と説得すると「それは悪くありませぬな」と不敵な笑みをうかべました。
この企みは北条義時の耳に入り、しばらく父を泳がして、決定的な謀反を起こした後に、討とうと企みますが、北条一族の争いはどうなっていくのでしょうか?
『阿野時元が北条義時に殺害されてしまった悲しき要因』
阿野時元は、源実朝の近くで仕える事になり、北条実衣の息子という事もあって、将来は約束されたかに見えました。
しかし、源実朝が殺害された後に、将軍の座を狙って挙兵してしまいます。これには、父が権力争いに巻き込まれてしまって殺害された事があったので、父の汚名を晴らしたいという想いもあったのかもしれません。
ところが、相手は数多(あまた)の修羅場をくぐりぬけた北条義時です。北条義時は、妹の息子であろうとも、謀反を起こし以上は、冷酷に対処して、阿野時元を討ち果たしてしまった訳です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第37話』の見所とまとめ
いよいよ、最終回も近づいてきましたが、あまりにも北条時政を討つのに、ひっぱりすぎのような気がしますね。
これでは、承久の乱をあまり丁寧に描かれないような気がして、嫌な予感がしてきました。
そして、阿野時元が、今度どのように動いていくのかも気になる所です。