ドラマ『ゼイチョー 〜「払えない」にはワケがある〜 第3話』では、出渕恵美(演:大西礼芳)が偽装離婚をして点数を稼ぐ事にょり、子供を保育園に入れようとしました。
しかし、偽装離婚をしても、子供を保育園に入れられないケースもあるので、詳しく紹介しましょう。
ドラマ『ゼイチョー』のキャスト
ゼイチョー 〜「払えない」にはワケがある〜は、2023年10月14日から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:三浦駿斗
- 演出:河合勇人&鯨岡弘識&長沼誠
登場人物&俳優
ドラマ『ゼイチョ』の登場人物や、俳優たちは以下の通りです。
みゆきの市役所の納税課徴税第三係
- 饗庭蒼一郎(演:菊池風磨)みゆきの市役所納税課の徴税吏員
- 百目鬼華子(演:山田杏奈)みゆきの市役所納税課の新人徴税吏員
- 浜村宰(演:白洲迅)納税課徴税第三係の徴税吏員
- 増野環(演:松田元太)徴税吏員でも、性格が優しすぎて徴収が苦手
- 加茂原健介(演:鈴木もぐら)市民から嫌われる仕事にうんざり気味
- 鷺沼宏樹(演:猪塚健太)納税課徴税第三係では最年長な人物
- 橘勝(演:光石研)係長
みゆきの市役所の納税課徴税第一係
- 日比野みのり(演:石田ひかり)第三係をライバル視している係長
その他の人物
- 相楽義実(演:本郷奏多)みゆきの市の副市長
- 越川珠代(演:石野真子)みゆきの市役所食堂のパート従業員
- 奥林礼二(演:結木滉星)饗庭の財務省勤務時代の同期
- 羽生詩織(演:市川由衣)元徴税吏員
- 板谷(演:中田クルミ)保育課で働く女性
- 木下裕介(演:小関裕太)年収450万円あっても税金を滞納
- 瀬戸知宏(演:見津賢)理想のシングルファザーと言われる男性
- 出渕恵美(演:大西礼芳)シングルマザー
ドラマ『ゼイチョー 第3話』のストーリー
百目鬼華子は、年収450万円もあるのに税金を滞納している市民がいると知って「450万円もあるのに?」と納得できませんでしたが、饗庭蒼一郎から「年収があっても滞納する人はいるの」
饗庭蒼一郎は、後輩の増野環と一緒に保育課にも協力を仰ぎ、3人で滞納者・木下裕介に会おうとします。
木下裕介は、シングルファザーで、仕事と育児を一人でこなしていたので、子供がいる保育園まで足を運びますが、そこには、もう一人のシングルファザー・瀬戸知宏がいました。
SNSで有名になっているほどの人物で、仕事と育児の両方を完璧にこなしていて、保育園で、かなり高い人気を誇っていたのです。
増野環と保育課の職員は、何とか滞納者の木下裕介に会う事はできますが、仕事と育児に疲れ切っていても、ひとり親を支援する制度を利用しようとせず、税金だけは少し払って済ませました。
増野環は、仕方なく役所に戻ると、事情を知った百目鬼華子が「それで…」と文句を言いかけると、饗庭蒼一郎が横から「それで帰ってくるなんて、信じられません」とモノマネしてしまいます。
百目鬼華子は、話の腰を折られてしまい『いまいましい』と思ってしまうのです。
ところが、そのあとに理想のシングルファザーと言われた瀬戸知宏が、出渕恵美と偽装離婚をして、行政から不正に支援を受けようとしている疑いが浮上してしまいました。
百目鬼華子は「不正受給は犯罪なのに」と憤ってしまいますが、上司の命令で、木下裕介を家宅捜索するように命じてしまうのです。
はたして、このまま、シングルファザーで大変な人物の所に、家宅捜索して財産を没収してしまうのでしょうか?
『偽装離婚しても子供を保育園に入れられないケース』
子供を保育園に入園させるには『基本指数』と『調整指数』と呼ばれるものがあり、点数が高いほうが、保育園に入園できる可能性が高くなります。
シングルマザーは、基本指数が高いので、優先的に保育園に入れやすいので、なかなか保育園に入園できない夫婦が、止むを得ず、偽装離婚をするケースが増えているのです。
参照元:https://mikata-ins.co.jp/lab/rikon/120921
しかし、働かなくても年収が高い場合には、シングルマザーでも点数が上がらず、子供が保育園に入園できない場合もあるので、偽装離婚したからと言って、必ず子供を入園できるとは限りません。
そのため、日本が育児しづらい国になっているとは言え、偽装離婚はしないで、他の方法を調べたほうが良いでしょう。
例えば、東京都内にある『認証保育所』を検討してみるのも良いですし、ベビーシッターを考えてみたほうが良いケースもあります。
参照元:https://sitter.kidsna.com/article/childcare/1533
お金がなくて、ベビーシッターを頼めない場合は、やはり親戚か親に頼る事も考えたほうが良いでしょう。
ドラマ『ゼイチョー 第3話』の見所とまとめ
第3話では、偽装離婚をして、子供を保育園に入園させようとしましたが、これは日本のいびつな社会システムのせいとも言えますね。
待機児童の数を表面上でも減らすような小細工をしていましたが、これは自殺者も同様でしょう。
日本は、以前まで年間の自殺者が3万人もいましたが、最近は3万人を下回っていますが、これも小細工をして、数だけ少ないように見せかけている可能性が指摘されています。
参照元:https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1212/11/news018_3.html
(自殺の疑いが強いのに、変死体扱いにして、自殺者としてカウントされていないケースがあります)。
根本的な原因を解消しない限りは、日本の少子高齢化が進み、自殺者が減っていくのは難しいでしょう。