松雪泰子の演技力!下手なのか上手なのか作品別に紹介

松雪泰子さんの演技力が高いのか?興味がある方は多いと思うので、演技が下手なのか上手なのか、作品別に紹介します。

松雪泰子の『アナザヘヴン』の演技力!下手か上手か微妙

映画『アナザヘヴン』では、早瀬マナブ刑事(演:江口洋介)が、奇妙な連続殺人事件を捜査していました。

その事件とは、被害者の頭から脳みそをえぐりだして、その脳みそを使って料理にするもので、シチューやカルボナーラなどが作られていました。

早瀬マナブは、恋人の大庭朝子(演:市川実和子)に協力してもらいながら、犯人が女性である事をつきとめますが、犯人と思われていた女性は生き絶えてしまいます。

ところが、この事件は人間に寄生するものが犯人であり、その得体の知れないものは、やがて、女医の笹本美奈(演:松雪泰子)に潜り込もうとします。

松雪泰子さんは、この映画では静かに微笑み、早瀬マナブ刑事に忍び寄ったり、暴力に怯えたりしますが、リアリティーのある演技で、凄く上手でした。

ただし、表情にあまり変化はないので、その辺りで演技が下手と思ってしまう方もいるかもしれませんね。

松雪泰子の『夕暮れに手をつなぐ』の演技が上手に見えるポイント

ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』では、浅葱空豆(演:広瀬すず)が婚約者を信じて上京したのに、相手はアッサリと他に好きな女性がいると言って、婚約を破棄する羽目になってしまいます。

しかし、ミュージシャン志望の海野音(演:永瀬廉)と出会う事により、自分も好きなファッションに生きる夢を追うようになっていきます。

凄腕のファッションデザイナーに弟子入り出来て、順調に活躍していきますが、師匠が自分のアイディアを盗んでしまってショックを受けてしまいました。

そんな時に自分を捨てて、実家に預けていった母親・浅葱塔子(演:松雪泰子)が、ファッションデザイナーとして活躍していたので、プライドを捨てて母親の力を借りようとします。

www.akira-movies-drama.com松雪泰子さんは、母親に頭を深くさげて、娘をあずけようとする役を演じていて、その時は情けない顔をして、どうしようもない母親を見事に演じきっていました。

その後に、娘が大きな見返りを求めてきた時に、少し戸惑いながら『それでこそ、私の娘』と思って、ゆっくりと表情を変えていきます。

不自然さを感じない表現力は、さすがベテラン女優と思えるものがあり、松雪泰子さんの演技が上手に見えるポイントでしたね。

松雪泰子の『ペンディングトレイン 』の演技は下手?

ドラマ『ペンディングトレイン』では、寺崎佳代子(演:松雪泰子)たちが電車に乗って、いつもと変わらない朝が過ぎようとするハズでした。

ところが、地震が起きてしまい、電車は大きな火花を散らしながら、緊急停止します。外へ出ると、周りは大自然が広がっており、2023年から2026年にたいムワープしていたのです。

引用:https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/

寺崎佳代子たちは、それでも色々と試行錯誤していったら、再びタイムワープして、2026年5月1日にタイムリープして、現代に戻れなくても、市街地に戻る事に成功します。

家族と再会して大喜びしますが、周りは未来から戻ってきたと主張する事について、色眼鏡で見てきて、苦悩する仲間が続出してしまいます。

www.akira-movies-drama.com松雪泰子さんは、どうしてタイムワープしたのかと参ってしまいますが、いきどおってしまうシーンの時の表情とあまり変わらなかったので、あまり演技が上手に見えませんでした。

松雪泰子さんは、表情をゆっくりと変えていくのは上手ですが、表情を大きく変える事をしないので、その辺りは少し演技が下手に見えてしまう所ですね。

松雪泰子の演技力のまとめ

松雪泰子さんは、表情があまり大きく変わらないので、演技力が低いと思ってしまう方は多いかもしれません。

しかし、松雪泰子さんは、同じ笑顔や、同じシリアスな表情のように見えても、少しだけ目力や喋り方の強弱を変えています。

そのため、よく注目して見たら、同じような表情に見えても、登場人物の心境が少し変わってみえるのがよく分かります。