オオカミと7匹の子ヤギで鍵を見つけられた理由を解説!映画『かがみの孤城』

映画『かがみの孤城』では、こころが友達から「オオカミと7匹の子ヤギ』を借りたら、なぜか秘密の部屋の鍵を見つけられたので、その理由について解説します。

映画『かがみの孤城』のキャスト

日本の2Dアニメ映画『かがみの孤城』は、2022年12月23日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&声優

  • こころ(声:當真あみ)おとなしい性格をした-中学生1年
  • リオン(声:北村匠海)サッカーが得意で爽やかな少年-中学生1年
  • アキ(声:吉柳咲良)しっかりした性格で、姉御のような生徒-中学生3年
  • スバル(声:板垣李光人)落ち着いた性格をした-中学生3年
  • フウカ(声:横溝菜帆)ピアノに全てを賭ける女子-中学生2年
  • マサムネ(声:高山みなみ)皮肉を言う性格でゲーム好き-中学生2年
  • ウレシノ(声:梶裕貴)惚れっぽい性格でぽっちゃりした男子-中学生1年
  • こころの母(声:麻生久美子)娘の事が理解できないでいる母親
  • 喜多嶋先生(声:宮﨑あおい)フリースクールの先生
  • オオカミさま(声:芦田愛菜)鏡の中の白に中学生たちを招き入れる
  • 伊田先生(声:藤森慎吾)
  • 養護の先生(声:滝沢カレン

映画『かがみの孤城』のストーリー

こころは、朝になると、お腹が痛くなるので、それを母親に伝えても、あまり信用してもらえず「それじゃ、学校へは行かないのね?」と強めに責められてしまう毎日を送っていました。

そんなある日、家にあった鏡が光り出してしまい、その中に吸い込まれてしまって、気がつくと、狼の顔をかぶった少女が立っていて「ようこそ」と言ってきますが、怖くなり逃げ出そうとします。

しかし、オオカミさまと名乗る少女は、強引にお城まで連れて行き、そこには6人の中学生たちが待っていました。

かがみの孤城では、秘密の部屋があり、そこに入る鍵を見つけて、入れたら、どんな願い事でも叶えられるというのです。しかし、注意しなくてはいけない事があり、それは夕方5時を過ぎたらお城から帰らなくてはいけないという事でした。

もしも、1人だけが5時を過ぎても、お城にいたら、本物の狼に食べられてしまい、団体責任として、他の6人も食べられてしまいます。

7人は、鍵を探していくうちに、全員が同じ中学校である事が分かりましたが、それぞれ現実の世界では、なぜか会えなかったのです。

仲間たちは訳が分からなかったのですが、こころが自宅にいる時に鏡が割れてしまい『な、なに?』と驚くと、仲間たちが「アキがルールを破った!5時を過ぎても、お城にいてしまい、狼に食べられたんだ」

こころは『なんで、そんな事を?』と驚きますが、アキたちを救うために、秘密の部屋の鍵を見つけようとしますが、仲間を救い出す事が出来るのでしょうか?

『オオカミと7匹の子ヤギで鍵を見つけられた理由』

こころが、友達から『オオカミと7匹の子ヤギ』の絵を借りたら、なぜか秘密の部屋の鍵を見つけられました。

なぜなら、この物語にヒントが隠されていたからです。

参照元http://hukumusume.com/douwa/pc/world/02/03.htm

オオカミと7匹の子ヤギでは、7匹の子ヤギは、お母さんヤギから「世の中には悪いオオカミがいるから、オオカミが私のフリをして入ろうとしても入れてはいけないよ」と言って、外出していきました。

子ヤギたちは「分かった」と返事をしますが、オオカミは想像以上にずる賢い生き物で、チョークを食べてお母さんそっくりの声に変えて、小麦粉で足を真っ白にして、やってきました。

子ヤギたちは『お母さんそっくりの声だし、足もヤギの色だから、お母さんに違いない』と安心して入れてあげると、オオカミが襲いかかり、7匹の子ヤギたちは急いで隠れました。

  • 一匹目:机の下
  • 二匹目:ベットの中
  • 三匹目:火の入ってないストーブの中
  • 四匹目:台所の戸だなの中
  • 五匹目:洋服ダンスの中
  • 六匹目:洗濯おけの中
  • 七匹目:大きな時計

オオカミたちは、大きな時計の中に入っている子ヤギだけを見つけられず、他の六匹を食べてしまい、後になって帰ってきたお母さんヤギは泣き崩れてしまったのです。

しかし、お母さんヤギは、眠っているオオカミを見つけ出して、お腹から子ヤギたちを次々に救い出して、石を詰め込んで、お仕置きをしてあげました。

かがみの中の孤城では、それぞれ『X(バツ印)』が書かれてあり、子ヤギたちが隠れている所に、Xがあって、そのXを見つけ出していき、Xをある場所で解放してあげたら、光の階段が大きな時計までつながっていきました。

この大きな時計の中にこそ、秘密の部屋の鍵があり、オオカミと7匹の子ヤギで、狼が見つけられなかった場所がヒントになり、鍵がある事が分かったという訳ですね。

かがみの孤城』と他の映画を比較

映画『かがみの孤城』では、中学生たちが不思議な城に迷い込んでしまって、戸惑ってしまいます。

実は、このような映画は、他にもあって、それが『雨を告げる漂流団地』です。

雨を告げる漂流団地では、子供たちが、昔、住んでいた団地に入り込んだら、いつの間にか団地が海に漂流してしまい、どうやったら、元の世界に戻れるのか?悪戦苦闘していきます。

どちらとも、子供たちが謎の多い世界で、奮闘していくので、この先、何が起きるのか分からない展開が面白いですね。

映画『かがみの孤城』のまとめ

引用:https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/

かがみの孤城を見た感想について、詳しく解説します。

映画『かがみの孤城』のオススメ層

かがみの孤城は、アニメですが、SF映画としては、かなり完成度の高いストーリーになっているので『アニメ映画は、ちょっとなぁ』と思っている方でも、SF映画が好きな方には、オススメしたい映画です。

7人が同じ中学校なのに出会えない理由や、こころ達に優しく接してくれる喜多嶋先生が意外な人物である事が判明して、その意外性には思わず、うならされるものがありました。

  • SF映画が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『かがみの孤城』の残念な所

こころ達の多くは、学校に行けなかったのですが、その理由はあまりにも酷いイジメが原因であり、見るのも嫌になるものがありました。

しかも、アキが5時を過ぎてまで、お城に隠れてしまった理由も、家族からのひど過ぎる接し方が原因であり、これは、小さい子供にはトラウマになりそうなストーリーなので要注意です。

映画『かがみの孤城』の見所

ひどいイジメには、辟易(へきえき)するものがありましたが、意外性のあるストーリーで、見応えが十分でした。

ストーリーが進行していくうちに『なるほど、そういう事だったんだな』と思う所があり、推理映画が好きな方でも楽しめる映画になっていましたね。