映画『それがいる森』で、田中淳一(相葉雅紀)が森の中で見た者について紹介します(映画のストーリーを楽しみにしている方は注意して下さい)。
映画『それがいる森』のキャスト
日本のSF映画『それがいる森』は、2022年9月30日に公開されました。
監督&脚本&制作
- 監督:中田秀夫
- 脚本:ブラジリィー・アン・山田&大石哲也
- 製作:秋田周平
登場人物&俳優
- 田中淳一(演:相葉雅紀)息子の友達を助けようとする男性
- 赤井一也(演:上原剣心)田中淳一の息子
- 北見絵里(演:松本穂香)生徒を心配する女性教師
- 赤井爽子(演:江口のりこ)田中淳一の妻
- 綾波武史(演:眞島秀和)行方不明の子供を捜索する警部
- 長尾良平(演:宇野祥平)田中淳一の農業仲間
- 中村良一(演:松浦祐也)町の駐在員
- 岩村義男(演:酒向芳)煮え切らない性格をした町長
- 湯川大輔(演:野間口徹)教師や生徒に圧力をかける教頭先生
- 児玉勉(演:小日向文世)森で、それを見た証言者
- 強盗犯(演:尾形貴弘)金を強盗した男性
映画『それがいる森』のストーリー
田中淳一は、みかん畑を栽培していたら、そこに息子がやってきて「どうした?」と心配します。
息子の赤井一也は、母親が勉強に集中できるように、大好きなサッカーを辞めさせられてしまって、家出してきたのです。
妻とは別れてしまいましたが、息子をむげに追い返せないので、地元の学校へ登校させますが、女子からモテて、一部の男子から反感を買ってしまいます。
それでも、サッカー仲間が出来て、その男子から「良い所を紹介してやるよ」と言って、近くの天源森(てんげんのもり)へ入って行きますが、そこには『クマ出没、注意』という看板がありました。
クマが気になってしまいますが、友達に「怖いのか?」と笑われて「怖くないよ」とムキになってしまい、森の中を歩いて行くと、そこには秘密基地があって「すげぇ」と目を輝かせます。
ところが、途中で銀色の大きな建物を見つけて「なんだ、これは?」と戸惑ってしまいます。翌日になり、銀色の建物をクラスメートに言っても信用して貰いません。
そこで、再び二人で森の中へ入って行き、銀色の建物をスマホで撮影しようと思っていたら、建物が無くなっていました。
ところが、そこに宇宙人がやってきてサッカー仲間が連れ去られてしまい、怖くなって逃げ出してしまいます。
友達が行方不明になってしまい、田中淳一は得体の知れない者について、色々と調べていったら、宇宙人らしき者は、細菌でやられた果汁が苦手で、子供をさらって成長して仲間を増やしている事が分かりました。
ところが、宇宙人は仲間を増やすために、学校まで押しかけて子供たちを連れ去ろうとしてしまうのです。
担任の北見絵里は、命がけで子供たちを救おうとしますが、どうなってしまうのでしょうか?
『田中淳一(相葉雅紀)が森の中で見た者を解説』
田中淳一(相葉雅紀)たちが、森の中で見た者、それは幽霊でもなければ、クマでもなく、宇宙人でした。
中田秀夫監督の作品だったので、てっきりホラー映画かと思いましたが、ほぼSF映画なので、イメージしていたものと違いましたね。
それでも、途中までは得体の知れない化け物という感じがしたので、ホラー映画としても楽しめる作品ではありました。
『それがいる森』と他の映画を比較
『それがいる森』の中田秀夫監督は、映画『事故物件』も手がけており、こちらのほうは正真正銘のホラー映画です。
事故物件では、売れない芸人の山野ヤマメ(演:亀梨和也)が、プロデューサーの勧めで、事故物件に住んで、心霊現象をネタに笑いを取ろうとします。
山野ヤマメのファンだった小坂梓(演:奈緒)は、幽霊が見えやすい体質だった事もあり『あんな怖い物件に住んで大丈夫だろうか?』と心配してしまいます。
その不安は的中して、山野ヤマメは幽霊の誘惑に負けて、ロフトで首を吊ろうとしてしまい、今作よりも遥かに怖い映画です。
映画『それがいる森』のまとめ
それがいる森を見た感想について、詳しく解説します。
映画『それがいる森』のオススメ層
森の中で、何を見たのか?それが凄く気になる映画でしたが、まさかのSF映画なので、拍子抜けした所があります。
そのため、ホラー映画よりも、SF映画やオカルト系が好きな人にオススメの作品と言えますね。
- オカルト好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『それがいる森』の残念な所
多くのホラー映画を手がけてきた中田秀夫監督だったので、きっと幽霊が出てくれるのだろうと思ったら、イメージしていたものと違って、そこは残念でした。
ただし、宇宙人と一言でいっても、最初は化け物のような姿なので、ホラー映画として楽しめる要素はありますね。
映画『それがいる森』の見所
中田秀夫監督が、今までとは違うホラー作品を作ろうとした意気込みや発想を感じられる映画だったので、そこは今までとは違う中田秀夫ワールドを見られて良かったです。
森は、やはり人間が近寄りがたい神聖なものを感じるので、そこで何が起きるのか?それが分からない展開だったので、そこが今作の大きな見所ですね。