山本顕一の孫娘で花嫁役を演じていた女優を紹介!映画『ラーゲリより愛を込めて』

映画『ラーゲリより愛を込めて』で、山本顕一の孫娘で花嫁役を演じていた女優について詳しく紹介します。

映画『ラーゲリより愛を込めて』のキャスト

日本の歴史映画『ラーゲリより愛を込めて』は、2022年12月9日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

主題歌

映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの『Soranji』です。

映画『ラーゲリより愛を込めて』のストーリー

山本幡男は、妻のモジミや子供たちと一緒に、満州ハルビンにいましたが、いきなり砲撃を受けてしまい「空襲警報は鳴らなかった。これは南から来たのではない、おそらくソ連!」

砲撃により深傷を負ってしまい、妻に「お前は子供を連れて、早く日本へ戻ってくれ、いつか日本で落ち合おう」と約束をして、妻は表情を歪めながら、深くうなずき、懸命に日本へ戻っていきました。

山本幡男は、ソ連に捕らえられて、ラーゲリ収容所へ連行されて、多くの旧日本兵たちと一緒に、極寒のシベリアの開発を従事させられます。

ロシア人は、日本と不可侵条約を守っていながら、一方的に破っておいて、旧日本兵たちに「日本人ごときが」と足蹴にして、仲間の葬儀すら妨害してしまうのです。

山本幡男は、元上官の原幸彦と再会をしますが「私には関わらないで下さい」と廃人同人になっていて、言葉を失ってしまいます。

それでも、1952年になると、日本と連絡する事がようやく認められて、山本幡男は妻と連絡が取れるようになり喜びますが、相沢光男は妻が死んでいる事を知って呆然としてしまいます。

相沢光男は、脱走したら射殺されるのを承知で「なんで!こんな所で生き続けなくちゃいけねぇんだ」と叫び、敷地から出ようとるので、山本幡男から「それでも生き続けなくちゃいけない、絶対に希望はあるんです」

しかし、山本幡男は喉のガンを患ってしまい、余命いくばくもありませんでしたが、相沢光男から「ここで諦めたら、俺が許さねえからな、山本」と睨みつけます。

はたして、このまま山本幡男は、シベリアの地で命尽きてしまうのでしょうか?

山本顕一の孫娘で花嫁役を演じていた女優』

 
 
 
 
 
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www.instagram.com上の画像は『ラーゲリより愛を込めて』とは違うシーンですが、結婚式で花嫁役を演じていたのは、田辺桃子さんという女優です。

ラストシーンで、山本顕一の孫娘役として登場した時は、すぐに「田辺桃子さんだ!」と驚いてしまいました。

あれほどの女優さんが、ワンシーンでしか登場しないのは、少しもったいない感じもしましたが、北川景子さんだけではなく田辺桃子さんまで出演した所を見られたのは嬉しかったですね。

ラーゲリより愛を込めて』と他の映画を比較

日本とロシアの関わった映画は、今作の他にも『ソローキンの見た桜』もあります。

ソローキンの見た桜では、阿部純子さんがロシア軍の捕虜の怪我を治していくうちに、次第に禁断の愛を育んでいきます。

2つの映画を見たら、日本軍が国際法を遵守して、ロシア軍の捕虜を大事に扱ったのに対して、今作の映画ではソ連(ロシア人)が国際法を無視して同盟国だった日本軍の捕虜を不当に扱っていた事がよく分かります。

ロシアは、平気で国際法を無視して、時には同盟国だった日本に襲いかかり、時には兄弟同然と言っていたウクライナに侵略をする国でもあります。

ソ連とロシアは名前は違っていても、その考えや性根は変わっていないので、日本は、このような隣国がすぐ近くにいる事を肝に肝に銘じておかなくてはいけません。

映画『ラーゲリより愛を込めて』のまとめ

引用:https://lageri-movie.jp/

ラーゲリより愛を込めてを見た感想について、詳しく解説します。

映画『ラーゲリより愛を込めて』のオススメ層

日本とソ連が、第二次世界大戦後にどのような事があったのか?それがよく分かる映画になっています。

そのため、歴史について詳しく知りたい方には、是非みて欲しい映画ですし、この映画を見て、平和というのは綺麗事で成り立つものではない事を知って欲しいですね。

  • 歴史に興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ラーゲリより愛を込めて』の残念な所

日本は、アメリカ合衆国やロシアなど欧米諸国に追い詰められていく中で、次第に軍部が暴走をして、戦争していた国の捕虜を処刑した事もありました。

その処刑シーンも出ていて、歴史は勉強した私でさえ『なぜ、日本は、こんな国になったんだろうなぁ』と感慨深くなる映画でもありました。

それを考えたら、戦争は国や国民の多くを狂わせていくものであり、そんな人類の歴史が残念に思う映画でもありましたね。

映画『ラーゲリより愛を込めて』の見所

山本幡男にある物を託された4人の仲間たちが、それを妻に持っていくために、必死に暗記していった所が凄かったですね。

日本は、戦後、大変な思いをしたと思っていましたが、日本本土では戦後すぐに、桜が咲き誇り、学校で勉強をしていく生徒や、女性教師が笑顔で授業を行っていました。

それに比べて、シベリアで抑留されていた捕虜たちは、凄まじい極寒の中、無理な労働をさせられてしまい、死んでいった仲間の葬儀もロクの行わせてもらえません。

同じ戦後だったのに、場所が違うだけで、ここまで違う人生を送らなくはいけないのかと思うと、色々と考えさせられる映画でした。