映画『アバター』では、マイルズ大佐がジェイクの裏切り行為に怒り、原住民たちを虐殺しようとしますが、怒らせない方法があったので詳しく紹介します。
映画『アバター』のキャスト
アメリカ合衆国のSF映画『アバター』は、日本では2009年12月23日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ジェームズ・キャメロン
- 脚本:ジェームズ・キャメロン
- 製作:ジェームズ・キャメロン&ジョン・ランドー
登場人物&俳優
映画『アバター』に登場する人物や俳優たちは以下の通りです。
人間たち
- ジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)車椅子生活をする元海兵隊員
- ノーム・スペルマン(演:ジョエル・デヴィッド・ムーア)ジェイクの兄の知人
- グレイス・オーガスティン(演:シガニー・ウィーバー)アバター計画を考えた科学者
- マイルズ・クオリッチ(演:スティーヴン・ラング)原住民に対して、冷酷な大佐
- トゥルーディ・チャコン(演:ミシェル・ロドリゲス)正義感の強い女性軍人
- パーカー・セルフリッジ(演:ジョヴァンニ・リビシ)鉱物資源開発の責任者
- マックス・パテル(演:ディリープ・ラオ)アバターの開発者
ナヴィたち
- ネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)ジェイクに恋をするナヴィ
- モアト(演:CCH・パウンダー)ネイティリの母親
- ツーテイ(演:ラズ・アロンソ)ネイティリの婚約者で、ジェイクと仲が悪い
- エイトゥカン(演:ウェス・ステュディ)ネイティリの父親
映画『アバター』のストーリー
ジェイクは、元海兵隊員だったのに、車椅子生活を送っていましたが、思い切って『パンドラ』と呼ばれる所で働こうと思っていました。
パンドラでは、貴重な鉱石『アンオブタニウム』が多く眠っていて、それを開発しようとしていましたが、大勢の原住民ナヴィがいたので、彼らをどうするべきか?それが緊急の課題でした。
グレイスは、アバター計画によって、ナヴィそっくりの体を遠隔操作させて、原住民と分かりあおうとしていました。ジェイクは特殊装置に入り、アバターを遠隔操作する事になったのです。
グレイスは、ジェイクの兄に来て欲しかったのに愚痴をこぼしますが、その兄はすでに死んでいたので、やむを得ず、ジェクを採用するしかありませんでした。
ジェイクは、アバターを使えば自由に歩き回る事ができて、思わず興奮して、走り回っていくうちに、凶悪な獣たちに襲われそうになります。
しかし、ナヴィのネイティリに助けられて、原住民たちの集まりの所まで案内されて、モアトは娘のネイティリに「この者にナヴィの生き方を教えるように」と命じてしまいます。
ネイティリは、当初こそジェイクを見下していましたが、勇敢な所を認めていき、次第に恋心を抱くようになっていきました。ところが、しびれを切らした人間たちが、ナヴィたちを追い払い、強引にアンオブタニウムを開発しようとします。
ジェイクたちは、強引なやり方に反発して、ナヴィたちと共に、人間たちと戦う事になりますが、どんな結末を迎えるのでしょうか?
『マイルズ大佐を怒らせない方法がジェイクにはあった』
ジェイクは、原住民の女性と恋に落ちていきますが、人間たちは一刻も早く貴重なアンオブタニウムを採掘したかったので、決められた期間のうちに原住民たちを退避させる必要がありました。
しかし、いつまでも退避させる事ができず、ついにブルドーザーが侵入していき、強引に開発しようとしました。
ジェイクは、開発を阻止しようとして、監視カメラを破壊してしまい、これがマイルズ大佐の逆鱗にふれてしまい、殴られてしまうのです。
大佐は、原住民がどかないのであれば、虐殺もいとわなかったので、凄惨な光景が広がっていきます。
しかし、ジェイクはマイルズ大佐を怒らせない方法があり、まずは監視カメラを破壊しないで、大佐たちに「ブルドーザーに進行はもう少しだけ待って欲しい」と直談判する事が重要でした。
事前に、ジェイクは原住民たちの立ち退きを説得するように命じられていて、それが実行できていなかった上に、ブルードーザーを動かしたら、それを邪魔してしまった訳です。
やり方に強引さや非人道的な所があったにせよ、ジェイクの行った事は軍隊で言えば、裏切り行為であり、マイルズ大佐が怒った原因を作ったのは間違いありません。
『アバター』と他の映画を比較
映画『アバター』と、他の映画を比較してみたので、参考にしてみて下さい。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
世界的に大ヒットしたアバターの続編が、ついに今日(2022年12月16日)に、日本の多くの映画館で上映されます。
CCで、ここまで美しい世界観を作り上げる事ができるのか?と世界を震撼させましが、その続編という事もあり、どんなストーリーが展開されるのか?凄く楽しみですね。
『もののけ姫』
アバターを見て思った事は、ストーリーがジブリ映画『もののけ姫』に酷似している事ですね。
まず、人間の男性が、原住民の女性に恋をして、その開発を止めるのは、アシタカがもののけ姫になったサンに恋をして、シシ神の殺害を止めようとした事に似ている気がします。
ただし、映画というのは、色々な作品を参考にしながら、よくしていく所もあるので、それだけジブリ映画が世界に良い影響を与えたと言えるかもしれません。
映画『アバター』のまとめ
アバターを見た感想について、詳しく解説します。
映画『アバター』のオススメ層
リアルなCGにより、今までにないビジュアルを実現させた映画なので、どちらかと言えば、若年層向けの映画と言えます。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『アバター』の残念な所
マイルズ大佐は、原住民に最初は催涙弾と追い払おうとしますが、徹底的な反攻を受けて、虐殺するようになりました。
しかし、マイルズ大佐は、ジェイクが情報を提供していた時に「お前はよくやった、足が治るように取り計らった」と優しい言葉をかけた事もあり、部下思いの一面もあったのです。
それを考えたら、凄く残念な結果になってしまったなぁと思う所がありましたね。
映画『アバター』の見所
やはり、この映画の見所は、CGとは思えないほどリアルで美しい所でしょう。ストーリーは、ありがちな感じがして、目新しいものは感じませんが、美しさで成り立っていた感じがありますね。
ただし、CGだけではなく、実際に人間とCGを上手く融合させた所もあり、その組み合わせも見事でした。