ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』では、ノルウェーの水産業がお手本になるという話が出ていたので、それが本当か解説します。
- ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』のキャスト
- ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』のストーリー
- 『ノルウェーの水産業がお手本になるのは本当か解説』
- ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』の見所とまとめ
ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』のキャスト
ファーストペンギンは、2022年10月5日から放送開始されました。
脚本&演出
登場人物&俳優
- 岩崎和佳(演:奈緒)貧乏に苦しむシングルマザー
- 片岡洋(演:堤真一)漁船団『さんし船団丸』の船団長
- 岩崎進(演:石塚陸翔)岩崎和佳の一人息子
- 永沢一希(演:鈴木伸之)若手のイケメン漁師
- 磯田高志(演:吹越満)片岡洋の幼馴染のベテラン漁師
- 山中篤(演:梶原善)片岡洋の幼馴染のベテラン漁師
- 山中たくみ(演:上村侑)若手漁師
- 大島大三(演:田中美央)ガタイが大きな漁師
- 中川忠次(演:山口祥行)強面な漁師
- 小峠省一(演:松本実)女好きな漁師
- 琴平祐介(演:渡辺大知)岩崎和佳の相談相手
- 山藤そよ(演:志田未来)岩崎和佳のママ友
- 溝口静(演:松本若菜)農林水産省の職員
- 重森梨花(演:ファーストサマーウイカ)漁港の魚市場の仲買人
- 杉浦久光(演:梅沢富美男)漁業協同組合の組合長
- 安野茂(演:遠山俊也)組合長の側近のような存在
- 片岡みやこ(演:中越典子)片岡洋の妻で亡くなってしまった女性
- 流山(演:速水もこみち)フレンチレストランのシェフ
- 波佐間成志(演:小西遼生)ビジネスコーディネーター
- 小森賢太郎(演:北川尚弥)さんし船団丸で働き始める若者
ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』のストーリー
多くの漁師たちは『もうやってられるか』と、さんし船団丸から出て行ってしまい、岩崎和佳は頭を抱え込んでしまいます。
1日も早く、漁師たちに戻って来ないと困る状況でしたが、片岡洋は「あんな無責任な奴らは、ごめんじゃ」と言い出してしまい、岩崎和佳は「それじゃ、漁もデキナイじゃない」
山中たくみや、山藤そよ達が、何とか漁師たちに戻ってきて欲しいと頼み込みますが、誰も彼もが戻ろうとしませんでした。
片岡洋は、それでも「新しい漁師を呼び込めば良いんじゃ!」と強がりな事を言ってしまうので、岩崎和佳は『こうなったら、新しい漁師を呼び込む事が、どれだけ難しいか分かってもらおう』と思い立ちます。
岩崎和佳は、水産フェアで、お魚ボックスを行う意義を訴えた後に、ビジネスコーディネーターの波佐間成志と知り合って談笑しますが、片岡洋は二人の関係に嫉妬して大喧嘩してしまうのです。
さんし船団丸では、ロープを切った犯人が、小森賢太郎ではなく違う者である事が発覚しました。
漁師たちは、漁業組合のいやがらせで仲間割れを起こさせられたと知って、すぐに片岡洋を謝ろうとしますが、今はどこにいるのか分からない状況でした。
しかも、銀行が融資を取り下げてしまった上に、漁業の組合長は「すぐに金を返せ」と迫ってしまい、さんし船団丸は絶体絶命のピンチに陥ってしまうのです!
『ノルウェーの水産業がお手本になるのは本当か解説』
岩崎和佳(演:奈緒)が、水産フェアで「ノルウェーでは、漁師の収入が増えて、人気のある職種になっていて、見本になります」と力説していました。
福祉でも、北欧は見本になるという話も出ているので、多くの人たちは『本当なのか?』と疑う方もいるかもしれません。
しかし、本当にノルウェーは水産業が復活を遂げていて、日本の水産業者が注目しているのは事実です。
ノルウェーの水産業が成長している要因の一つとして、必要な産卵群を残して、それを上回った分を漁獲枠として発給しており、もしも量が少なくなった時は禁漁するようになっています。
参照元:https://wedge.ismedia.jp/articles/-/2518?page=4
あまりにも漁獲量が減ってから、あわてて禁漁しても、元の数まで回復するのは時間がかかりすぎるので、ノルウェーのように資源を管理するのは凄く重要です。
さらに『クオータ制』というものを導入していて、1漁業者当たりの漁獲量が定められていて、ノルウェーの漁業者の年収は、国民の平均の500万円を上回るほどになりました。
参照元:https://forbesjapan.com/articles/detail/11921
1漁業者当たりの漁獲量が決まっている上に、漁業者は、1匹当たりの付加価値を付ける事もできるので、収入は高めになっています。
何から何まで、よく考えられており、ノルウェーの水産業のシステムは、見習える所がおおいにあります。
ドラマ『ファーストペンギン! 第8話』の見所とまとめ
第8話を見ていましたが、ノルウェーは福祉だけではなく、水産業まで、日本の先を行っていたのかと唖然としてしまいました。
しかし、こんな事が出来るのは、信頼関係が成り立つ国だからでしょうね。
日本では、政権交代を目指そうとしない国民と、国民に嘘八百を並べて、税金だけ増やそうとする政府が存在していて、日本はこの後も衰退していくしかないのかと不安になる毎日です。