早川逸馬（宮野真守）が拷問された理由は薩摩に関係あり？朝ドラ『らんまん第22話』

引用：https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん第22話』では、早川逸馬（宮野真守）が拷問されるほど、恐れられた理由は、薩摩に関係している可能性があるので詳しく紹介します。

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

竹雄は、すぐに峰屋に戻り、槙野万太郎が集会にいただけで、警官隊に捕まった事を伝えると、周りから「竹雄！なんで、若旦那だけを」とは批判されてしまいます。

峰屋の者たちは、急いで高知の警察署へ行こうとしますが、槙野タキは「待ちや、ワシも行こう」

その頃、槙野万太郎は、警察から「お前は、峰屋の当主じゃろう？それが政府の打倒を目指すとは？峰屋がどうなっても構わんがか」「いや、それだけは！峰屋はまっとうな商いをしちょります」

「どういって、ちょっと話し合っただけで」「黙れ！お前も結社の一味じゃろうが。いつまで、そう言えるかのぉ？」

槙野万太郎は、早川逸馬の所まで連れていかれますが、そこでは紐で縛られて、顔を水に突っ込まされて拷問を受けていました。

警官は「峰屋は金を稼いでいた、その金を渡されていたんじゃろう。素直に白状すれば、そいつと交代じゃ」と迫りますが、それでも早川逸馬は何も答えようとしませんでした。

槙野万太郎は、たまらず「言います！わしは」と言いかけると、早川逸馬が「仲間じゃないき！そんな奴。おまんら、無能じゃのぅ。呆れて言葉が出てこんかったわ」

「そいつは、たまたま、そこにいただけじゃ。間抜けな顔をして、ええ金づるじゃと思って、引っ張り出そうとした。ちょいっと持ち上げて、金吸い上げちゃる気じゃった」

警官は、槙野万太郎が結社の一味でない事や、峰屋の働きかけもあり、ついに釈放してあげます。

しかし、槙野万太郎は自分だけ釈放される事に、罪悪感を抱いてしまいますが、いつになったら植物学にまい進できるのでしょうか？

明治政府が、早川逸馬（宮野真守）を拷問するほど、恐れているのは、それだけ反感を持たれていたからです。

江戸時代までは、士農工商という身分制度があり、武士が一番偉かったのに、身分制度を撤廃した上に、廃刀令を制定して、武士たちから刀まで取り上げました。

しかも『廃藩置県』まで断行して、武士が忠義を誓った藩まで無くなったのです。

政府は、勝利した側の薩長で多くを固めていて、不満を抱いている武士は多くいました。

同じ薩摩でも、強引なやり方に反発を抱いている武士は多くいて、西郷隆盛と共に、西南戦争まで引き起こしてしまいます。

そのような事もあって、明治政府は、少しでも反乱が起きないように、集会すら許したくなくて、このような暴挙に挑んでしまったのでしょう。

第22話では、早川逸馬（宮野真守）が拷問されてしまいますが、槙野万太郎のためを思って、嘘をついたのは立派でしたね。

これで、槙野万太郎は解放された訳ですが、いつになったら、東京へ戻れるのか注目したいです。