ピリパッパがサーラ(浜辺美波)を憎んだのは国のため?映画『金の国 水の国』

映画『金の国 水の国』では、ピリパッパがサーラ(浜辺美波)を憎んだのは国のためだったので、その理由について詳しく紹介します。

映画『金の国 水の国』のキャスト

日本のアニメ映画『金の国 水の国』は、2023年1月27日に公開されました。

監督&脚本&原作

登場人物&声優

  • サーラ(声:浜辺美波)金の国アルハミトの王女
  • ナランバヤル(声:賀来賢人)水の国ナランバヤルに住む建築士
  • サラディーン(声:神谷浩史)金の国アルハミトのイケメン俳優
  • ライララ(声:沢城みゆき)サーラとナランバヤルを助ける女性
  • ジャウハラ(声:木村昴)投獄されていた学者
  • レオポルディーネ(声:戸田恵子)金の国アルハミトの第一王女
  • ピリパッパ(声:茶風林)ラスタバン三世に仕える右大臣
  • オドゥニ(声:てらそままさき)水の国のバイカリの族長
  • ラスタバン三世(声:銀河万丈)金の国アルハミトの国王

劇中歌

映画『金の国 水の国』の劇中歌は、琴音さんの『Brand New World』です。その力強くて、伸びのある歌声は、揺れ動く2つの国を連想させるかのようで、凄く素敵ですね。

映画『金の国 水の国』のストーリー

サーラは、金の国の王女でしたが、父王の命令で、水の国から送られる技術者を婿に取る予定でした。

ところが、送られてきたのは動物だったので、女中は「なんという無礼な!」と憤りますが、もしも、この事が王に知られたら、また金の国と水の国との間で戦争が起きてしまうと考えて、この事は秘密にしました。

それは、水の国も同様であり、技術者のナランバヤルのもとに、金の国から美女が送られる予定だったのに、動物が送られてきたので『これでは結婚する事ができないな』とウンザリとしてしまいます。

ところが、サーラが飼う事になった動物が逃げ出してしまったので、追いかけていったら、そこはもうすでに水の国でした。

そこで、ナランバヤルと出会う事ができたので、両国で戦争が起きないように「あの、良ければ、私の婿の振りをして、お姉様に会ってもらえないでしょうか?」と頼み込みます。

しかし、水の国とは開戦すべきと考えていたピリパッパは、そんな王女を憎たらしいと考えて、無実の罪を着せて、投獄しようと企みます。

サーラは王女だったのに、追いかけられる事になりますが、この先どうなってしまうのでしょうか?

『オドゥニから非難されるほどサーラが肥満になった理由』

引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/character/

ピリパッパは、家臣の分際で、王女であるサーラ(演:浜辺美波)を投獄しようと考えていましたが、これは国を考えての事でした。

なぜなら、金の国は、何もかも豊富にそろっていたのに、水だけが不足していたからです。

水の国は、現代で言えば経済制裁を受けていて、水だけは豊富だったのに、それ以外は何もかも不足している状況でした。

サーラとナランバヤルたちは、両国が国交を再開して、水の国が水門を開いて、金の国が経済制裁を辞めれば、両国が幸せになれるハズと思っていたのです。

しかし、ピリパッパは、水の国が水をくれる訳がないと思って、水の国を占領して、枯渇しようとしていた水を手に入れる事が、金の国にとって最善の策と思っていた訳ですね。

そのためには、サーラが邪魔であり、憎んでいたのですが、彼なりに国を思えばこその考えだったのでしょう。

映画『金の国 水の国』のまとめ

引用:https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/

浜辺美波さんが、アニメ映画で声優として参加していたので、ファンにとっては待望の作品だった事でしょう。

ピリパッパは、サーラにとって敵ですが、二人とも国を思っての行動だったので、色々と考えさせられるアニメ映画です。