映画『モスラ』で小美人がサイレンの音で出て来る理由を紹介!(1961年)

映画『モスラ(1961年)』では、小美人が危険を承知で、サイレンの音に反応して、出てきてしまい捕まってしまいました。

なぜ、小美人は危険を承知で、サイレン音に反応してしまうのか?その理由について、紹介しています。

映画『モスラ(1961年)』のキャスト

日本の怪獣映画『モスラ(1961年)』は、1961年7月30日に公開されました。

監督&脚本&原作

登場人物&俳優

  • 福田善一郎(演:フランキー堺)すっぽんと言われる日東新聞記者
  • 花村ミチ(演:香川京子)福田善一郎と一緒に仕事をする新聞記者
  • 中條信一(演:小泉博)言語学者
  • 中條信二(演:田山雅充)ネズミをペットにしている少年
  • 小美人(演:伊藤エミ)ネルソンに捕まってしまう小人
  • 小美人(演:伊藤ユミ)ネルソンに捕まってしまう小人
  • クラーク・ネルソン(演:ジェリー・伊藤)強欲な性格をした人物

映画『モスラ(1961年)』のストーリー

日本では、ネルソンが排他的な態度を取っていて、花村ミチは「あのネルソンっていうの、何か隠しているような気がする」と怪しんでしまいます。

調査船が、放射能にまみれたインファント島を目指して出港していきますが、相変わらずネルソンは新聞記者たちを邪険に扱ってしまいました。

調査員たちは、島にたどり着くと、小さき妖精のような二人組の小美人と遭遇します。

ネルソンは、良い土産になると思って捕まえてしまうので、日本人たちが「可愛そうだ、離してあげるべきだ」と言っても、聞き入れようとしません。

そこに、原住民たちが囲んできて、釈放するように要求するので、ネルソンは一時的に小美人を釈放します。

しかし、夜中にネルソンはひそかに密林へ入っていき、サイレンのような音を出して、小美人を誘い込み、捕まえてしまったのです。原住民が再び包囲しようとしたら、今度はピストルで追い払ってしまいました。

ネルソンは、日本まで小美人を持ち帰ってしまうので、福田善一郎たちは何とか逃がしてあげようと奔走すると、顔だけはあわせてもらう事になりました。

福田善一郎は「希望は捨てないでね、君たちに同情的な人は多くいるんだ」と話しかけると、小美人は「ありがとう、私たちは必ず島に戻れます、でも」

「…でも、なんです?」「私たちが戻れる代わりに、ここにいる人たちに大いなる不幸が訪れます」「どうして?」「モスラがきます。私たちを助けるために」

福田善一郎は『このままでは、大変な事になる』と焦ってしまいますが、原住民の踊りと歌により、大きな卵からモスラが生まれて、日本へ飛びだっていきました。

モスラは、小美人を助けるために、大きな羽をはばたかせる事によって、凄まじい暴風により、車や人が次々に吹っ飛んでいきました。

日本では多くの犠牲が出ていきますが、それでもネルソンは小美人を返そうとしません。はたして、日本や小美人はどうなってしまうのでしょうか?

『小美人がサイレンの音で出てきてしまう理由』

小美人は、捕まる危険があるにも関わらず、サイレンのような音が出ると、なぜか草陰から出てきてしまって、ネルソンに二度も捕まってしまいました。

なぜ、捕まる危険があるのに、サイレンのような音がすると出てきてしまうのでしょうか?

それは、神秘的な歌や踊りが長く語り継がれた島に住んでいたので、独特なサイレン音を聞いてしまうと、どうしても体が反応してしまうのでしょう。

小美人は、特殊な歌でテレパシーを使う事もできるので、その能力も音に反応しやすい体になっている可能性があり得ます。

モスラ(1961年)』と他の映画を比較

1961年から、35年も経ち、1996年になると、新たな映画『モスラ』が上映されました。

私が、モスラを初めて知ったのは、この映画でしたが、その美しい歌声や、小美人の可憐さは、よく覚えています。

モスラや怪獣との果てなき戦いは、今作以上の迫力があり、見応えがあります。

さらに、現代でも活躍している山口紗弥加さんの若き姿も見られるので、何かと見所の多い映画ですね。

映画『モスラ(1961年)』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

モスラ(1961年)を見た感想について、詳しく解説します。

映画『モスラ(1961年)』のオススメ層

可愛らしい小美人やモスラが活躍する映画であり、あまり残酷なシーンも出てこないので、わりと小さな子供でも見やすい映画になっています。

ただし、少しだけ出血している人間が登場する所があるので、その辺りは注意が必要ですね。

  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『モスラ(1961年)』の残念な所

現代人が見てしまうと、やはり令和に上映される怪獣映画に比べたら、迫力不足というのは否めません。

そのため、お金をかけた映画を見たい方は、魅力的に感じられない可能性はあり得ますね。

映画『モスラ(1961年)』の見所

少しレトロな感じもあって、模型を多く利用しているので、そういったものに魅力を感じる方には、オススメの映画ですね。

近年の映画『モスラ』の小美人とは、違う方たちが登場しているので、最近になって見た小美人とは、違う方たちを見られるのも大きな見所です。

さらに、ネルソンのいかにも悪そうな表情や喋り方がよく出来ていて、しっかりとしたダークヒーローがいて、ストーリーが盛り上がりましたね。